楽天モバイル
7月から0円運用ができなくなるという。我が家でも解約・MNPしたという話。
我が家は家族全員mineoにまとめている。データ5GBのプランにして、毎月合算で半分以上データが余るくらいの使用率。
これに加えて楽天モバイルの回線を1本持っている。0円で維持できるのなら、エリアがどの程度使えるか試してみようか、というのが動機だった。自分の移動範囲内なら、ある程度使い物になることがわかったので、ちょうどお出かけの頻度も多くなってきた下の子の連絡用として、古いiPhoneにこのSIMを入れて使わせている。それが、だんだん使うデータ容量も増えてきて、無料枠上限(1GB)に近づく月も多くなっていたので、どうしたものかと考えていた矢先にこのニュース。有料になるのであれば、家族でデータを共有できるようにしたほうが余計なお金がかからない。0円サービス終了ギリギリまで待ったほうが得ではあるが、その時に忘れそうな気がしたので即座に解約・MNPすることにした。
楽天モバイルでの解約→MNP自体は思ったよりあっさりしていた。「楽天ならこんなにお得ですよ」と引き留められるのは1回だけ。あとは簡単なアンケートを入力するだけで番号が発行された。
で、この番号を持ってmineoで手続き。あらかじめamazonでエントリーパッケージを購入しておいたので加入手数料はタダ。自分名義にしたので免許証の写真をアップロードすれば本人確認もすぐ終わる。解約しようと思ってからmineoの手続きまで30分もかかっていない。正直、キャリアの乗り換えがここまで簡単にできるようになっているとは意外だった。
トラックボール
この記事以後に、M570を1回買い替え、後継のM575を1回買っており、今は仕事場と自宅と1台ずつ置いて使っている。
今日、2代目のM570(正確にはM570tと品番が変わっている)が壊れた。ボールをグルングルン回してもポインタが全く動かなくなってしまった。ベアリングやレーザを清掃しても状況が変わらない。購入履歴からすると6年経過しており、保証も効かないのでやむなく廃棄することにした。
初代のM570(この記事で買ったやつ)は、この製品の持病ともいえるクリックボタンのチャタリングで保証交換となったり、交換後の個体も数年後にホイールゴムが加水分解でベタベタしだすなど、機材としての寿命はそれほど長くなかった。そう考えると、6年持った2代目のM570tは、この機種にしては当たりの個体だったのかもしれない。
いずれにせよ、トラックボールに体が慣れすぎてしまっているので、早く1台補充せねば。自分の手にはM570/M570tのほうが馴染むのだが、妙にプレミアムがついていてとても買える値段ではないので、M575をポチ。さて今回の個体は何年持ってくれるか。
イマドキの大学 PC環境
今春、子供が大学に入学する。
新生活といえばパソコン選び。半ばオヤジの趣味も兼ねて、普段見ることのない「新品の」PC情報をWebで見たりしている。そこで感じたことをメモ。
文系学部に進学したとして、まあ最低限在学中にどんなスキルが身についていればよいのか。Microsoft Officeが操れるようになって、なんちゃってでもプログラミングの素養を習得できていればよいのかな、とは思う。となったとき、いったい大学側はどんなIT環境を提供しているのか、という疑問がわいた。
すると、どこの大学もMicrosoft Office365を一括で契約していて、在学中は自分のPCに自由にインストールして使えるのが主流のようだ。
UTokyo Microsoft License | 東京大学
Office 365 ProPlusの提供開始について | 慶應義塾ITC
Office365(Officeアプリケーション) | 早稲田大学ITサービスナビ
PCのスペックやOS (Windows or Mac)に対する指定をしていない大学も多い。Office365としてはWindows版もMac版も提供しているし、学校として手取り足取りサポートするつもりはないが学生が好きに選べ、というスタンスか。
学校によっては、Adobe製品やMathematica・MATLABまでも提供しているところもあったりする。
当然キャンパス内はWi-Fiが満ち溢れていて、どこでもネットに繋がるのだろう。インターネットという言葉すらなく、電子メールを読み書きするにも、24時間冷房でとにかく寒かった電算機室でUNIXワークステーションを触るしかなかった私の学生時代とは大違いである。
このような学内の環境からすると、Wi-Fiは必須でOfficeは不要。加えて、一人暮らしを始める人であれば家や外出先用にWiMaxなどのネット環境をそろえる、くらい?
