大連立構想 旗振り役はナベツネ

福田首相、党首会談で連立協議を打診 - MSN産経ニュース
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この件について、「 (政局ウォッチ)「大連立」は「アリ」なのか - 途転の力学」経由でわかったのは、大連立構想の旗振り役になったのが読売新聞の渡辺恒雄だということ。

大連立構想の旗振り役となったのは参院選後に読売新聞の渡辺恒雄・グループ本社代表取締役会長だ。自民、民主両党の幹部らに「自民、民主で大連立を組み、憲法社会保障改革などを一気に進めた上で中選挙区制に戻すべきだ」と力説して回ったとされる。

http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/071031/plc0710310133001-n1.htm

これと連動し、中川、山崎両氏のほか、古賀誠選対委員長、武部勤元幹事長、中曽根康弘元首相らも相次いで大連立構想に言及した。渡辺氏は福田政権樹立にも一役買っており、首相も「選択肢の一つ」と考えている節がある。

http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/071031/plc0710310133001-n2.htm

「途転の力学」さんも指摘しておられるが、自民党のもっとも根源的な目標は、与党でいること、だ。
これは首相になる前の小泉純一郎が『SIGHT』vol.2での田中秀征との対談でも言っていた。「自民党は与党でなければだめな政党なんだよ」って。
いまの段階では福田首相が小沢に連立政権協議を打診したということしかわからないが、下手をするとほんとうに日本はソ連末期みたいになっていくのではないだろうか。もうなってんのかな。自民党、本来は異端というかコメディ・リリーフみたいな役回りの小泉が救世主にならざるを得なくなった時点でもう壊れてたんじゃないかと思ったりするんですけどね。小泉は「自民党をぶっ壊す!」と叫んで人気者になったわけだし。
日本には大政翼賛会というのが過去にありましたね。
大政翼賛会 - Wikipedia
どうなっちゃうんだろう。政界再編はあってもおかしくないと思うけど、こんな大連立はいやだな。