4月スケッチ

先週の、火曜水曜がベストだった。
快晴で、4月らしからぬ空気の澄みようで、山肌遠くまで見晴らせて。
けどまぁ今日も一日中晴れ(降水確率0%)の、よい日和。 てな訳でお出かけしてきましたよ、野外撮影。 神姫もいっしょに。



「お前もいったん集中力が途切れると、ゆるゆるになってしまうのがなー。 ルーキーなんだか大物なんだか」
「イエス・マム! 気をつけます。 …でもお仕事終わったら、ぱぁぁっと切り替えたいじゃないですか〜。 こんなに天気はいいし、いろんなものも生成(は)えてるし」 
「状況終了した後でも、移動中は危ないんだよ。  …ホラ、3時方向の丘から射撃。 どうする?」
「右の茂み、くぼ地」
「5時の石垣のほうが、近いし手堅いな」
「むー。 いや、そうですね、自分の失敗です」
「茂みも飛びこみやすいけどな。 後が続かないかも、だ」
「んうー、難しいな」


「まぁ得手不得手もあるだろ。 お前さんが地図読んだり地形覚えるのが苦手なように、私は直感でパッと動くのはてんで駄目だ。 …裏目にでるほうが多い」
「そうなんですか? 自分のことで言えば、思いつきの失敗も多いですよ?」
「だろうな。 けど致命的な大ポカはやらかさない。 リカバリもきく。 違うか?」
「違い…ません。 たぶん、あんまり」
「それがお前さんの持ち味さ。 同じように、私の地形読みも魔法じゃない。 大失敗しないための工夫だ。 石橋叩きだ」
「それでも――やっぱりベテランの技です、凄いです」
「そうさ凄いさ。 だから私の真似をしろ。 すこしはミスを減らす手助けになる。 だいたい間接支援のお前が地図苦手というのはな――(以下説教)」


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大地を馳せる組。 砲兵型(新・旧)コンビ? のフォートブラッグさん(1st)とアーティル(3rd small)。 あー、目下っぽいのでアーティは呼び捨てね。
このサイズだと、草むら踏破するのにもナタやクローで切り開いていかなきゃならないような。 


フォートブラッグさんは由緒正しい「待ち伏せウェポン」という感じ。 常に射界や遮蔽物を意識して動いていそう――みつあみ茶髪は「スキル:田舎育ち」持ちっぽいし。
アーティルは、ちちや露出肌にみえる部分はアレでも足腰は頑健なほうだと思われ。
この背負い物コンビ。 おそろしいことに重心さえ決まれば、ふつーに台座ナシで自立してしまうんだよねー。
あとゴーカイに間違い探し・いっこあります。


春といえば、菜の花をはじめ名前も知らないような草々まで、一斉に花をつけはじめるのがすごい。 目線を下げるといろいろ発見があるよ。


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「まぁ、お祝いのようなもの、ですから」


素手・ランドセル無しの、飛鳥さん。
こんな子が吟醸ヂェリー水をこくりと呑んでいるのは、なんかドキドキするね。


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「社(やしろ)が普請中というのは誤算だったの。 手狭でも居心地のいい場所だったのじゃが」


桜の花=チェリーブロッサム・サインの、こひるさん。
里山の奥にまで行かなくても、じつは集落の中にあるちいさな社のが、枝ぶりも手頃で撮りやすかったという。


余談だけど。
こひる・メリエンダの製造メーカー、【戌轡人造舎(いぬぐつわじんぞうしゃ)】というのが、初の漢字使用で無駄に格好良いですます。 時代劇スキーでもある、DOGMASKパパン謹製で、これ。
「〜公司」だったら中華系メーカーだったね。