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2014年-04月-18日

7月26日に京都で「調査報道セミナー2014夏in関西」

 案内をいただいたイベントのお知らせ(概要)です。

 参加費が必要で要予約。詳細は以下のブログに。

 実行委員会のブログ http://tyousahoudou.blog.fc2.com/

調査報道セミナー2014夏in関西


7月26日(土)13:00〜17:30(12時50分開場)

キャンパスプラザ京都・第4講義室

メディアの信頼回復が急務と言われています。

特定秘密保護法が成立し、権力を監視する記者の役割がますます重要になっています。

そのカギを握る「調査報道」。それをどう実践していくのか。

現場経験が豊かな新聞人、テレビ人を招き、方法論や考え方などを聞き、そのノウハウを幅広く共有する試みです。

「2012春」「2012夏」「2013冬」に続いて、今回は4回目。

これまでと同様、会社員記者、フリー記者、研究者、学生など調査報道に関心を持つ人に集まってもらい、議論する予定です。

「調査報道」に興味のある方は、どうぞ足をお運び下さい。


プログラム

【コーディネーター】

高田昌幸さん(高知新聞記者)


【報告1】原発事故を重層的に検証 13:10〜14:25(質疑25分)

宮知己さん(朝日新聞デジタル委員)

東京電力テレビ会議記録の公開を迫るキャンペーンを展開、開示映像から音声部分を文字化した。東電本店、福島第1原発の現場、官邸福島で起きた出来事を同時間で重ね合わせ、その時、何が起きていたのを詳細に分析した。


【報告2】福島県の健康調査の実態を詳らかに 14:40〜15:55(質疑25分)

日野行介さん(毎日新聞記者)

 福島第1原発事故を受けた「県民健康管理調査」の第三者委員会の前に、秘密会を開いて県と第三者委が意見調整している実態を明らかにした。被ばくによる健康被害を小さくみせるためであることを証明した。


【報告3】防衛機密の壁を越える 16:10〜17:25(質疑25分)

石井暁さん(共同通信編集委員

 5年半の取材を経て、陸自の秘密情報部隊「別班」が冷戦時代から、首相防衛相にも知らせず独断で海外情報活動をしていたことを報じた。文民統制を完全に逸脱した行為の問題点を追及する。


会 場:キャンパスプラザ京都・第4講義室(JR京都駅前)

主 催:調査報道セミナー実行委員会

日本ジャーナリスト会議

アジア記者クラブ

平和・協同ジャーナリスト基金

同志社大社会学部・小黒純研究室

2014年-03月-30日

閉館する交通科学博物館の展示「戦争と鉄道」

 わたしが大阪を去るのと前後して、大阪の交通科学博物館が4月6日、閉館します。大阪市のJR大阪環状線弁天町に隣接。「交通科学館」として1962年に開業し、鉄道に特化せず車や航空機まで広く交通をテーマにしていました。何より実物の鉄道車両の保存が充実していました。収蔵物は京都梅小路蒸気機関車館と一体で2016年春にオープンする「京都鉄道博物館」に引き継がれるとのことです。

※交通科学博物館トップ http://www.mtm.or.jp/

 ことし1月、訪ねてみました。初めて来たのは、北九州市に住んでいた小学校の5年生か6年生のころ。大阪に住む親戚の元を訪ねた折でした。3年前に大阪に転居して間もなく再訪しています。3度目となる今回、館内に「戦争と鉄道」のコーナーがあるのに気付きました。第2次大戦中のものらしいポスターには、鉄兜姿で小銃を手にした兵士が口に手を当て何事か叫んでいる様子が描かれています。「飛行機も軍艦も弾丸も石炭からだ!」「たのむぞ石炭」の文字。発行元は「軍需省」と「石炭統制会」。列車内で乗客に回覧されたというプリントもありました。「一機でも一発でも、これを一刻も速く前線に送りつけること―これが今日ほど急を告げているときはありません」との書き出し。軍事物資の輸送を最優先とするために、旅行の自粛を呼びかけています。「旅行申請書」「旅行証明書」の用紙も並んでいました。

