nicht sein 〜鬱日記〜

2008-05-08

少し長くなるので、日記に書いてみる

まず最初に、わたしも単なる弱小サークルの中の人なだけなので、イベント運営のことや大手の実情について詳しいわけではないことを前もって言っておきます。

以下の記述はわたしの想像と妄想に基づくものなので、現実とは異なっている可能性もあります。

意見等ありましたら、遠慮無くコメントしてください。

ただし、中の人が絶賛お仕事修羅場中なので、返答は遅れる可能性があります。


はてなダイアリー

kbjingさんがコミティア壁大手の本を買えなかったことをきっかけに、「同人誌が欲しい人に行き渡らない現状をどうにかするべきでは」と問題提起しています。

(P2Pなどによる違法行為をしないよう)

ただ、それをいうには多くの読者に作品を提供するためのシステムが整っていないんじゃないかと思っただけで。部数が少なすぎて、読めない人がたくさんでてしまっているわけだし

はてなダイアリー

kbjingさんは欲しい人全員に行き渡るように印刷すればいいじゃないか、と思われているかもしれませんが、そもそも論として個人で行っている同人誌に「多くの読者に作品を提供するためのシステム」はそんな簡単にはいきません。

第一の理由として、壁大手ほどのところになると、一度のイベントで全員分を用意するとなると搬入量の制限に引っかかってしまいます。壁の部分を使えるとはいえ、一つのサークルのスペースには制限がありますし、また印刷会社の運送量にも上限があります。正確な値は不明ですが、数千が限度、と以前どこかで読んだ記憶があります。

また、頒布アイテムがコピー本だった場合、時間や人手的な問題で、物理的に数十冊制作するのが精一杯ということもあります。

第二の理由、そして、こちらがほとんどの場合主な理由になるわけですが、同人誌は自主制作なわけですから、当然印刷代は自分持ちです。売れなかった在庫は自分管理です。

うちみたいな弱小でしたら全部売れ残ったとしてもせいぜい100冊程度で、自室の隅に山積みにしておけばまだいいですが、大手になればなるほど、「全員に行き渡るように」と作れば、余ってしまう冊数の桁も増えていきます。とらのあななどの書店卸に出しても、結局三ヶ月程度すぎれば余った本は売れ残りとして戻ってきてしまいます。

大量に刷ると印刷費もバカにならない上に、見込み違いで作った本が大量に戻ってきたら、どうしようもありません。

商業印刷のようにある人の著作が失敗しても、他の作者の本で損失を取り返す、ということが本質的に難しい同人誌では、これらのリスクを避けるために、需要を下回る数しか作らず在庫をなるべく作らないようにするのは、仕方ないのではないでしょうか?

究極的な解決法として、「在庫リスクのない電子媒体に変更する」というのもありますが、これにも問題があります。

電子媒体だと、現状ですとどうしてもとらのあなDLSite.COMなどのダウンロード販売サイトを利用することになり、読者の人に直接手渡しすることはできません。また、同人誌即売会イベントなどで頒布することもできません。

また、電子媒体は紙に比べて解像度が落ちたり、液晶だと製品によって同じ色でも全然違う色に見えてしまったりと、頒布媒体としてもまだまだ問題が残っています。

その他にも、これはケースバイケースですが、「描きたいから描く」だけで、大勢の人に観て貰いたいという欲求が作者の方にそもそもなかったりした場合などは、欲しい人全員分に作品がいきわたることはないでしょう。

ということで、開始20分で売り切れという状況は作者個人が一朝一夕に解決できるものでもないし、その責任を作者本人に押しつけるのも違うし、解決されないからって違法行為に手を染める正当性にならないっていうお話でした。

追記(2008/05/26)

初期にこの記事を紹介してくださったA@さんが良記事を書かれています。

欲しい同人誌が買えなかった、そんな楽しい一日。

ここで、議論している方にも是非御一読してほしい内容だったので、追記しました。

kbjingkbjing 2008/05/11 00:02 御教授していただきありがとうございます。あのエントリについては(追記でも書きましたが)軽く書いてしまったことに対し、反省しています。
id:nicht-seinさんのいう第一の理由はわかっていたのですが、第二の理由にまで頭が回りませんでした。ある程度印刷して書店に委託すればいいのではないかと思っていた節があります。それだけではいかないのですね。
この件で本当に自分の未熟さを思い知りました。ありがとうございました。

nicht-seinnicht-sein 2008/05/11 02:09 開場してすぐに頒布終了してしまう、という異常な状況にkbjingさんが疑問を持つのは当たり前だと思います。
ただ、作者の方も好きこのんでそう言う状況を作っているわけではないと、kbjingさんに知って貰いたくて記事を書きましたので、わかっていただけたようでなによりです。

