住居を決める その2

 6月下旬、ニューヨークに家族で引っ越しました。5年半ぶりのNY! 私は出張で毎年来ていましたので、マンハッタンの新鮮味はありませんが、ウェストチェスターに住むのは初めてです。
 ライ市の一軒家に7月1日に入居する契約でしたので、アメリカに到着後1週間は、ウェストチェスター郡のホワイト・プレーンズのホテルに滞在しました。1ベッドルーム、キッチン、リビングのある広めの部屋でしたので、なんとかしのげました。比較的大きめのクイーンサイズのベッドに、母親と長女、父親と次女が添い寝で耐えました。
 JFK到着当日にホワイト・プレーンズでレンタカー。翌日は、ショッピングモールで家族四人分の携帯電話を契約。アメリカの携帯電話は、電話を受けても課金されますが、月50ドル弱で、米国内かけ放題、テキストし放題、通信は3GMまで(それ以上使うと速度が極端に遅くなる)というパッケージ契約ができました。中には、月50ドルで、それらの条件に加え、日本の一般電話にかけ放題という契約ができる会社もあるようです。
 1週間後の7月1日にはライ市の一軒家に引っ越すので、まず必要になるのは、ベッド、食器等です。ソファー、ダイニングテーブルセット、キッチン用品、バス用品、衣類等々、1週間でこんなに買い物したことがないほど、金額もあまり気にせず、気分的には散財しました。200万円はいかないくらいですかね。
 このプロセスで驚いたことは、ベッドにしろソファーにしろ、配達日を指定すると、前日に電話があり、きちんと指定日に配達されたことです。アメリカも捨てたもんじゃないと思いました。自転車を4台購入しましたが、1台は、なんと指定日の前日に配達されました。
 7月1日、いよいよ一軒家に引っ越し。大きな庭付きの一軒家で、ベッドルームが三つ、バスルームが三つ。ダイニングスペース、リビングルームに加え、ファミリールーム、地下にあるプレイルーム(最も広い)と広さはまあまあ。ただし、実際に引っ越してみると、ここのコーキングが十分でない、天井の壁紙が少しはがれている、バスルームの一つの換気扇が壊れている、ブラインドも少し調子が悪い、空調の調子が悪い等々、実際に住んでみないとわからないことを次々と発見。自分のエージェントからオーナーのエージェント経由でやりとりをして、少しずつ修理してもらいました。このプロセスは、2、3日ですぐ終わらないので、結構フラストレーションがたまり大変でした。
 今では家具もそろい、そろそろ船荷が来ますので、もうすぐ普通の生活ができると思います。