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 蒸気機関車などの実物車両の展示に目を奪われて、うっかりすれば見過ごすところでした。そう、近代国家日本は戦争をする国でした。鉄道は国力の象徴であり、戦争遂行に重要な役割を担っていました。そのことを思い出させる貴重な展示でした。ぜひ、京都でも展示を引き継いでほしいと思います。


 先週、大阪から東京に無事引っ越ししました。3年余の大阪在勤中、お世話になりながらきちんとしたあいさつもできないままだった方も少なくありません。この場を借りて、あらためておわびとお礼を申し上げます。このブログも引き続き、コツコツと続けていこうと思います。よろしくお願いいたします。


※追記=2014年4月9日10時

 交通科学博物館は6日、予定通りに閉館しました。来館者は延べ1800万人以上とのことです。

 「大阪の交通科学博物館、歴史に幕 『52年間ありがとう』」(47news=共同通信)

 http://www.47news.jp/CN/201404/CN2014040601001150.html

2014年-03月-25日

「背を向ける有権者」「怒る無効票の山」「勝者不在 続く混迷」〜橋下氏再選を伝える在阪紙の紙面

 橋下徹氏が任期半ばで辞職して、持論の大阪都構想の推進のために仕掛けた大阪市の出直し市長選は23日、投開票が行われ、橋下氏が再選されました。NHK、大阪の民放テレビ各局とも、午後8時の投票締め切りと同時に一斉に「橋下氏が当選確実」のテロップを流す、いわゆる「ゼロ当確」(開票率0%での当選確実)でした。市議会議席を持つ公明自民民主共産の各党が候補擁立を見送った中で、橋下氏の再選それ自体はまったく揺るぎがありませんでした。しかし、事前の世論調査でも橋下氏の辞職と選挙自体に批判的な民意が示されていた通り、投票率は過去最低の23・59%に終わりました。橋下氏の得票は37万票以上に上った一方で、無効票は6万7500票、うち白票が4万5000票を占めました。こうした数字を眺めるにつけ、異例ずくめの選挙結果だと感じます。

 大阪で発行している(大阪市の有権者の目に直接触れる)全国紙5紙は、24日付朝刊の1面や社会面でこの選挙結果を大きく報じました。1面トップは朝日新聞毎日新聞産経新聞の3紙。読売新聞は準トップ、日経新聞は1面の真ん中あたり。ちなみに読売の1面トップは集団的自衛権の独自ダネでした。1面の本記は各紙とも選挙結果の数字が中心で、有権者や市民の反応などは社会面で大きく紹介しています。その見出しを並べてみるだけでも、やはりこの選挙自体が市民の支持を得られなかったと各紙が判断している様子が分かります。

 社説で取り上げたのは朝日、毎日、読売、産経の4紙。その見出しは、よりストレートに橋下氏と今回の手法への批判が示されています。

 以下に、各紙の1面と社会面の主見出し、社説の見出しを並べておきます。

▼1面

【朝日】トップ「大阪市長選 橋下氏が再選」「投票率 最低の23・59%」「維新の退潮鮮明・主要政党不参加響く」

【毎日】トップ「橋下大阪市長 再選」「投票率最低 23・59%」「得票半減 白票9%」

【読売】準トップ「橋下氏再選 投票率23%」「過去最低 無効は最多6万7500票」

    ※1面トップは「集団自衛権行使 限定容認」「『日本に重要な影響の場合』」「憲法解釈 安保懇案」

【産経】トップ「橋下氏再選 冷めた民意」「投票率最低23・59%」「都構想 協議へ転換 松井氏」

日経】「大阪市長に橋下氏再選」「投票率、最低の23・59%」

▼社会面

【朝日】「橋下流に白票の山」「背を向ける有権者」(見開き)

【毎日】「『投票所がらがら』」「『民意得たと言えぬ』」(見開き)

【読売】「怒る無効票の山」「不毛な選挙 勝者なく」(見開き)