ロスペドロスペド 2008/05/19 18:11 仮に全てに行き渡ったとして、その後の全体としての盛り上がりは停滞してしまうかも・・・・「手に入らないからこそ」の情熱もあるはず。

nicht-seinnicht-sein 2008/05/19 22:47 ロスペドさん、コメントありがとうございます。

確かに一種の飢餓感やレア度というのが同人誌購入の動機の一つでもありますね。
いきすぎると転売厨が跳梁跋扈するようになってしまいますが。

「手に入らないからこそ」の情熱が、「次は買うぞ」ではなく、「それじゃP2Pで」とか、「ヤフオクで」とかにずれてしまうのは問題だと思うのですが、だからといって、わたしには対処は思いつかないのが悔しいところです。

通りすがり通りすがり 2008/05/20 00:32 同人だからリスクが大きいのは仕方ないんでしょうが、それで責任が減じるというのは少し違うように思います。全ての購入希望者に本を行き渡らせるのが責任かと言われると微妙ですが。
ただ、部数はサークルの専権事項で外野からは「もっと刷ってくれ」としか言えないんですよね…

七誌七誌 2008/05/20 04:45 あんまり大量に売ると税金もすごくなりますし。そうなると連動して健康保険
とかも爆上げします。
全員に行き渡るようにするとなると大体書店流通ですが、それはそれで最早同人
の枠を超えた商業になってしまうという意見もあります。
創作系なら別に構わないと思いますが、やはりパロでこの状況は健全とはいえないのではないでしょうか?

trsgrtrsgr 2008/05/20 05:21 P2Pで流すのがいけないということと、読めない人が沢山いることとは、基本的に無関係ですよね。

同人だから、あくまで趣味の一環なわけで、作る冊数はサークル側の自由であるはずです。
それどころか企業にだって、嗜好品である限りは責任なんて無い。商業的な、一種の企業努力として消費者の要求に応えることはあっても、それはあくまで責任とは無関係。
米とかガスとか電気とかじゃないんですから。

レイプ犯がレイプした理由を「女にモテなかったからやった。俺にも女をあてがってくれればこんなことしなかったのに」とかいうのと構造的には一緒ですよ。
世の女性にはそんな責任はありません。

名無し名無し 2008/05/20 11:19 私は同人ショップに疎い地域にすんでおり通信販売を使わざるを得ません
イベント会場へも移動費のコストがかかり参加が困難という状況です
通信販売も全てのサークルがしているというわけでもありませんし、読めないものも数多くあります(作家さん方には何も責任はありませんけど
イベント・同人ショップ・通信販売などの入手方法がありますが一部の人は環境によって手に入れるチャンスが少ないんですよね…
図々しいと思いますがもう少し環境が整って売り手と買い手が満足することを願うことしかできません…

いやさいやさ 2008/05/20 14:25 ショップから遠い? 移動のコストが掛かる?すみませんが、何を言っているんでしょうか。
自分はお金掛けたくないけど読みたいんだからどうにかしろよっておかしくないですかね。

今から15年以上前。
まだ同人ショップが無い時代はそれこそ年数回のイベントの為にお金を貯め、上京したものですが。
最近のヲタクって根性も無ければ、贅沢になりましたね。忌み嫌われて当然だと思います。
どうしても欲しけりゃ努力する、その発想が思い浮かばない時点でヲタク失格。

そもそも同人は個々サークルの限定的な活動の場のはず。
入手できるか否かはイベントに参加して初めて得られるものじゃないんですかね。
入手できないからP2P?ヤフオク? 欲しけりゃ並べ。汗を掛け。苦労しろ。
商業同人が出始めてからおかしくなったのも事実ですが、最近はユーザー側の怠慢が多いと思います。

10000部とか持ち込めるってなら持ち込んでみろって思いますよ、マジで。
その処理だけでどんだけしんどいか判らんでしょ?
買い手の我侭に付き合う理由は無いんですよ、サークル側には。(逆に煽るだけのクソサークルも存在するけど)
遥か昔、シャッター前で活動してた人の戯言でした。

どんなんかなあ。。。どんなんかなあ。。。 2008/05/20 14:36 kbjingさん、消えちゃいました。
そこまでスクラム組んであたるほど問題のあるエントリだったの?

