ドラッカー先生は著書「プロフェッショナルの条件」で学習法についてこんなことをおっしゃってます

自らの学び方がどのようなものであるかは、かなり容易にわかる。得意な学び方はどのようなものかと聞けば、ほとんどの人が答えられる。では実際にそうしているかと聞けば、そうしている人はほとんどいない。だが、この自らの学び方についての知識に基づいて行動することこそ、成果をあげる鍵である。

自分の学び方を知る。これが大前提になっているんですが、僕は未だ自分に一番合った勉強の仕方というものが分からない。自分が一番得意な勉強法ってどーいうものなんだろ。

ラベル付け勉強法のススメ

「○○ちゃんは真面目な子だねー」って言われて育つと真面目な子になります。断言するのもどーかと思うんですが、真面目になる傾向があるらしいのです。この”真面目な子”ってのがここで言う”ラベル”。ラベルってのは自分を客観的に見たときに付いているイメージみたいなものなのかな。人は客観視点のラベルにあわせるように自分の行動をフィッティングさせる傾向にあるのです。スナイダーさんっていう偉い人は「われわれがリアリティに対して与えるラベルや概念が、実際にリアリティを作り出したり変容させたりすることを示している」って言ってます。
普段話すことのない人たちと会話を行うとそのラベルを強く意識させられます。会話開始から1時間くらい経過すると大体相手の方の人となりとか考え方ってわかってきて、真面目な人だーとか面白い人だってのがわかりますよね。
会話を続けていくと自分も相手のラベルを気にするし、逆に相手もこちらのラベルに意識が向いてきます。友人だと意見の出し惜しみとかがありますが、相手が年上で社会人だと意見の出し惜しみとかできません。持っている知識を総動員して会話が流れていきます。最大限の知識を使っている、その状態でラベル付けされると後に引けなくなるんですね。「IRで線形代数の概念って大事なんだよね。物理やってると複素数まで入ってくるから大変だよねー。」とか言われたら「そうですねー。ユニタリ変換とかやりますけど計算がですねー。」って言うしかないんです。量子力学2回くらい単位落としたけどなんとか話をつなげないと…と思ったら講義ノートやテキストの内容を頑張って思い出したりする。そーすると新しい視点で見ることが出来たり理解が深くなったりします。
上のやつはいうなれば物理のラベルですが「真面目」「しっかりもの」「頑固者」なんてラベルをつけたりつけられたりもありそうですね。会話を進めていくうちにラベルに沿った意思や学力の強化、またそのモチベーションにつながるというアッパースパイラル。すばらしい。
そんなかんじでいろいろなところに顔を出し、偉そうなこと言って後に引けない自分を作るのも一興です。僕は今いろんなこと言い過ぎて後に引けない状況。頑張らねば。ねばねば。

僕は社会人の方に会う機会があるとその後モチベーションが上がります。ここ最近では二週間に一度かそれ以上の頻度で社会人の方とお話し合い(という名の飲み会)をする機会に恵まれとるわけですが、どーも飲み会終わるとモチベーションが上がり、勉強や読書に身が入ることが多い。これをラベル付け勉強法と名づけて提唱してやる!

手帳選びの時期

WIREDの時計欲しいなーなどと考えつつLOFTにいったら手帳フェアやってました。今年も手帳選びの時期が来たようです。
天神ロフト Osusume! 2009年カレンダー&ダイアリー
僕のLivedoor Readerに二件ほど手帳言及記事が引っ掛ったこともありますし、今使ってる手帳について書いたりしよう、そうしよう。

無印良品オレフィンカバーマンスリー・ウィークリースケジュール A5フリー

使っている手帳はコレ。個人的な意見ですけどA5サイズが一番書きやすいと思っています。書きやすくないと続かない。


何も書いてない状態が上。僕はこれにGoogleカレンダーのコピーを貼り付けて使ってます。

月初めにA4サイズで印刷し、余計な部分を切り取って貼り付け。いい感じに余白が残るんで便利です。

マンスリー部分の余白に書いた予定はGoogleカレンダーに落として、週始めにウィークリー部分に落とし込み。
スケジュールが多いときはA4サイズに複数ページを印刷して2段組にしています。少ないときはA4を縮小コピーして切り貼りしてます。
会議の内容などは本体に書き落とし、その日片付ける仕事や、まだ頭の中でまとまっていないこまごましたものは付箋に書いておいて、後で本体に書くなり捨てるなりしています。

裏表紙には付箋を挿んでます。

まとめ

バインダー型手帳が合わなかったので自分なりに使いやすい手帳を作ろうと思ったらここに行き着いた感じ。巻末のフリー余白が少ないのが悩みだけど、書く内容を厳選しようという意思を生んでいる気がするので放置。来年もこれを使い続ける予定。これ安いんすよ。

研究の内容が決まりそう

光学系を利用して物質の性質を見極めるってのは結構昔からある手法なんですけど、流体系だとそれもかなり難しいらしいんですよね。んで、それをテーマにするつもりだから文献調べとけーってボスから言われた。光学系って電磁波とか量子力学の世界なわけで、苦手分野なんだよなー。

MapReduceによる並列分散計算

LTでMapReduceによる並列計算の概略*1を聴いたんですが、音声圧縮・画像圧縮処理に使われるFFT(高速フーリエ展開)と似たような感覚を覚えたので共通点があるのかないのかを調べてみようかなと思います。まとまった結果が出そうならまたエントリ上げるー。

*1:googleの論文や早稲田大学の丸山 不二夫先生の論文漁るといろいろわかるっぽい

Fukuoka.pmに参加してきた

今回はFukuoka.pmとPHP Fukuokaの合同勉強会だったわけなんですが、わたくしPHPの知識といえば <?PHP からはじまり ?> で終わるくらいの知識しかないので話についていくだけでいっぱいいっぱいでした。同じような1行掲示板を違う言語で描くLiveCoding面白かったです。Controller、View、DBという一連の流れはおんなじだけど、中身を追っていくと各言語の違いがわかりやっすーな感じ。PHPは手軽に開発できて、Perlのほうは細かくいじっていけそうな印象を受けました。