【産経】「『任せたい』『批判の×や』」「橋下氏手法に 揺れた一票」

【日経】「勝者不在 続く混迷」「維新『都構想、信得た』」「他党 来年、統一候補も」

▼社説

【朝日】「大阪市長選 『信任』からはほど遠い」

【毎日】「橋下市長再選 市政、空転させただけだ」

【読売】「大阪市長再選 議会と調整問われる『都』構想」

【産経】「橋下氏再選 やはり『大義』はなかった」

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 出直し市長選は終わりましたが、大阪府政と大阪市政は大阪都構想をめぐって混乱の度を増すのかもしれません。

 わたしが3年前に東京から大阪に移り住んできた当時、橋下氏は大阪府知事でした。高い人気に支えられ、持論の大阪都構想を実現するために結成した大阪維新の会がどんどん支持を集めていました。その年の秋、橋下氏は府知事を任期途中で辞任し、任期満了による大阪市長選と同日に府知事選をぶつける大阪ダブル選を仕掛け、圧勝しました。以後は橋下氏の絶頂期で、国政政党の日本維新の会結成にまで進みました。

 この3年間、大阪でマスメディアの仕事に携わったわたし自身にとっても、橋下氏と維新の会の動向と、そのマスメディアの報じ方は最大のウオッチ対象でした。ここまでを振り返ってみて改めて思うのは、やはり橋下氏にとって政治は「自分探し」だったのではないか、ということです。政治家になってこれをやりたい、というコアを内面に持っていて、その気持ちをバネに政治家になったというよりも、人気先行で政治家になって、さあ、政治の世界で何をやろうか、とテーマを探し、それで目についたのが統治論、つまり大阪都構想だったのではないか、ということです。わたしはこの見方を自分の仮説としてきましたが、あながち外れていないのではないかと思います。仮に、大阪都構想を実現するために橋下氏が政治家を志したのだとすれば、今回の選挙のような、他党をすべて敵に回すような手法は決して上策ではないように思います。実は橋下氏が政治家として重くとらえているのは、大阪都構想の実現よりも、自分の方針に従わない他党、他者を徹底的に攻撃することの方のように、わたしには思えてなりません。推測ですが、橋下氏のその発想の根源にあるのは「選挙で勝った者がすべて正しい」というシンプルな割り切りではないか、とも考えています。

 この仮説に立って、橋下氏の言動や政治的・行政的実績を眺めてみると、腑に落ちる点も少なくありません。法律家でありながら憲法が定める基本的人権に無理解であるような一面があり、とりわけ教職員や公務員に対しては規律の維持を大義名分に、内心にまで踏み込むような条例を作ったのも、選挙で敵に回っていた職員組合に対して、選挙で勝った絶対的な勝者として振る舞ったということではないかと、わたしはみています。一時期、脱原発を明言して関西電力株主として強硬姿勢をみせていたのも、主義や信条としての脱原発ではなく、選挙の絶対的勝者である自分に関西電力が従わなかったことへの対抗姿勢だったのではないかと考えれば、納得できる部分があります。

 今回の出直し選で橋下氏は再選され、もちろん選挙の勝者ですが、しかし今までのように「選挙で勝った者がすべて正しい」と理屈で相手をねじ伏せるようなやり方が続けられるような、そういう選挙では到底なかったように思います。

 いずれにせよ、仮説はまだ仮説のままです。そろそろわたしは大阪を去ります。今までのような近さをもっては橋下氏の動向のウオッチはできないかもしれませんが、引き続き関心を持っていくことにしようと思います。


※以下は24日付の全国紙朝刊の記録です。いずれも大阪本社発行の最終版です。

【朝日】

1面トップ「大阪市長選 橋下氏が再選」「投票率 最低の23・59%」「維新の退潮鮮明・主要政党不参加響く」

1面「無効票 最多6万7506票」

1面「都構想 政策論争が必要」

2面・時時刻刻「民意動かず 維新危機」/「手法空回り 橋下氏姿なし」「都構想実現に黄信号」/「国政政党は『不戦敗』」/「陰る『選挙の顔』」

2面「『双方向』演説 効果は」「タウンミーティング 聴衆が質問」

社会面見開き見出し「橋下流に白票の山」「背を向ける有権者」

社会面「限られた選択肢」「都構想『急ぐ必要ない』65%」「本社出口調査

社会面「『人生初の棄権』『仲間つくって』」「支えてきた公明支持層100の声」

社会面「出直し選挙 裏目に出た」選挙制度に詳しい小林良彰慶応大教授(政治学

第2社会面「『争点分かりにくい』『お金も時間も無駄』」

第2社会面「大阪の民主主義考えて」元三重県知事の北川正恭早稲田大大学院教授(自治行政)