むっしゅむっしゅ 2008/05/20 16:05 以前と比べて、「同人」や「即売会」の場が変わってしまったのでしょうね。
個人的には「同人活動」なんてのはアングラで日の目を見るようなものでは無いと思うんですよ。
やれオクだ同人屋だなんてのが出てきておかしくなったと思います。
秋葉でのパフォも同じ原因だと思う。こっそりやってるから今まで多めに見てもらえてたものを堂々とする...オタクのやってることはおおっぴらに見せるべきものじゃないんですよ、きっと。
話がずれましたが買う側、売る側の認識のずれも同じようなものだと感じています。

yuuyuu 2008/05/20 21:39 明らかにバカ売れするほどのクオリティの本を作り
サイト閲覧者などから「搬入量少なすぎ!」「絶対売り切れる!」と言われてるのにもかかわらず

「ウチのとこの本がそんなに売れるわけがない」
と言いきり、結局1時間もしないうちに売り切れてしまい
「まさか売り切れるとは・・・」とのたまう作家を見ると非常にブチキレたくなる気持ちで一杯です。

名無しで恐縮ですが名無しで恐縮ですが 2008/05/21 00:40 yuuさま
 「搬入量少なすぎ!」「絶対売り切れる!」とのたまう方は、基本的にノーリスクです。
 外野から意見を言うだけで、なんら担保も保証もありません。
 しかしながら頒布側は、経済的リスクを多少ながらも負うわけで、「ウチのとこの本がそんなに売れるわけがない」(余ったらほんとにどうしよう)とか考えてしまうわけです。
 そうですよね?「絶対売り切れる」とおっしゃった方が在庫全部引き取るわけではないし。
 ですので、
>>まさか売り切れるとは・・・」とのたまう作家を見ると非常にブチキレたくなる気持ちで一杯です。
ここでブチキレることができるのは、当該同人活動に対し、スポンサード(ほとんどの場合無いと思いますが)する、或いはした方だけです。
 お気持ちは理解できなくも無いですが、もう少し寛容になられてはいかがでしょうか、と具申します。

横からですが横からですが 2008/05/21 01:03 もちろんリスクや手間があるからそう多く作るわけにもいかない、というのは何の問題もないと思います。ただ、「まさか売り切れるとは・・・」等の台詞は本気で言っているのだろうか、ただのポーズでしかないんじゃないかという疑問はあります。
量を増やせないなら増やせないで、理由は正直に明かしてもらえるとありがたいです(本気で売れないとか思ってる場合も多いでしょうが、何度も本を出してるサークルが毎回同じようなことを言ってると流石にそれはないだろう、ということも)。

nicht-seinnicht-sein 2008/05/21 01:20 会社から帰ってきたら大量にコメントが増えて驚いています(汗)

> 通りすがり 様
> 同人だからリスクが大きいのは仕方ないんでしょうが、それで責任が減じるというのは少し違うように思います。
「責任が減じる」訳ではなく、そもそも「責任はない」のではないかと思います。例えば、極論になりますが、イベント合わせの新刊落としたという報告がコミケ直前によく見られますが、「イベントに新刊ないなんて」と怒る人がいないのと同じ、だとわたしは考えています。

> 七誌 様
> 全員に行き渡るようにするとなると大体書店流通ですが、それはそれで最早同人の枠を超えた商業になってしまうという意見もあります
先日ガイナックスの方のインタビューでも書店流通は同人としてはどうか、という意見がありましたね。
バランスの問題だとは思うのですが、なかなか難しいです。

> trsgr 様
> P2Pで流すのがいけないということと、読めない人が沢山いることとは、基本的に無関係ですよね。
その通りですよね。
とりあえず、この記事では「P2Pで流すのはいけない」というのは大前提として、それはそれとして「同人で欲しがる人全員に頒布するだけの冊数を作れない理由」、というのを書いてみました。
正直ここまで反響があるとはびっくりです。

