野生のペタシ (Le pédant sauvage)

Formerly known as 「崩壊する新建築」@はてなダイアリー

2012年のまとめ

先ほど、日付が変わる少し前になんとか年賀状を書き終えた。やれやれ。
何だか今年もあっという間だった気がするなあ。それはつまり、老化が進んだということなのだろう。じっさい基礎代謝が落ちてるってのは実感するし、めっきり小さい文字が見えなくなってきたし。老いたな俺様。まあ45歳にもなれば、ある程度はしょうがない。むしろ遅い方かもしれない。
そんな老化が進む中、海外出張4回っていうのはけっこう堪えた。実は昨年も海外には4回行っているのだけど、そのうち1回はプライベートの旅行だし、出張のうち1回は中国だったし。それが今年は全部仕事でしかも欧米、なおかつ後半の6月以降に集中していて特に6月から8月まで3ヶ月連続っていうのはさすがにちょっとつらかった。
さて今年から、読んだ本はこのブログだけでなくてブクレコにも記録している。まあ内容はほとんど同じだけど。こちらの方が何かと便利なこともあるし、FacebookTwitterとの連携もしやすいし。で今年読んだ本は94冊で、ちょっと少なめ。これはおそらく、FacebookTwitterにアディクトしているのがひとつの原因ではないかと思うのだ。あんまり良い傾向ではないな。とはいうものの、これらSNSで得られる情報というのも何かと貴重なものがあるし、一概に否定はできないのだけど。
そんな中で今年の一冊を選ぶとするなら、うーんやっぱり「大阪アースダイバー」かな。
大阪アースダイバー
あとやっぱり待望の「1Q84」文庫化ね。
1Q84 BOOK1〈4月‐6月〉前編 (新潮文庫)
新刊じゃないけど「生き延びるためのラカン」も秀逸。
生き延びるためのラカン (ちくま文庫)
そしてCD、数えてみたら今年は39枚も買ってた。馬鹿じゃないのか。
正確には39枚どころではないのだ。実はボックスセットがパブロ・カザルス
Complete Published EMI Recordings 1926-1955
ドビュッシー
DEBUSSY
グレン・グールド
Glenn Gould Plays Bach, Beethoven, Schonberg, Weber and Berg
そしてつい先日もポリーニのショパン
Chopin
と実に4セットも買っている。頭おかしいんじゃないか。
それでもまあ今年の一枚を選ぶとするなら、上原ひろみ君の"MOVE"かな。
ムーヴ(初回限定盤)(DVD付)
御大リー・リトナーの"Rhythm Sessions"もカッコ良かったけどねー。
Rhythm Sessions

2012年もよく飲んだが、5日ぐらいは休肝日があったと思う。2013年はこれを7日ぐらいに増やすと良いかもしれない。
んじゃま、そゆことで。