社説「大阪市長選 『信任』からはほど遠い」

【毎日】

1面トップ「橋下大阪市長 再選」「投票率最低 23・59%」「得票半減 白票9%」

1面・解説「都構想 見通し立たず」

3面・クローズアップ「橋下氏一点突破ならず」/「松井氏は軟化示唆」「各党、来春統一選に照準」/「『次点』は白票 4万5098票」

3面「政令市の二重行政 解決策は」「都構想に課題 政府は法改正案」

社会面見開き見出し「『投票所がらがら』」「『民意得たと言えぬ』」

社会面「『独り相撲』争点変遷」「維新衝撃 橋下氏姿見せず」

社会面「『4人に1人投票 重い民意』」「松井幹事長会見」

社会面「最後まで伝わりにくかった」伝統河内音頭継承者の河内家菊水丸さん/「敵明確でなくジレンマ」フリープロデューサー木村政雄さん

第2社会面「橋下さんしか/税金無駄遣い」有権者/「『低投票率は当然』野党批判」/「『時間空費した』経済界冷ややか」

社説「橋下市長再選 市政、空転させただけだ」

【読売】

1面準トップ「橋下氏再選 投票率23%」「過去最低 無効は最多6万7500票」

※1面トップは「集団自衛権行使 限定容認」「『日本に重要な影響の場合』」「憲法解釈 安保懇案」

1面・解説「対立より対話を」

2面「政治手法 理解広がらず」「橋下氏支持者 選挙『評価しない』37%」「出口調査分析」

2面「出直し選後 成果出ぬケースも」/「『時間空費した』財界から批判も」

3面・スキャナー「橋下氏の思惑 裏目」「政党の『不戦敗』響く」「都構想 停滞は必至」

3面「首相、連携戦略にも影響」「橋下氏の求心力低下」

社会面見開き見出し「怒る無効票の山」「不毛な選挙 勝者なく」

社会面「『誰に入れたらええねん』『税金は大切に』大きく『×』」

社会面「橋下陣営 バンザイせず」/「白票は4万5000票」

第2社会面「野党、不戦敗戦略を自賛」「次期市長選 4会派で候補擁立も」

第2社会面「橋下流けんかの仕方に嫌気」御厨貴・放送大教授(日本政治史)/「都構想 積極的信任得られず」昇秀樹・名城大教授(地方自治)/「野党も力不足 不信高まった」大阪市在住の作家、有栖川有栖さん

社説「大阪市長再選 議会と調整問われる『都』構想」

【産経】

1面トップ「橋下氏再選 冷めた民意」「投票率最低23・59%」「都構想 協議へ転換 松井氏」

1面・視点(解説)「『信任』でなく『戒め』」

1面「『権力への挑戦者』姿なく」ワッペン「大阪混迷 橋下市長再出発」(上)

3面「都構想 苦境変わらず」「橋下氏再選も議会対立/『今夏に設計図』不透明

3面「白票は過去最多 4万5098票」

5面・単刀直言「橋下氏、壮絶に空振っちゃった」「集団的自衛権、徹底し首相応援」石原慎太郎・日本維新の会共同代表

社会面トップ「『任せたい』『批判の×や』」「橋下氏手法に 揺れた一票」「大阪市長選アンケート」/「橋下氏支持も…3割 出直し選評価せず」

社会面「市議会『次は4会派統一候補も』」

第2社会面「維新 人身離れ緩む結束」(1面から、「大阪混迷」)