> [http://d.hatena.ne.jp/nicht-sein/20080508/1210269856#c1211249996:title=名無し 様]
ロスペドさんとのコメントのやりとりで思ったのですが、例えばライブのチケットなどは、ライブ会場も場所固定ですし、チケットは枚数限定ですよね。
「家の近くの会場でやってほしい」とか「全員入れるような大会場でやってほしい」と思うことはありますが、それが義務なのかと言われると、そうではないですよね。
同人誌もある意味そのようなものなのかな、と思います。
ちなみに、わたしは同人イベントに気軽に参加したい一年で東京にある大学を選びました(爆)

nanashinanashi 2008/05/21 01:28 >kbjingさん、消えちゃいました。
>そこまでスクラム組んであたるほど問題のあるエントリだったの?
問題あったから総叩きになったんでしょうに。
ていうかご本人、不見識を認めてたしコメントも前向きだったのに
結局全消しで逃亡とか幻滅を通り越して失笑しか湧きませんよ。
やっぱりああいうエントリ書いちゃう人はそれなりのメンタリティしか持ってないってことですかね。誠に遺憾。

111111 2008/05/21 01:30 意図的に数を抑えて行き渡らせない戦略のサークルもいますからねえ。
堂々巡りで答えなんか出ない・解決しない問題だと思いますよ。
転売が横行する現状が健全だとは思いませんが、数を決めるのは作り手です。
ユーザーが絶対買うからと増産を頼んだところで、それを聞き入れる義務は
ありません。ユーザーはユーザー自身で欲しいものを手に入れるための
最大限の努力をし、それでも手に入れられなければそういうものなんだと
すっぱり諦めましょう。

taktak 2008/05/21 01:57 頒布数が増えるに従って版権元から訴えられるリスクは高くなる。
版元からのクレームで大量に刷った後に頒布中止に追い込まれた例も
裁判で小額ながらも有罪判決を受けた例もあります。(小額でも前科一犯です)

今の法律の下だと全ての人に行き渡るシステムは
同人業界の福音にはならないと思いますよ。

nicht-seinnicht-sein 2008/05/21 01:58 あ、コメントリンクは効かないのか(汗)
確認してから投稿がないのは微妙に不便だなぁ(苦笑)

> いやさ様
熱いコメント、ありがとうございます。
最近はインターネットの普及で、今までだと知らなかった遠いところのマイナーなジャンルも手軽にチェックできるようになったため、逆に昔のような強い情熱にはなりづらいのかもしれませんね。
わたし自身、年に二回のコミケでしか同人誌を入手できなかった頃に比べて、会社帰りにとらのあなで普通に買えるようになってしまった今は、熱情というか気合いというかなにかが分散してしまって、平均的に薄くなってしまったような気がします。
だからといって、昔の方が良かったとは決して言えないのですけどね(苦笑)

> どんなんかなあ。。。様
> そこまでスクラム組んであたるほど問題のあるエントリだったの?
kbjingさんにスクラム組む、などというつもりはまったく、ただの指摘だけで、kbjingさんにも分かって貰えたので、そこで終わりのつもりだったのですが。kbjingさんを傷つけてしまったのだとしたら悲しいですね……。

> むっしゅ様
アキバのパフォーマンスについて「ライブハウスでやっていれば問題なかった」とコメントされていた方がいましたが、同人誌も「即売会の会場だけでやっていれば問題なかった」のかな、とは思います。
ただ、ここまで同人イベントが大きくなってしまって「ひっそりやっているから問題ない」では済まされなくなってきたのかもな、とも思います。
むぅ……

> yuu様
「いやさ」様や「名無しで恐縮ですが」様も指摘されていますし、私の記事にもありますが、大量に刷るのは大変な賭ですし、さまざまな理由でできない方もいらっしゃいます。
目の前で売り切れ、などで感情的になってしまうのもわかりますが、だからといって作者の方を責めたりしないでください。
「完売したい」というのは同人制作者の共通の夢ですし……
# わたしも一度で良いから完売してみたいものです orz

> 名無しで恐縮ですが様
フォローありがとうございます。
作る量は本当にいつも悩みますね。この間のイベントで「大きな即売会だし、旬のジャンルだし、きっと大丈夫!」といつもよりも多めに作ったのに、2割しか配布できなかった時は本当に泣きたくなりました(^^;;;

