カエルほんのめも

ほんのめもです

スピンオフ読書会

スピンオフ読書会に行ってきましたー。
今回の課題書は

でした。
(以下『湿地』の感想が入るので、嫌な方は読まないように!)

今回は課題書決めから楽しかったです。
前回古典か新作かでなかなか決まらず、幹事さんがアンケートシステムを設定してくださりみんなで古典or新作を投票しました。
古典は超名作!
新作は出版社も一押しのもの!
わたしは古典に投票しましたが、その後もどちらに決まるかドキドキワクワクしながら結果を眺めてました。
最初は古典の圧勝でしたが、気づけば4vs4の同点。そして、最終日に最後の一票が新作に。
というドラマチックな展開があり、新作に課題書が決まりました。大逆転にびっくりでした。
慌てて書店に走りました。古典だったら家にある〜と思っていたのに!

さて、当日。雨の重い空気の中での『湿地』読書会はなかなか合ってました。
話の中にも出ましたが、梅雨の時期に発売ってよかったのかも!?
ただ、わたしは『湿地』がイマイチ合わず、読んでいてなかなか盛り上がれず。ストーリー的に面白くないことはないんだけど、先が気になるわけでもなく淡々としているし、さらに名前がなじみなく誰が誰やら?
語るところないわー、どうしようかしらー、と悩みながらの参加になりました。

けれど、さすが読書会!
『湿地』の読み方を丁寧に解説してくださる方がいて「ほー、なるほど」とようやく思えました。この小説は社会派好きには向いているのかも?と思えるようになりました。そして、わたしは本当に社会派ではなさすぎる……アイスランドに興味ある方には本当にオススメです!
ご飯を食べながら、タイトルの話になったり、アイスランドの特殊性の話をしたり、警察あるあるを挙げていったり、次回作はどこが軸になるかと予想したり、さらにフォントの話になったり。『湿地』の話でかなり盛り上がれました。毎回話すところがあるのか不安な本でも、意外と一冊の本で盛り上がれるのがとっても不思議で楽しいです。
読書会は自分では手に取らない本を読めるのが楽しいとおっしゃる方がいらっしゃいましたが、わたしはそれだけでなく自分ではわからない良さをわかるようになるのがいいなーと思います。これだから読書会参加は止められません!

今回も名札作っていただきました(写真参照。名札入れは前回作っていただいていたものを持参)。今回はハンドルネームで作っていただいたので紹介できた♪
また、レジュメもとっても参考になりました。日本ミステリばっかりの自分にない視点が面白かった!
そのうえ、今回はボッシュシリーズ読むべしリストまでいただきましたー。嬉しい助かる♪
今読んでいるシリーズものがどれか片付いたら読み始めたいなーと思ってます。えー、今取り掛かり中なのは四つか?
みなさん、ありがとうございます。幹事さん、参加者の皆さんもありがとうございました。

さーて、次は絶対絶対参加したいです。だって、珍しくわたしの大好きな本が課題本だから!