イマドキのPCには最低Wi-Fiはあるからいいとして、店頭モデルや大学生協モデルのパソコンに未だにバンドルされているMicrosoft Officeは少なくとも不要だろう。単に商品単価を上げるだけの口実に過ぎなくなっている。なのでCTO(通販)でOfficeを外して購入するのが最適解ということか。
Thinkpad X13s
これは期待大きい。なんといっても「Multi-day Battery Life」をドーンと謳っている点にそそられる。1.06kg (2.35 pounds)で公称28時間と、ARMベースのWindowsマシンの先達と比べてみても大きくバッテリー持続時間を伸ばしている。
- Yoga C630(昔持ってた):1.25kgで公称18.6時間
- Surface Pro X(今持ってる):本体777gで公称15時間
当初はARMネイティブのソフトがほとんどなく、x86のエミュレーション中心で遅いとか使えないとか言われ続けたARM版Windowsも、
によって、だいぶ環境が改善され、かなり「使える」レベルになってきている。M1 Macの仮想マシンとして、使われる台数が飛躍的に増えたのも大きいだろう。主要どころのアプリで唯一ARM64ネイティブ対応していないGoogle Chromeさえ対応してくれれば*1、日常業務用途では一気にARM搭載機のほうがメジャーになるのでは、と期待している。
Chrome OS Flex
USBを作成して、CF-RZ4で起動してみた。
このRZ4、これまでCloudReadyでもChromeOS (brunch+rammus)でも起動実績があるので、Flexでもよっぽどのことがなければ動くでしょう、という確信があったので。
ブラウザがChromiumからChromeになったこと以外は、これまでのCloudReadyと変わらない。インストーラに「Cloudready 2.0」って出てくるのはご愛敬。
音も出る、カメラも認識する、タッチパネルも使える、日本語対応(表示・キーボード、日本語入力)も普通に使えている。開発版とは謳っているが、そこそこの完成度はありそう。
なお、「Google Play Store 対応」という報道が一部あるが、設定からも表示されないので、それは間違いと思われる。もしGoogle Play Storeが必要ならば、brunch + rammusの環境を構築する必要ありということか。
GooglePlay入りの純粋なChromeOSを普通のパソコンにインストールする方法
8インチタブレット d-42A
☆ドロタブ大量入荷☆
— イオシス公式 (@iosys_official) February 4, 2022
dtab Compact d-42A
未使用品 税込33,800円
Snapdragon665搭載の8inchタブレット!!
ドロタブは新機種の発売がが殆どないので2020年発売は結構貴重!!