第2社会面「岡田府議、きょう離党届提出」

主張(社説)「橋下氏再選 やはり『大義』はなかった」

【日経】

1面「大阪市長に橋下氏再選」「投票率、最低の23・59%」

2面「国政への影響、限定的」「橋下氏再選 維新『東西対立』なお」/「党の意思決定見直し提起へ 維新・石原氏」

社会面トップ「勝者不在 続く混迷」「維新『都構想、信得た』」「他党 来年、統一候補も」

社会面「『脱闘争』政治の責務」堀田昇吾編集委員

社会面「投票行った?」「『はい』突破力に期待/強引な姿勢失望」「『いいえ』まず景気対策/他党説得すべき」

社会面「無投票最多、13.53%」「『選択肢ない』如実に」

2014年-03月-21日

大阪市民は厳しく、あるいは冷めた目で見ている〜出直し市長選まもなく投開票

 大阪維新の会橋下徹氏の辞職による大阪市の出直し市長選は3月23日の投開票まであとわずか。前回の記事の続きとして、3月16日から20日までの大阪発行の新聞各紙の報道ぶりを書き留めておきます。

 主なものとしては、読売新聞朝日新聞が3月9日の告示後、選挙戦中盤でそれぞれ行った大阪市民を対象にした世論調査があります。読売は13〜15日の実施、朝日は15〜16日の実施で、朝日放送(ABC)と共同です。両紙の見出しの取り方は異なっていますが、調査結果としては、同じ傾向を伝えているようです。

 読売の調査では「必ず投票に行く」と答えたのは41%で、これは前回2011年、橋下氏が大阪府知事を辞任して大阪市長選に出馬して当選し、府知事選も大阪維新の会が押さえたダブル選挙時の「80%」に比べると半減とのことです。朝日の調査では、市長選に「大いに関心がある」と答えたのは15%。前回ダブル選挙時は「57%」で、やはり大幅に下がっています。

 ちなみに読売調査では、出直し選挙に踏み切った橋下氏に対して「評価しない」66%、「評価する」28%。朝日調査では、出直し選に反対が55%、賛成は27%でした。どの数値も、大阪市民が一貫してこの選挙を厳しく、あるいは冷めた目で見ていることを示しているように思います。

 前回の記事では、毎日新聞の記事が少ないことに触れましたが、同紙は17日付朝刊から連載企画を掲載しました。


 以下は朝日新聞、毎日新聞、読売新聞、産経新聞日経新聞全国紙5紙の関連記事の記録です。いずれも大阪本社発行の最終版です。

▽16日付朝刊

【朝日】第2社会面「合併賛否3度も争ったが」島根・旧斐川町(現出雲市)2009年=ワッペン「問う 出直し選その後」3

大阪市内版「大阪市長選候補者アンケート(下)」

【毎日】(なし)

【読売】1面「『必ず投票』半減41%」「大阪市長選 本社情勢調査」

2面「出直し『評価しない』66%」「都構想『賛成』50%」

第2社会面「二重行政 協議で解消も」=ワッペン「考・大阪都 出直し市長選」3

大阪市内版「『関心ある』低調55%」「争点 身近な課題上位に」

【産経】第2社会面「区選管 PR四苦八苦」=ワッペン「選択いかに 出直し大阪市長選」

大阪市内版「候補者を出さない理由は?」=ワッペン「イチから分かる大阪市長選」5

日経】(なし)

▽17日付朝刊

【朝日】1面準トップ「市長選『大いに関心』15%」「都構想賛成32% 反対38%」「大阪市民調査」

第2社会面「都構想の賛否最重視は2割」

【毎日】1面準トップ「黒字か 皮算用か」財政効果=ワッペン「検証 都構想 出直し大阪市長選」1

大阪市内版「市長選って、誰でも出られるの?」「供託金240万円が必要」なるほドリ

【読売】第2社会面「都と特別区 財源争いか」=ワッペン「考・大阪都 出直し市長選」4

大阪市内版「区ごと 貧富の差出る?」=ワッペン「知ってる?大阪都構想

【産経】大阪市内版「橋下さんは急いでいるの?」=ワッペン「イチから分かる大阪市長選」6

【日経】社会面「高まらぬ市民の関心」「期日前投票ダブル選の4割」「投票率、過去最低の懸念」

▽17日付夕刊

【朝日】社会面「育児シニアの力を活用して」子育てに関わるイクジイ中辻隆さん(73)=ワッペン「大阪市長出直し選 私も言わせて」

【毎日】(なし)

