採用基準

採用基準

採用基準

マッキンゼーが求めてきた人材、日本企業や日本に必要な人材像について語られている。
本の学校や企業での教育では触れなれないリーダーシップこそが求められている。管理能力でも、調整能力でもなく、リーダーシップ。目標を掲げ、先頭を走り、決断し、伝える。リーダーシップはリーダー職だけのものではなく、メンバーが皆もつべき資質。
チームがコミットした目標、企業が掲げている目標を達成して成果を挙げるために、優先度の低いことにとらわれず、全力を尽くす。
世界屈指のコンサルティング ファームがフォーカスしている採用基準、人材育成のポイントだが、誰でも読めば納得するし、どこの企業だってそうした方がいいと思うだろう。
しかし、出る杭が打たれ、決定は先送りされ、空気を読み、失敗は許されないからリスクを恐れる日本では、それは実現されない。調整型の人間ばかりが作られていく。
今からでもリーダーシップを発揮してみようとモチベートされる反面、日本の将来に関してはかなり不安な気持ちになる。