Hatena::ブログ(Diary)

発声練習

2015-01-30

[] RailsのCells 3系と4系の違い

自分用のメモです。

Cellsって何?

Nick Suttererさんが開発しているコンポーネント・フレームワーク。Railsの仕組みの一つ部分テンプレートに専用コントローラーをつけたもの(として開発されていた)。

3系と4系

Ruby on Railsのアプリケーションが大規模化することで、Ruby on Railsの規約と規範と実際に開発したいアプリケーションの間のギャップが開きつつあり、いろいろな提案がされている(ここにリンクされているような話)。

そうした背景の下、Nick SuttererさんはTrailblazerというRuby on Railsをベース(wrap?)する形のアーキテクチャを提案し、そのアーキテクチャの実現ツールとしてCellsを大幅に刷新した。その刷新したのがCells 4系。

GitHub: apotonick/cellsによると2014年の11月ごろからCells 4.0がmasterブランチになっている。一方、3系は Ruby on Rails 4.2系に対応させた 3.11.3が最終版。ForkのNetworkを見るかぎり、Nickさん自身が3系のメンテナンスをすることはなさそう(Pull Requestがあったら対応する程度みたい)。

3系と4系の大きな違いは、4系ではActionViewをレンダリングエンジンとして使っていないこと。この結果、RailsのActionHelperを使うときには明示的にincludeしないと使えない(らしい)

Starting with Cells 4.0 we no longer use ActionView as a template engine. Removing this jurassic dependency cuts down Cells' rendering code to less than 50 lines and improves rendering speed by 300%!

README.mdより)

The difference to conventional Rails views is that every method called in a view is directly called on the cell instance. The cell instance is the rendering context. This allows a very object-oriented and clean way to implement views.

Helpers as known from conventional Rails where methods and variables get copied between view and controller no longer exist in Cells.

Note that you can still use helpers like link_to and all the other friends - you have to include them into the cell class, though.

README.mdより)

問題は、どこで何をincludeしたら使えるのかが私の知識不足でわからないという点。

ファイルレイアウト

2015-01-27

[] Railsアプリが大きくなってきたときのメモ

  1. 責務を抱えすぎたサービスオブジェクト (Service objects with many responsibilities)
  2. 名前空間に分けられていないドメインレイヤーのクラス (Un-namespaced classes in the domain layer)
  3. 機能を共有するためのモジュールインクルード (Including modules to share functionality)
  4. あらゆる種類の動的なメソッド呼び出し (Any kind of dynamic method invocation)
  5. Railsのヘルパー (Rails Helpers)
  1. はじめに
  2. Rails アプリケーションの「不吉な臭い」
    1. 膨大な数のヘルパーメソッド
    2. 散在するパーシャルとフィルター
    3. 巨大なモデル
  3. 不吉な臭いに対処する
    1. モデルを基準としてプレゼンテーションロジックを分離する
    2. コンポーネントフレームワークを導入する
    3. モデルのコードを関心事に沿って分割する
    4. インタラクションをオブジェクトにする
  4. まとめ

- 前提:ファットモデルからミックスインで展開しないこと

以下のオブジェクト種類に分ける

  1. Valueオブジェクト
  2. Serviceオブジェクト
  3. Formオブジェクト
  4. Queryオブジェクト
  5. Viewオブジェクト
  6. Policyオブジェクト
  7. Decorator

[] MALUIは何の略

MALUIってオイオイのマルイかと思いきや、違うとのこと。

この場合、MはMuseum、AはArchives、LはLibrary、U はUniversity、IはIndustryを示す。これらの公共的な文化・知識機関の連携により、いかにした新たなデジタル知識基盤を構築していくことができるかについて探究を進めている。

東京大学:吉見研究室:MALUI連携とデジタル知識基盤より)

[] LINEは30代以上が10代にメッセージを送るときに確認メッセージを出すべき

ピンと来た。LINEは教育委員会や大企業向けに「確認メッセージオプション」を売れるのではないかな?