> 横からですが様
制作者の方のフォローをさせていただきますと、同人誌は流行り廃りが激しくよっぽどの大手か逆に小さいところ以外は、さくっと部数が変動します。
また、前回と違うジャンルや違う内容だった場合「以前買ってくれた方は今回も買ってくれるだろうか?」、同じジャンルだとしても「旬が過ぎてしまったのではないか?」と思ってしまい、結局少な目に見積もってしまいます。

わたし自身、内容的にはまったく変わらないつもり&即売会の規模としては前回よりも大きいのに、頒布部数は三分の一以下の50部程度に減ってしまった、なんてこともあります。

ですので、「完売するとは思わなかった」というのは多少誇張はあるかもしれませんが、本当にそう考えてることもあると思います。

anwanw 2008/05/21 03:00 本来の同人のあり方(他者に見て欲しいだけ)ならば、web上で公開すればほとんど片がつくのでは。
ネットのおかげで情報の伝達速度が飛躍的に向上したのに比べ、頒布方法が従来通りでは需要と供給のバランスが崩れるのは当然かと。
面白いオリジナル作品を応援すると言う意味で「お布施」としての購入は当然応援もしますけど。

白マッチ白マッチ 2008/05/21 03:18 昔に比べればイベントに行かなければ手に入れられないような本も買える手段が色々ある時代なだけに、同人誌が行き渡らない現状、とかあまり思いませんでした。

それでも手に入りにくい本を買いたいなら買い手が動くべきかなぁ、と。

後、完売すると思わなかった、という作家さんに対して怒るのは筋違いかと。
在庫があまって損をするリスクを抱えているのは自主印刷する作家さんなんですから。まぁ、表紙カラーとかお金のかかる印刷方法を取らなければ2〜3百部で十分利益が出てくると思いますけど。

RadiumRadium 2008/05/21 06:21 ほしい本が手に入らない

ということは悲しいことですね
会場が広くなり参加サークルが増えるにつれ、この傾向は強くなります。一人で回れる数には限りがありますから、それに人気のあるところほど完売が早いですから、チームを組んでの10冊とかの纏め買いが増え、それが完売速度を加速する、難しい問題です。

ただ、買い手が一つ忘れがちがことがあります。
同人誌は刷るのにお金がかかります。それがまとまるといったいいくらになるのでしょう?

ttp://www.kyoshin.net/fee/a4.html

一つの例ですが、2000部以上の金額払えますか?

774774 2008/05/21 08:24 売り手側には出来れば部数制限をして欲しいなぁ…

E.HOBAE.HOBA 2008/05/21 10:57 情報の伝達速度がどれだけ向上しようとしまいと、手に入らないものは手に入らないでいいじゃん、と思うんですがねぇ。

どうしても欲しい奴は時間と体力使って手に入れるか、若しくは大枚叩くか。どちらも出来ないならスッパリ諦めろと。何でも手に入ると思ったら間違いだと。

だって、それ商業誌じゃなくて同人誌なんだぜ?
同好の士が集まって作った作品が手に入らないからって、作ったそいつ等にもっと負荷を負えって要求するなんてありえないだろ。

↑ 2008/05/21 11:37 売り手側の事情で増産が難しいのなら無理をする必要はないが、買い手側がもっと作ってくれと要求すること自体はそういう話とは関係なくやっていいと思う、それが通るかは別として。
というか要求すらするなってそれこそおかしいだろう。無理だと言われたら素直に諦めるべきだが、そういう反響は売り手側にも無意味な物ではない(もっと作ろうかどうか悩んでるサークルがあったとして、そういう要求が殺到した場合と何も言われなかった場合じゃ次の対応も違うはず)し、少なくとも他人が横から口挟んで止めさせるようなことじゃない。
今回の記事にしたって売り手側の事情を説明してるだけで、別に要求自体やっちゃダメなんて話じゃないと思う。

だんだンだんだン 2008/05/21 16:20 要求は別に良いけど、コラムにするのはどこに向けて要求してるン?
要求は、サークルさんにメールでは。チラシの裏に書いてもねぇ

666666 2008/05/21 16:35 サークル側はあくまで個人活動だからね、人気が出たからって商業並みの対応をしろよってのが無理。
大手と呼ばれる部数を作るには一度にウン百万の印刷代が必要なのに、俺まで行き渡らないからもっと作れと言われてすぐ出来るようなもんじゃないでしょ。
ネットの普及で同人のあるべき規模をはみ出しているような気もするけど、基本はあくまで個人間の交流だってのを忘れないで欲しいです。

