ワイオミング生まれの宇宙飛行士

宇宙開発テーマの作品集。
宇宙ものはいいよね。
こういうのこそSF読んでるって言う気がする。
「月を僕のポケットに」はどうかな〜。主人公は騙された事をきっかけに月に行くようになったってことよね。科学的なシーンないんだもの。
「献身」はいいわね。火星探査に来た人たちが事故にあい、誰も亡くならない様な方法を考えて脱出する。誰一人犠牲にしないのはこれからも宇宙探検を進めるため。
いいよな〜。こういう考え方。
でも、一番面白かったのは表題作。
ロズウェル・エイリアンとそっくりに生まれてきたアレグザンダー。彼は宇宙飛行士を目指す。その過程で知り合った筋ジストリフィーのコリン・ファース。彼ら二人の二人三脚がなんともいい。ジュブナイルっぽいところがSFだとおもう。こういう感じをあじあうためにSF読んでるんだなと思う。