そこで、思いついたのは、投稿者が侮辱的な発言をしようとした際に、「本当に投稿しますか?」と再考を促すシステムを開発することでした。

夢はネットいじめの撲滅。14歳の少女が未成年の9割から侮辱的な投稿を無くした方法とは?より)

30代以上の人が10代の人にメッセージを送信する時には「このメッセージを送ってもあなたの社会的名声は保てますか?」と毎回確認ダイアログがでれば「あっ!いかんいかん」と思う人も出るのではないかな?性的表現とか侮蔑表現とか脅迫表現などでフィルタリングするのは難しいけど、LINEは年齢情報持っているはずなので、こういう実装するのは簡単だと思う。

上の記事は教員が生徒に手を出した事例だけど、そもそも論として教員が生徒やその家庭とLINEのような即時性のあるコミュニケーション手段を維持しなければならないというのは問題だと思う。教員の方にも個人生活があるし、教員と生徒・その家庭との関係は1対多の関係になるので、負担は大きい。埼玉県教育委員会が教員のLINE利用を禁止したというのは、教員の生活と精神的ゆとりを守るためにも良い指示だと思う。

ちなみに、私はメール送る前に「厳しすぎる表現」があるならば確認ダイアログがでるメーラー欲しい。

2015-01-26

[] 私の中の柳生十兵衛

Kindleで出ているのを知って恐れおののいている。ほしい。私の中の柳生十兵衛は山田風太郎作品&隆慶一郎作品で構築されているので、これの枠外にでると拒否反応が起きてしまう。

山田風太郎の柳生十兵衛3部作。つながってはいない。

隆慶一郎の作品では柳生は裏仕事専門一族扱い。十兵衛は天才という扱い。でも死んでいることが多い。

[] ノーテレビ・ノーゲームはしらないうちに広まっている

まとめ

  • ノーテレビ・ノーゲームの起源は1996年に北九州の小児科医,伊藤助雄氏の提案から
  • 2004年の小児科学会の「子どもとメディア」の問題に対する提言でて、全国的な広がりに
  • 2007年〜2008年あたりで多くの自治体で取り組むようになった

本文

NHK:第1・第3日曜はゲーム禁止を見て「なんで、教育委員会が家庭のしつけに首をつっこむんだ?」と思うものの気楽に見ていた。で、そのはてなブックマークコメントで提示されているリンク見てちょっと意識変わった。いつのまにこんなに実施されているの?

Googleトレンド:「ノーテレビ」でみると2007年ごろからメディアでこの言葉が出ているみたい。

この話の遠因は、たぶん、2004年の小児科学会の「子どもとメディア」の問題に対する提言

具体的提言

  1. 2 歳までのテレビ・ビデオ視聴は控えましょう。
  2. 授乳中、食事中のテレビ・ビデオの視聴は止めましょう。
  3. すべてのメディアへ接触する総時間を制限することが重要です。1 日2 時間までを目安と考えます。テレビゲームは1日30 分までを目安と考えます。
  4. 子ども部屋にはテレビ、ビデオ、パーソナルコンピューターを置かないようにしましょう。
  5. 保護者と子どもでメディアを上手に利用するルールをつくりましょう。

上記提言の委員の人の現在の発言。最後の一行は賛成だけどその途中は一昔前の発想だと思う。

〜前略〜

親がテレビ・ビデオを見ながら行う育児、あるいはテレビ・ビデオにまかせる育児は、親と子どもが顔を会わせる時間を減少させ、子どもの言語や感性の発達を阻害する危険があります。乳幼児期には、親子共々テレビ画面から離れ、一緒に会話し絵本を読み、身体遊びを楽しむ時間が大切です。行き過ぎたテレビ・ビデオ視聴は、笑顔が少ない、視線があわない、言葉が乏しいなど、対人関係の発達に問題がある子どもを生む危険があると考えられています。

食事中のテレビ・ビデオ視聴は止めることが大切です。食卓は、家族の大切な時間を過ごすところです。お顔をあわせて、お話しを楽しみましょう。家族とは共に食事をするものという意味があります。