⏬商品ページ⏬https://t.co/VfV7gZrz0f
eSIM対応でSIMスロット非搭載なのでお気をつけ下さいね!!#イオシス pic.twitter.com/vIOr1zLvgB
ちょうど8インチクラスのタブレットが欲しいなあと思い、最近の機種をいろいろ調べていたときにこの記事が。3万円超はちょっと高いかなあ?と思いつつも、思わず購入してしまった。
ちょうど手元に使っていないiijmioのeSIMがあったので、5chやネットの記事を参考にしてつながるようにした。
- eSIM登録前にやっておくこと
- eSIM登録(設定→ネットワークとインターネット→モバイルネットワーク→SIM)
- 再起動後、IIJの電波をつかむようになったら、モバイルネットワーク→アクセスポイント名でAPNを設定
8インチクラスのタブレットは絶滅危惧種のようなので、大事に使おうと思う。
CF-SZ6 冷却ファンを掃除する
持ち歩けて、そこそこ速いWindowsノートパソコンが必要になり、最近リースアップ品が多く出回るようになったPanasonic のLet'snote(CF-SZ6)中古品を通販で買いました。
Let'snoteの中古品は外装にダメージを受けているブツ(筐体割れ、擦り傷、キーボードのテカリ・・・まあこれでも正常に動くのがLet'snoteの良さではあります)が多い中、外装はまあまあ許せる範囲。一方で、電源を入れると冷却ファンが盛大に回り、吹き出し口からは結構な量の熱風がずーっと出てきて不快です。
昔持っていたLet'snoteも、同じ症状になったことがあり、その時は分解して冷却ファンを掃除したら改善されたので、今回も分解・掃除にトライしてみることにしました。
警告
- 以下の内容は、筆者手元の環境での実験結果です。すべての同製品での動作を保証するものではありません。
- 筆者は、ネジを外した時点でメーカーの保証が受けられなくなることを理解した上で以下の行為を行っております。
- このページの内容を実行した結果、機械に故障や不具合が生じることがあっても、筆者は何ら責任を負いません。
- また、このページの内容について、メーカー等へ問い合わせることはしないでください。
というわけで、裏蓋を開けたところから始めます。ここまではネット上に多くの事例が転がっているので、そこを見ていただければと思います。余談ですが、かつてのLet’snoteはネジの数がやたら多く、分解するのに大変な労力がかかりました。それを知ってるだけに、この写真までに2-3分でたどり着けるようになったのは感慨深いものがあります。
私が購入したのは、「ドライブレスモデル(CF-SZ6RDYVS)」なので、光学ドライブも2.5インチHDDもなく、筐体内はスカスカです。
向かって左側の基板(以下「メイン基板」)には、表側(今見えているほう)にはM.2のSSD(既M.2の1TBモデルに換装済)、裏側にCPU・冷却ファン・オンボードメモリが実装されています。したがって、この基板を筐体から外さないと、冷却ファンにアクセスできません。
まず、メイン基板に接続されている、2本のフラットケーブルを外します。両方とも、保護テープを剥がし、ケーブルの反対側のストッパーを跳ね上げると外すことができます。
メイン基板に接続されているケーブルは、他にディスプレイをつなぐケーブルやWi-Fiのアンテナ線がありますが、断線しないよう注意すれば取り外さずに作業は続行できます。
メイン基板を留めている4本のネジを外します。
冷却ファンを留めている3本のネジを外します。下の2本は、保護テープを剥がすだけでネジを外せます。
厄介なのが上の1本です。ゴムのような緩衝材と、基板を保護しているビニールシートを剥がさないとネジが見えません。
メイン基板を外し、上方に跳ね上げるようにして裏返します。このとき、電源スイッチ・Wi-Fiのスイッチを飛ばさないよう注意します。
裏返すと、冷却ファンが見えてきます。まず、電源ケーブルを外します。
冷却ファンをメイン基板から外します。グリスでCPUと固着しているので、注意しつつ軽く力をかけると「パキッ」と音がして外れます。
CPU側に付着したグリス。これを無水エタノールで綺麗に除去し、手元にあったグリスを再度塗りなおします。なお、CPUコアの片方にはグリスがもともとついていませんでした。ファンもここには密着しない構造になっているので、グリスを付けずに元に戻します。
ファン側。こちらもグリスが付着しているので除去します。
精密ドライバーでネジを外せばファンブレードにアクセスできますので、ブレードに付着したホコリをエアーダスターで飛ばし、軸にごく少量のオイルをつけて戻します。
あとは逆の手順で復元していきます。
…清掃後の印象ですが、ファンの回り方が明らかに静かになりました。負荷をかけた場合の風量は変わりませんが、負荷が下がるとすぐに回転数が下がるようになり、非常に快適になりました。
使った工具は以下から。
換装したSSDも参考までに記しておきます。M.2のSATAのみ対応と思われます。