【読売】第2社会面「産業の起爆剤どう作る」関西大教授 白石真澄さん55=ワッペン「私のOSAKA論 市長選によせて」7/「期日前投票 前回の半分以下」

【産経】(なし)

【日経】(なし)

▽18日付朝刊

【朝日】第2社会面「『独り相撲』か『信任を得た』か」岐阜市2009年=ワッペン「問う 出直し選その後」4

大阪市内版「若いほど関心低下」「出直し選 反対55% 賛成27%」本社・朝日放送大阪市民調査

【毎日】2面「湾岸津波に不安」「住民の声 反映の場を」区割り案=ワッペン「検証 都構想 出直し大阪市長選」2

【読売】第2社会面「政令市再編 全国で模索」=ワッペン「考・大阪都 出直し市長選」5・おわり

大阪市内版「再編でかかるお金は?」=ワッペン「知ってる?大阪都構想」

【産経】大阪地域版「そもそも大阪都構想って?」=ワッペン「イチから分かる大阪市長選」7

【日経】(なし)

▽18日付夕刊

【朝日】社会面「命を守る街・美しい街を」都市計画専門家 高田昇さん(71)=ワッペン「大阪市長出直し選 私も言わせて」

【毎日】総合面「政令市見直し案決定」「自治法改正 道府県と『調整会議』」/「野党歓迎『都構想の対案』」=ワッペン「大阪どこへ 出直し市長選」

【読売】第2社会面「学問や文化 魅力発信を」元大阪大学長 岸本忠三さん74=ワッペン「私のOSAKA論 市長選によせて」7

【産経】社会面トップ「維新 都構想浸透に腐心」「所属議員なし 西淀川区」=ワッペン「選択いかに 出直し大阪市長選」

【日経】社会面「選挙後 都構想の行方は?」「住民投票公明の対応次第」=ワッペン「大阪出直し市長選Q&A」

▽19日付朝刊

【朝日】第2社会面「市役所改革 あの時も叫ばれた」大阪市2005年=ワッペン「問う 出直し選その後」5・おわり

【毎日】2面「鉄道網整備 前進図る」「『指揮官一元化』に」課題」広域行政=ワッペン「検証 都構想 出直し大阪市長選」3

【読売】(なし)

【産経】大阪市内版「区の名前はどう変わるの?」=ワッペン「イチから分かる大阪市長選」8

【日経】(なし)

▽19日付夕刊

【朝日】社会面「学校のあり方 親の声聞いて」教育改革を考える大前ちなみさん(42)=ワッペン「大阪市長出直し選 私も言わせて」

【毎日】第2社会面「府議会『多数派』綱引き」「野党 切り崩し工作活発」「維新 離党者に同調要求」「都構想巡り」=ワッペン「大阪どこへ 出直し市長選」

【読売】(なし)

【産経】第2社会面「擁立見送り 苦肉の場外戦」「主要政党ネットで『無駄』訴え」=ワッペン「選択いかに 出直し大阪市長選」

【日経】(なし)

▽20日付朝刊

【朝日】(なし)

【毎日】2面「少ない税収 区で争奪」「豊かな東京でも不満」財政調整=ワッペン「検証 都構想 出直し大阪市長選」4・おわり

【読売】第2社会面「議会説得 首長の責任」御厨貴・放送大教授「民意は多様 忘れずに」浦辺法穂・神戸大名誉教授=ワッペン「民主主義を考える 大阪市長選」1

大阪市内版「移行の手続きは?」=ワッペン「知ってる?大阪都構想」

【産経】大阪地域版「都構想の議論はどうなるの?」=ワッペン「イチから分かる大阪市長選」9

【日経】社会面トップ「投票呼び掛け 苦慮」「討論会など見送り相次ぐ」「主催団体『中立保てず』」「主要政党 候補擁立せず」

▽20日付夕刊

【朝日】社会面「地域で子育て支援 対策示せ」少子化問題と向き合う教授 農野寛治さん(58)=ワッペン「大阪市長出直し選 私も言わせて」

【毎日】(なし)

