サーバー機のTomcatの設定

10/02/15
サーバー機のTomcatの設定をしていますが、Fedoraの「ソフトウェアの追加/削除」から行えるTomcatのインストールでは、まったくうまくいかず悩んでいました。ディストリビューションの標準インストールなら管理が楽かなと思いきや…標準のjava実行環境であるopenjdkでもうまく動かず、Sunのjdkでもうまく動かず…いろいろ検討しましたが、解決できず…やっぱり汎用バイナリ使ってインストールして、自動起動スクリプトを作るかなってあきらめつつあります。


しかし…なんかくやしいですねぇ…


追記2010/02/17
解決しました!!
起こっていた問題は、Tomcatのインストール成功を確認する画面を表示できなかったことなのです。多くの場合インストール成功の確認として、「http://localhost:8080/」をWebブラウザで開いて確認するのですが、僕の場合、真っ白な画面が表示されていました。


↑起動確認の結果↑


Tomcatのアイコンらしきものはついていますが、なにしろ今まで見てきた画面とは明らかに違うので、起動失敗していると勘違いしていました。実際、logやnmapによるポートは正常な様子でしたし、SELinuxの非強制化やファイヤーウォールの停止など試しましたが、何ら変化がありませんでした。


この現象はTomcatのインストールパッケージの不足」が原因でした。
上記のようなブラウザでの確認は、パッケージ「The ROOT and examples web applications for Apache Tomcatがインストールされていないと表示できないようです。
Apacheのホームページからダウンロードする汎用Linux向けバイナリインストールでは、webappsディレクトリの中に標準でインストールされています。僕もインターネットの検索でこの件に関してヒントを得て、自分のサーバー機のwebappsディレクトリと、ダウンロードしたバイナリを解凍して得られるwebappsディレクトリを確認したところ、この違いがわかりました。
パッケージをきちんとインストールした結果、以下のように標準の起動確認画面を確認できました。





結果として「ソフトウェアの追加/削除」で、「Tomcat」と入力して検索されるパッケージを、最新のバージョンで一致しているものをすべてインストールしている状態になっています。
胸のつかえが取れました…。
これでTomcatの管理も他のLinux上のサーバープログラムと同様に管理できます。