通りすがり通りすがり 2008/05/21 18:14 品薄になって転売やP2Pに流れるのを快く思わないのなら、それをどうにかするのは売り手側であって、それは同人も商業(リスクの大きさ)も関係ないんじゃない?ってことを言いたかったんです。
部数は売り手側が決めてそれは他の人にはどうしようもないですから。
買い手側の買えなくて「仕方ない」と売り手側の品切れで「仕方ない」は違うと思うのです。
まあ、P2Pも転売も気にしないよっていう売り手さんもいてそういう人には関係ないんですが、そうじゃない売り手さんには「仕方ない」とは言って欲しくないなあ、と。まあ、仕方ないんでしょうがw

akiaki 2008/05/21 20:36 白マッチ様
>2〜3百部で十分利益が出てくると思いますけど。

値段の付け方によっては全然でませんよ。
もう一桁増えれば確実出るでしょうけど。

111111 2008/05/21 22:14 >通りすがりさん
それは買い手の意識の問題で、部数を増やして解決するものじゃありません。
流す人間は品薄だからというだけで流してるわけじゃないし、そういう手段で
手に入れる人は可能であっても正規の手段で購入しないんじゃないですか。
商業の場合リスクを負うのは主に版元です。作家は業務レベルのリスクはあっても、
増刷に関して金銭的リスクを負うことはまずありません。

nicht-seinnicht-sein 2008/05/21 22:48 さすがにそろそろ全部のコメントにレスをつけるのは無理になってきました orz

とりあえず、気になったコメントだけレスさせていただきます。

> anw
> 本来の同人のあり方(他者に見て欲しいだけ)ならば、web上で公開すればほとんど片がつくのでは。
本来の同人のあり方を、「他者に見て欲しいだけ」というのはちょっと違うかな、と思います。
同好の士が集まる、というように、他人に見て貰うのを前提として、内容について語り合ったりというコミュニケーションまで含めて「同人活動」ではないでしょうか?
ウェブ上での発表は実際に見て貰った、という反応を得づらいというのもあり、一冊一冊自分の目の前で本を手にとって貰えるという反応を見ることのできる即売会での頒布はやはりよいものです。

通りすぎ男通りすぎ男 2008/05/22 11:52 売り手側にも事情はありますので、参考までに。
例えば、勤め先や仕事先との約束で冊数を制限されている場合があります。年間○冊まで〜と、業務に支障をきたさないように制限が設けられているんです。
また、搬入数が多いと前日の搬入に立ち会わないといけないので、遠方から参加する場合、前日〜当日と滞在しなければなりません。宿泊料金も痛いのですが、奪われる時間の方が痛いです。
あと、これが重要なのですが…
自分もコミケを楽しみたいので、ある程度で売るのを切り上げて会場を回ったりしたいんですよ。売る為のコミケではないので。
これは私感ですが、費用よりも失う時間や手間の方が痛い場合が多いです。

ななすななす 2008/05/23 00:35 以前、コミケットプレスか何かでサークルに対して、あるアンケートが載っていました。それによると、1冊の本を大体100部で刷るサークルが一番多いようです。

同人活動にかかる経費って、単に印刷代だけで済む訳ではないんですよ。
頒布する場、すなわちイベントのスペース代。交通費。そして漫画なら、トーンや原稿用紙、画材等々…(私は小説書きではないので、小説の方はわかりませんが)。入稿するにもお金を使いますしね。
通りすぎ男さんもおっしゃってますが、何より時間が大きいですよね。もちろん、好きでやっている創作活動の時間はかけがえのないものだと思いますし、義務感でやっている訳ではありません。けれども、それ以外の事で時間をとられるのは避けたいと考えています。

NEET男NEET男 2008/05/25 03:31 同人誌がネットを通じて(違法)に流通することに何か(法律以外の)問題があるのですか?
商業出版なら問題ありでしょうが同人だったらネットで流通することで1万部売れるはずだった同人誌が千部しか売れなくなっても誰も困らないと思うのですがどうでしょうか?素人考えなのかな。
ネットの違法流通が原因で元々100部しか売れない物が50部しか売れなくて次から発売中止に、とかにはなりませんよね?