【読売】1面トップ「大阪都構想 窮地」「維新除名4人 自民案『賛成』」「府議会、野党主導に」「選挙区割り案可決へ」

【産経】社会面トップ「都構想論議 深まらず」「橋下氏 黒字アピール」「不戦敗他党 反論は選挙後」=ワッペン「選択いかに 出直し大阪市長選」

【日経】(なし)

2014年-03月-16日

出直し大阪市長選の前半戦の報道

 3月23日に投開票が行われる大阪市長選は16日の日曜日が折り返し点。選挙戦は前半戦が終わったことになりますが、大阪にいて盛り上がりを感じません。自民民主公明共産各党が足並みをそろえて対抗馬の擁立を見送ったために、橋下徹氏や大阪維新の会との間で論戦が展開されていません。

 大阪で制作、発行している朝日新聞毎日新聞読売新聞産経新聞日経新聞全国紙5紙を対象に、9日の市長選告示のもようを10日付朝刊でどう扱ったか、前回アップした記事で紹介しました。今回は10日付夕刊以降、15日付夕刊まで、各紙がどんな報道をしたか、チェックしてみました。

 各紙それぞれに、大阪都構想や市政の課題をめぐる企画記事などを掲載しているのが目立ちます。一方で、その日の各候補者の行動や主張を紹介するような記事は目にしません。全体に報道量も少ないように感じます。

 各紙の記事の見出しなどをまとめながら、毎日新聞が市長選の関連記事をほとんど掲載していないことに気付きました。この選挙は、市長を辞めてあらためて出馬した橋下氏と、橋下氏の大阪維新の会のような組織を持たない他の3候補の取り合わせです。個人的な想像ですが、仮に大阪都構想や市政の課題を報じたとしても、橋下氏に有利にしかならず、他3候補との間に公平さを保てない、との判断でしょうか。この異例の選挙では、そういう判断も成り立ちうるように思います。


 以下に、全国紙5紙の掲載記事の見出しを書き留めておきます。いずれも大阪本社発行の最終版です。

▽10日付夕刊

【朝日】社会面「就活 ニーズ考え支援を」就活相談で学生と企業結ぶ田辺拓也さん(41)=ワッペン「大阪市長出直し選 私も言わせて」※就活

【毎日】(なし)

読売】第2社会面「周辺含めた街づくりを」砂原庸介・大阪大准教授35=ワッペン「私のOSAKA論 市長選によせて」1

【産経】社会面トップ「政策討論会なし 異常事態」「橋下氏得意の論戦 他党そっぽ」=ワッペン「選択いかに 出直し大阪市長選」

日経】社会面「都構想の目的は?」「二重行政の無駄解消うたう」=ワッペン「大阪出直し市長選Q&A」

▽11日付朝刊

【朝日】第2社会面「市立の学校どうなるの」=ワッペン「都構想のギモン」/「期日前投票開始 出直し大阪市長選」

【毎日】2面「『期日前』初日 過去最少947人」

【読売】大阪市内版「実現したら地名は?」=ワッペン「知ってる?大阪都構想」/「期日前投票初日 前回比激減947人」

【産経】(なし)

【日経】社会面「期日前投票始まる」「初日投票者 前回の2割」

▽11日付夕刊

(各紙なし)

▽12日付朝刊

【朝日】第3社会面「保育園・幼稚園どうなるの」=ワッペン「都構想のギモン」

【毎日】(なし)

【読売】大阪市内版「特別区 役所はどこに?」=ワッペン「知ってる?大阪都構想」

【産経】大阪地域版「なぜ今、選挙をするの」=ワッペン「イチから分かる大阪市長選」1

▽12日付夕刊

【朝日】社会面「大阪で商売 やる気引き出せ」女性の企業支援に取り組む三根早苗さん(40)=ワッペン「大阪市長出直し選 私も言わせて」※起業

【毎日】(なし)

【読売】第2社会面「対話こそ大阪らしさ」編集者 江弘毅さん55=「ワッペン・私のOSAKA論 市長選によせて」2

【産経】(なし)