非現実的体験を重ねるメディア漬けの生活は、様々な発達段階で子どもに悪影響を与えます。幼児期では現実と非現実との区別は困難です。テレビ・ビデオ画面上の非現実的な暴力的で高速な映像は子どもたちの脳を激しく揺さぶり、子どもの無意識の脳に「この世は恐ろしいところ」とか「やられる前にやれ」というメッセージを埋め込む危険があります。さらに、幼児期の非現実体験が過剰になると現実体験が絶対的に不足します。結果として、幼い脳(こころ)のまま、身体だけが大きくなると考えられています。大人子どもの始まりです。

思春期の青少年たちの過剰な不適切なメディアヘの接触は、脳(こころ)の疲労「慢性疲労)を増悪させて気力や自分の気持ちをコントロールする力を奪い、新たに登場した社会的現象(理由のないいじめ、むかつく・キレル、不登校)や反社会的事件に繋がる可能性があやぶまれています。メディアヘ接触する総時間を制限することは、とても大切です。過剰なメディアヘの接触は、興奮と緊張を与え、脳(こころ)の疲労を生みます。ゲームは過激な興奮と緊張を与え、ゲーム中毒を生みだし、極度の心身の疲労をもたらす危険性があります。ゲーム遊戯時間を制限し、ゲーム機から離れる日(ノー・ゲーム・ディ)を設けることがゲーム中毒の予防として重要です。

過剰で不適切なインターネット・ケータイ等への接触は、脳(こころ)の疲労を増強し、善悪の判断を鈍らせ、危険な「仮想現実世界」にのめり込ませ、現実と非現実世界の境界線をあいまいにし、反社会的事件へ繋がる危険性が心配されています。

メディアを利用するルールをつくることは大切です。メディアを上手に活用し、メディアを正しく読み解く力を育てることも大切です。

〜後略〜

仙台医療センター:小児科:テレビ・ビデオ・ゲームの影響を考えてみましょう!より)

このような提言の下で2007年にIEA国際数学・理科教育動向調査の2007年調査によって「日本の子供は世界一テレビを見ている」という結果が出た様子。それで、そのあたりからノーテレビデイの取り組みが始まったのではないかと思う。

  • 宿題をする時間は,わが国は1.0時間であり,国際平均値の1.6時間より0.6時間少なく,また,2003年と比べると変わっていない。
  • テレビやビデオを見る時間は,わが国は2.5時間であり,国際平均値の1.8時間より0.7時間多く,また,2003年と比べて0.2時間減っている。
  • 家の仕事(手伝い)をする時間は,わが国は0.6時間であり,国際平均値の1.2時間より0.6時間少なく,また,2003年と比べて変わっていない。
  • インターネットを使う時間は,わが国は0.8時間であり,国際平均値の1.3時間より0.5時間少なく,また,2003年と比べて0.2時間増えている。

国際数学・理科教育動向調査の2007年調査(TIMSS2007) 国際調査結果報告(概要)より)

「ノーテレビ・ノーゲームデー」について、さいたま市教育委員会の小野圭司主任指導主事兼振興係長に話を聞いた。小野氏によると、「『ノーテレビ・ノーゲームデー』については、平成19年度から21年度にかけて、8自治体(東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県、横浜市、川崎市、千葉市、さいたま市)共同で実施された『「すくすく のびのび 子どもの生活習慣改善」キャンペーン』の一環として行われたもの。さいたま市では平成22年度以降も、独自で取り組みを継続している」と言う。

ニコニコニュース:「家族とふれあい深めてもらうため」 自治体が取り組む「ノーテレビ・ノーゲームデー」より)

2008年の青少年育成施策大綱青少年育成に関係する国民運動や取組の例に「メディア等との過剰接触に対する取組(「ノーテレビデー」、「ノーゲームデー」など)」がある。

調べていたらもっとちゃんとした資料があった。

なおテレビとのつきあい方に関しては,「ノーテレビデー」も実施の広がりをみせている。もともと,「ノーテレビデー」の発想は,1996年に北九州の小児科医,伊藤助雄が2月29日をテレビ放送を流さないノーテレビデーにしようと提案したことによるもので,2000年に福岡県の保育園18園で一斉に月1回のノーテレビデー運動がはじまったという。2004年2月に発表された日本小児科医会の「『子どもとメディア』の問題に対する提言」は大きな影響力があり,「ノーテレビ・ノーゲームデー」の取り組みに拍車がかけられ,全国各地の保育園,幼稚園,小学校で実践されていった。2003年には,自治体ぐるみでノーテレビ・ノーゲームデーに取り組むところもでてきた。

