発声練習

2014-10-17

[] 単一テーブル継承(Single Table Inheritance)

ORマッパーの場合、1つのモデルと1テーブルが対応する。このとき、Model AとModel Aの特例であるModel B, C, Dがあったとき、B, C, D に対してそれぞれテーブルを作成せず、Aに対応するテーブルで、B, C, Dのモデルのデータを格納するのが単一テーブル継承。Ruby on Rails(ActiveRecord)で提供している機能。Martin Fowler: Pattern of EAA Catalog, Class Table Inheritanceを解決するための実装。

とても便利そう。でも、単一テーブル継承は便利だけど、フィールドの肥大および使用しないフィールドを増やす恐れがあるのでできるだけ使うなという意見もある。

追記:RSpec & FactoryGirlでのテスト時

2014-10-16

[] IEEE Spectrum調べプログラミング言語ランキング2014

99¢で閲覧可能。Web、モバイル、業務ソフト、組み込みで異なる順位を見ることができる。JavaおよびC++安定。

どういう風にこのランキングを作ったのかについては以下に書いてある。

ざっくり理解するかぎり以下のとおり。

  1. まず、調査対象の言語をGitHubで使われているプログラミング言語から150選出した
  2. 次にGoogleで「Xプログラミング言語」あるいは「X」で検索をかけ、ヒット数がある49の言語に絞り込んだ
  3. 10の情報源から、12の計測方法で順位を確定した
    • Googleで「Xプログラミング言語」で検索し、ヒットした数を元に計測。計測方法はTIOBE rankingsと同じもの。
    • Google Trendで「Xプログラミング言語」の検索回数を元に計測。計測方法はPYPL, rankingと似た方法
    • Twitterで2013年のつぶやきのうち「Xプログラミング言語」が何回つぶやかれたのかを計測
    • GitHubで、言語ごとに 1) 2013年に新しく作られたリポジトリの数、2) 2013年も活動していたリポジトリの数 を計測
    • StackOverflow にて、言語ごとに 1) 2013年に投稿された新しい質問、2) 2013年に投稿された質問の注目度 を計測
    • Reddit にて、2012年1月から2014年1月までの投稿について「X言語」に関する投稿数を計測
    • Hacker News にて 2013年の「X言語」に関する記事を計測
    • Career Builder にて、2014年の1月中旬で、30日以内に募集を開始した募集要項に記載してあるプログラミング言語の数を計測。
    • Dice にて、2014年の1月中旬で、30日以内に募集を開始した募集要項に記載してあるプログラミング言語の数を計測。
    • IEEE Xplore Digital Library にて、2013年に登録された「X言語」に関する記事の数を計測。

英語圏(ソースおよび検索方法が英語対象)&アメリカ中心(Career BuilderおよびDiceがアメリカの求人)の情報を下に作ったランキングなので、事実上の標準だろうけど「世界的ランキング」という話ではなさそう。

[] 「グローバル化の名の下に…」とグローバルであることを批判的に考えるときに

伝統や歴史、地域性に関わらず

  • 地球上に存在している人すべては同じ物理的法則にしたがうということ
  • 上に関連して、人類は国、人種、民族を越えて混血可能な(子供を作れる)こと。つまり生物として同種であること
  • 基本的には人種や民族の優劣はなく環境や状況によって社会のあり方や技術が変わる(「銃・鉄・病原菌」のテーマはこれだった)

上記のことを考えるとどうしたって「グローバル」な物事はでてきてしまう。自然科学の内容はどうしたって世界で共通の内容になってしまう。理由は、我々は地球上に住んでいるから。医療や技術についても、それをどのように受容するのかは伝統や歴史、地域性によるが、医療や技術の影響は、世界のどこにいっても、誰に適用しても変わらない。なぜならば、人類は生物として同種だし、地球上で物理法則が変わる場所はない。人文学や社会科学の内容についても、環境や状況が同じならばどの人種や民族に適用できるような普遍的な知見がある。

「グローバル化の名の下に…」とグローバルであることを批判的に考えるときには「価値観」を世界で共通にすることについて批判されることが多いのだけど、それと一緒くたに、そもそもグローバルになってしまう物事まで批判してしまうのはよろしくないと思う。教育の内容のどの部分が、そもそもグローバルなものなのか、どの部分が実際にはある地域や社会、環境、状況において成り立つことなのかというのを区別し、非グローバルなものをグローバルなものとして押し付けてくる点について批判すべきだと思う。