【日経】(なし)

▽13日付朝刊

【朝日】第2社会面「水道料金は上がるの?」=ワッペン「都構想のギモン」/「マック赤坂氏がトラブル後搬送」「橋下氏の演説会場」

【毎日】(なし)

【読売】社会面トップ「府と市 不毛な競争」「再編後の戦略 疑問視も」=ワッペン「考・大阪都 出直し市長選」1

【産経】第2社会面「橋下氏の演説会で維新と2候補騒動」「マック赤坂氏ら」

大阪地域版「選挙費用は6億3000万円」=ワッペン「イチから分かる大阪市長選」2

【日経】社会面トップ「『大大阪』輝きどこに」「官主導、低迷の袋小路」=ワッペン「大阪出直し市長選 なにわの今昔」(上)

▽13日付夕刊

【朝日】社会面「自己責任押しつけ筋違い」社会保障に詳しい弁護士 小久保哲郎さん(48)=ワッペン「大阪市長出直し選 私も言わせて」※生活保護

【毎日】(なし)

【読売】第2社会面「東京まねる必要ない」英紙特派員ジャスティン・マッカリ−さん44=ワッペン「私のOSAKA論 市長選によせて」3

【産経】第2社会面「静かな戦い 低い警戒度」「市職員の政治活動規制条例 制定きっかけなのに…」=ワッペン「選択いかに 出直し大阪市長選」

【日経】(なし)

▽14日付朝刊

【朝日】社会面トップ「約束の減税 したけれど」名古屋市 2011年=ワッペン「問う 出直し選その後」1

大阪市内版「大阪市長選候補者アンケート(上)」※大阪都構想は橋下徹氏のみ賛成、ほかの3候補は反対

【毎日】(なし)

【読売】社会面準トップ「5区分離案 戸惑う住民」=ワッペン「考・大阪都 出直し市長選」2

大阪市内版「『二重行政』って何?」=ワッペン「知ってる?大阪都構想」

【産経】社会面「マック赤坂氏ら府警に告訴へ」「橋下氏演説会で『負傷』」

大阪地域版「法定協議会で何があったの?」=ワッペン「イチから分かる大阪市長選」3

【日経】社会面「『負のイメージ』活力奪う」「魅力ある街どう描く」=ワッペン「大阪出直し市長選 なにわの今昔」(中)

▽14日付夕刊

【朝日】社会面「勉強苦手な子 光を当てて」大阪大谷大の教育学部教授桜井智恵子さん(55)=ワッペン「大阪市長出直し選 私も言わせて」※教育政策

【毎日】(なし)

【読売】第2社会面「『損して得とれ』の発想」人類学者中沢新一さん63=ワッペン「私のOSAKA論 市長選によせて」4

【産経】(なし)

【日経】(なし)

▽15日付朝刊

【朝日】社会面トップ「対立から対話 転換の末」鹿児島阿久根市2009・2011年=ワッペン「問う 出直し選その後」2

大阪市内版「大阪市長選候補者アンケート(中)」※4候補とも「関西電力筆頭株主として脱原発を主張すべきだ」に賛成

【毎日】(なし)

【読売】大阪市内版「東京23区との違いは?」=ワッペン「知ってる?大阪都構想」

【産経】大阪地域版「法定協議会メンバーは代えられる?」=ワッペン「イチから分かる大阪市長選」4

【日経】社会面「漂流する『府市合わせ』」「残された負債ハコモノ」=ワッペン「大阪出直し市長選 なにわの今昔」(下)

▽15日付夕刊

【朝日】社会面「公園づくり 住民と一緒に」街のデザインを考える服部滋樹さん(43)=ワッペン「大阪市長出直し選 私も言わせて」※街づくり

【毎日】(なし)

【読売】第2社会面「都市像はっきり示して」関西大准教授榊原雄一郎さん38=ワッペン「私のOSAKA論 市長選によせて」5

【産経】(なし)

【日経】(なし)


※追記 2014年3月16日8時

 目に留まった市長選関連記事はすべて記録したつもりですが、見落としがあるかもしれません。