同人で1万部以上売らないと成り立たない商業主義サークルは同人辞めて商業出版でやって欲しいと思います。

な 2008/05/25 04:59 >NEET男
同人活動はお金の問題じゃないって書き手さんが何度も書いてると思うんだが。
お金の問題じゃないからこそ読んで気に入ってもらった人に買ってもらうひとつひとつのコミュニケーションが大事なわけで。

NEET男NEET男 2008/05/25 09:34 >な様
レスありがとうございます。
>買ってもらうひとつひとつのコミュニケーション
即売会場で何百人と並ばせて、待ち時間3時間以上の行列作ることですか?
おっしゃることはすごく同意します。ですが同人大手のやってることは違うだろうと言いたいのです。

aa 2008/05/25 15:20 3時間並ぶほどでもないと思えば並ばなければ言い訳で。
並んでもその本を欲しいと思っている人だけが並べば言い訳で。
誰も強制はしていない訳で。

aa 2008/05/25 15:24 長時間自分のサークルに並ぶだけに時間を使わせて気の毒だと
書店に新刊を卸しているサークルの本なら書店を利用すれば言い訳で。
金で時間と手間を買って、得だと思えなければ必死で3時間並べばいい訳で。
どっちも嫌だと言うなら本買うの諦めろと思う訳で。

結局買い手のわがままの方が強いとしか思えない。

な 2008/05/26 01:12 >ですが同人大手のやってることは違うだろうと言いたいのです。
前の書き込みからこういう意図が全く読めなかった。
あと更に言えば大手はコミュニケーションとってはいけないとでも言うの?
拝金主義・商業主義のサークルを叩くならまだ考えとして分かるけど大手というだけでやってることが変わるとでも言うのかな?
単に需要が大きくなっただけで書き手のやってることは小数部のサークルと変わらないだろ?
並びたくなければ書店に下ろすのを待てばいいし、部数が限定されてる本があるのも同人なんだから書き手の都合(予算やら)でやっていいわけだし。
売れてる(大手)サークル=金儲けってのはあまりにも短絡的だと思う。
更に繰り返すけどネットに流すのは問題外。

NEET男NEET男 2008/05/26 21:48 商売でやってるんじゃないならコピーしたって良くない?誰が困るの?コピーされることに同人作者が責任感じる必要ないと思うんだけど。
作者が読んで欲しくない人に読まれることが問題?誰に読まれるかは書き手の都合じゃないと思う。

作品を正当に評価してくれる(書き手の望む)読み手は正当な手段で作品を手に入れるだろうから、作者が読み手が作品を不正な手段で手に入れて無いかを気に病む必要は無いと思う。

な 2008/05/27 00:34 なんか、ものすごく基本的なことが欠けてる気がするんですが、自分が作ったものが自分のあずかり知らぬところで勝手に複製されて不快な思いをしない人のほうが少ないと思うのだけど。
責任とかじゃなくて。
あと、商売とか同人に限らず。
その前提がある上でコミュニケーションが〜〜と言ったのだけど。

tttt 2008/05/27 04:12 >neet
>商売でやってるんじゃないならコピーしたって良くない?
ダメ。違法だから。
>誰が困るの?
作者とお金を払って本を買った人。
>コピーされることに同人作者が責任感じる必要ないと思うんだけど。
責任じゃなくて迷惑に感じる。自分が理不尽な窃盗の被害にあって責任感じるわけがない。
>作者が読んで欲しくない人に読まれることが問題?
有料のものを無断で違法に得ている人間がいることが問題。窃盗。
>誰に読まれるかは書き手の都合じゃないと思う。
公開するレベルは書き手に選択権が与えられてる。


>作品を正当に評価してくれる(書き手の望む)読み手は正当な手段で作品を手に入れるだろうから、作者が読み手が作品を不正な手段で手に入れて無いかを気に病む必要は無いと思う。
評価とかじゃなくて、同人だろうが金が絡むものを違法で入手してることが問題。
気に病むとか責任感じるとかじゃなくて、知的財産の窃盗に困惑してるという表現が正当。P2Pで違法に入手してる人間は只の犯罪者です。質問ある?

な 2008/05/27 05:28 >TT氏
その辺よーく分かってるのですが
>同人誌がネットを通じて(違法)に流通することに何か(法律以外の)問題があるのですか?
何故かこのよく分からない前提をつけられたのでそれで書いていました。

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