図書館調査研究リポート:No.10 子どもの情報行動に関する調査研究:6. 「子どもと情報・メディア」に関わる現場の動きより)

Wired.jp:乳幼児にTVは悪影響:米国小児科学会という記事によると結論は

1999年以降3つの研究が、教育的なテレビ番組の使用と言葉の発達について取り上げている。その結果、テレビ視聴時間が増えるほど言葉の発達が遅れるという相関関係が確認された。相関関係と因果関係は別であり(子どもをテレビの前に放っておくような親は、もともと教えるのが下手という可能性もある)、長期的な影響も不明だが、AAPはこの発見を「懸念すべき」だとしている。メディア消費が多いと両親と子どもの会話が少なくなるという影響も大きいと見られている。

注意力の問題にも、同じような相関関係がある可能性がある。遊びという活動は子どもの発達に深く影響することが知られているが、乳幼児が遊んでいるときに、メディアをバックグラウンドで流しているだけでも、子どもの気が散らされてしまうという実験結果がある。

一方で、テレビ番組を提供しているという点を考慮しなければいけないけど、NHKの2010年時点でのサーベイは視聴時間よりも内容の方が影響を与えている研究が多くなっていると述べている

[] 高度技術者&研究者の卵を育成するときどこを養わせるか

答えは見えないけど非常に重要と思ったのでメモ。

これに対して、原田左官さんでは、ビデオによるモデリング(模倣)を積極的に職人教育に取り入れます。

 まず、日本でもっとも尊敬されるといわれる左官職人の塗り壁の様子を、徹底的にビデオで学び、「模倣」させます。その上で、社屋の一部に設置されたトレーニングスペースで、若い職人にすぐにコテをもたせて、べニア1枚分の壁に土を塗る作業を繰り返しやらせます。1時間で20回安定して、壁を塗ることができるようになった頃に、このトレーニングは終了です。あとは、「現場での教育」に接続させます。

 もっとも興味深いのは、こうしたモデリングのプロセスで、若い見習い職人さんたちが、身につけているものが「壁を塗るスキル」ではない、ということです。正しくは「壁を塗るスキル」ももちろん身につけるんだろうけど、それが大切なのではない。

 原田さんの言葉を借りれば、モデリングで身につけるのは、

 「現場に入ったときに、職人から学び、模倣する目を身につける」

 だといいます。

 いくらコテを持たせて、トレーニングスペースで修行をさせても、やはり、壁塗りのもっとも大切なところは、「現場」にいかなければ学べない。

 しかし、従来のやり方で、いきなり現場に放り込んでも、若手は、様々にいる現場の職人の仕事のやり方に翻弄されてしまう。

 また「見て、学べ」とか「模倣して、学べ」といっても、「学ぶべき視点」や「模倣する視点」を若手はもっていない。だから、まず「学ぶための目」「模倣するための目」をトレーニングで養う、というのです。

NAKAHARA-LAB.NET:若手・見習いの「下積み・下働き生活」とは本当に妥当なのか?:「最近の若手が育たない!」と口にする前に一瞬考えてみたいこと!?より)

清水さんによりますと、アナウンサーの育成で、最も力を入れているのは、「発音すること」ではなく、「自分の耳を養うこと」だと言います。

なぜなら、アナウンサーは3ヶ月後のトレーニングを経たのちは、原則としては「自分一人で、自分の発音を直し、トレーニングを積み重ねなければならないから」だそうです。要するに「自己調整学習するための感覚器を養う」ということでしょうか。

そして、そのためには、自分の発音やアクセントを聞き取る「耳を養うこと」が大切なのだそうです。

NAKAHARA-LAB.NET:自分の「耳」を養うのです!? : アナウンサーの「学びの現場」を取材させていただきました!より)