以上の考えから、タリバーン幹部からマララへの手紙、全訳で紹介されているグローバル教育批判はまったく賛同できない。教育している内容ではなく、教育している内容が「どこ由来」なのかだけを気にしている。内容に踏み込んでいない。考えさせられる点は次の点だけだと思う。

正直に答えて欲しい。もしアメリカの無人機が君を撃ったとしたら、世界はあなたの医学的容態に関心を持っただろうか?あなたは「国の娘」と言われただろうか?メディアは大騒ぎしただろうか?カヤニ将軍が君の元を訪れ、メディアもそれを報道するなんてことがあっただろうか?国連に呼ばれることがあっただろうか?マララの日があっただろうか?

タリバーン幹部からマララへの手紙、全訳より)

2014-10-15

リンク:子宮頸がん、予防の手を緩めずに

慢性疼痛に悩む子どもの存在が明らかに

思春期の子どもに限らず、痛みや不随意運動で苦しんでいる人々はなかなか診断がつかず、適切な治療を受けることが難しいようです。同じ症状が常に出ている場合、例えば右の脳に異常があるから、左半身が動かないというときは、何か器質的な問題があると分かります。ところが、昨日は痛いけれど今日は痛くない、昨日は倒れるけど今日は倒れないというのは、器質的な問題ではなく、機能性症状だと判断されます。世の中にそういう症状で苦しんでいる子どもたちが相当数いるということが、HPVワクチンを接種するようになって、あぶり出されました。

2012年までに、HPVワクチンの接種率は約70%になりましたから、およそ300万人の女子にワクチンが接種されています。この中で、因果関係は別として、機能性身体症状の発生数は10万接種当たり1・5件です(表1)。ワクチン接種前の時期にどれだけの発生があったかは、前述のようにレジストリ制度のない日本では、さかのぼって調べることは不可能です。

機能性身体症状で、原因がはっきりしないけれども、ともかく「痛い」という人たちの治療について、日本は遅れています。大切なのは、心と体の両方からアプローチするということです。

まず、精神科や心療内科など、心を診療できる科を受診してもらう。そして、適切なカウンセリングや認知行動療法と共に、痛み止めは整形外科や麻酔科、リハビリはリハビリ科というように、学際的にみんなで治していくということです。

それを心へのアプローチをせずに、体の症状ばかりにこだわっていると、いつまでも、検査漬け、薬漬け、そのうち「嫌だ、治らない」となります。しばらくしてから、「これは精神的なものもあるかもしれませんから、精神科へ行きませんか」と言われると、「絶対に嫌」となります。さらに「家族内の葛藤があった」などと言われると、保護者は「子どもがこんなになっているのは、私のせいだというわけですか?」。そうなると、もうその医療機関には行きません。しかし、機能性身体症状は誰にでも、どの家庭にでも起き得ることなのです

機能性身体症状には包括的な取り組みが必要

普通に生きていることで受ける日常のさまざまなストレスが、精神面に現れたものがうつ病であることは、既に皆さんご存知だと思います。一方、自分で解決できないストレスが身体面に起きてしまうのが、機能性身体症状です。しかし、最初は機能性だといっても、痛いからと長い間体を動かさないでいたりすると、今度は手足が固まって、機能性が器質性になっていきます。それを早く治さねばなりません。

弟が小学生のころ急に膝が曲がらなくなった。曲げると痛いとのこと。膝の部分にギブスをしているように膝関節を伸ばしたまま生活していた。でも、弟が寝ているときに私が弟の膝を曲げても、弟は痛みでは起きない。膝も柔らかく曲がる。ところが、弟が起きているときに膝を曲げようとすると弟は痛みで泣き叫ぶし、膝はなかなか曲がらない(弟が力をいれているから)。病院でレントゲンとっても、異常無し。上記の記事でいう機能性の身体症状だった。結局1年ぐらい膝が曲がらないまま生活し、1年後ぐらいに徐々に膝が曲げられるようになり、普通に生活できるようになった。

体に異常はないし、寝ているときは正常に動くのだから、完全に「気持ちの」問題と外から見ていて思ったけど、本人にとっては痛みは現実にあるし、日常生活に多大な不便を強いている問題だった(当時、家のトイレは和式だった。学校のトイレも職員用トイレを除いて和式だった)。こういう体験があるので、上の記事で述べられていることは本当にそうだと思う。