12月議会前哨戦

12月議会に向けて会議が始まりました。議会運営委員会、定例全員協議会、議会のあり方検討会、代表者会議、広報広聴特別委員協議会など、朝から夕方まで連続して会議で一日を終えました。

全員協議会では、(仮称)あつぎ元気館が議論になりました。今更ながらではありますが、後付けで理由を付けざるをえなかった以上、それはすでに難題であることは間違いありません。憤懣やるかたないのであろう議員からの唸りにも聞こえる質問が、ご自身述べられていらしたように本会議一般質問の前哨戦としての軽いジャブだったのかもしれません。多くの新しい議員(すでに早いもので任期を1年以上経過しましたが)も、重ねて様々な意見を披露されていました。全員協議会の場は議事録のない非公開の会議で、つまりは会議ではありませんが、こうした場だといろいろざっくばらんな議論ができるのに、という思いをもたれる人が多いのも頷けます。

議員が思っている以上に、職員が話していいと思っている話というのはかなり制限されているといっていいと思います。ということは、余計な話をしてはならない、または叱責や査定が気になる、そうした呪縛のためにプレッシャーは相当なものだといいます。そのため、公開の会議では、ほとんどの職員は下を向いて間違いの無いように必死にメモを読み上げることになります。質疑をする議員の側はというと、フランクに話をしてほしい。普段だと、いろいろ話してもらえる職員でも、なぜ委員会では杓子定規で当たり障りのない応答に終始するのだろう、と不満に思ったりもするわけです。

で、双方に利害が一致して、「裏」で、気楽に話をするということに必然的に誘導されていくことになります。

それはそれで、いいと思います。が、仕事としては、正規の議事録が取れる場で、どういうやり取りをするのかが勝負。やはり、本会議では経験豊富な理事者がいるのですから、正確にということはもちろんですが、個性的な、経験を感じさせる答弁をしてもらいたいものです。

議会のあり方、では通年議会をどうするか、定数をどうするか、の議論が始まりました。当然、様々な議論があります。それぞれの議論を大切にしていきたいもの。真剣勝負の、筋書きのない議論が展開されていて、いまもっともおすすめの委員会だと思います。


■相変わらず、一般質問の通告は多岐に及びますが、来年度予算編成について、市街地整備について、市民参加について(前回やり残したペンネーム利用の件)、学校給食について、の基本線4項目にしました。質問通告は2人目、これで12月5日の午前10時からの質問になりそうです。総選挙の時期に重なり、選挙戦突入の真っ最中の議会。多岐にわたる質問は、安易な質問に終わらないように心して取り掛かりたいと思います。