鎌倉観光
鎌倉観光に行ってきました。
読書会のメンバーのかたが綿密に計画してくださり、
鎌倉駅西口集合→江ノ電→極楽寺駅→成就院→御霊神社→長谷寺→大仏→鎌倉駅東口→ご飯で鎌倉野菜の入ったおうどん→雑貨屋さん&ジャム屋さん&かき氷屋さん
とぎっしりの予定。
スケジュールを見たときはこの炎天下で平気か、と心配でしたが、とっても楽しく過ごすことができました。
特にラストのかき氷は素晴らしかった。美味しかったです!
頑張ってくださった案内役のかた、ありがとうございました。
美味しいお店も教えてもらったし、また行きたいなー。ただし次は秋に。
横浜読書会スピンオフ『よしきた、ジーヴス』
- 作者: P.G.ウッドハウス,Pelham Grenville Wodehouse,森村たまき
- 出版社/メーカー: 国書刊行会
- 発売日: 2005/06/01
- メディア: 単行本
- クリック: 6回
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以下、ネタバレには気を付けますが、内容には触れます。ご自身で判断の上読んでくださいね。
今回は翻訳家のかたも参加してくださって、豪華なスピンオフでした。
そのためか参加してくださるかたがとっても多く(少しお休みしているうちに、初めてのかたもとっても増えていて嬉しい♪)わたしに司会のお鉢が回ってくることに。
む、無理では?
特にジーヴスはバーティー愛が強すぎて難しいかも?
と思ったのですが、またしても頷いてしまうことに。ううう、以前に懲りたのでは!?
というわけで、まずは初司会者のいるバーティー班に運悪くなってしまった皆さん、すみませんすみません。はー、いつも司会を頑張ってくださった皆さんの偉大さばかりが身に沁みます。
さらに、ご参加の皆様、森村さん、ありがとうございました。楽しいお話聞けましたー。いつものように名札、名札ケースを用意してくださったかたがた、ありがとう。
ということで、以下読書会の感想。
ジーヴスの謎
わたしはずっと謎だったのです。
ジーヴスがなぜ検索のマスコットに使われたり、三大執事の一人なのか。
だって、彼はすっごくすっごく性格悪いじゃないですか!
バーティー好きなわたしの中では完全に敵です。バーティーを助けるように見せて、いつも一番酷い目にあわせているのはこいつだ、と思っているんです。
それが人気あるのはなぜ?
司会になったのをいいことに(<こら)今回みなさんに聞いてみたのでした。
そしたら、ジーヴスの行動に悪意を感じているか、感じていないかによって、ジーヴス評価がまったく違うことが判明。
わたしみたいに悪意を感じまくっている人はやっぱり苦手みたい。
一方、ジーヴスに父性愛を感じている人も。バーティーが頑張っているのをぐっと我慢して見守っているといわれると、そう読めないこともないかも?
また、ジーヴスを腹黒いドラえもんと例えたかたがいらっしゃって大笑い。腹黒いドラえもんと反抗的なのび太くん(バーティー)、と言われたらその通りかも?
ドラえもんのび太な二人には馴染み深いから日本でもジーヴス&バーティーは受け入れられるのかしら、と思いました。
では、本国では誰に読まれているかというと、法律家の人たちが意外と読んでいると森村さんからお聞きしましたー。
バーティーと同じような階級の人たちが「わかるわかる」と読んでいるとか。パブリックスクール文化が多く含んでいるので、パブリックスクールに通っていた人が読んでいることが多いみたい。
一方、ジーヴスと同じ労働者階級がバーティーのような家柄のいい金持ちを負かすのを楽しく読んでいるのでは?という意見も。いろんな読みかたができるジーヴスだからこそ好まれて読まれているのかなーと思いました。
席替えもあったのです
その辺りで席替え。
他の班でどんなお話をしていたかと聞いてました。
1ポンドが1万ぐらい?という話を聞き衝撃。トムおじさん、まったくケチじゃないです!
あとは、よしきたの次に読むならどれ?という話をしてました。
わたしの一押しは
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- 発売日: 2006/03/01
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ジーヴスのシリーズにちょくちょく登場する牛型クリーマー。この画像を見ながら和気藹々。
けど、心の中ではウースター家の掟を読めば、ジーヴスの悪行を知ることができていいと思うのだけど……などと腹黒いことを考えてました。
よしきたを長く、中だるみしているという意見も聞けました。
それなら短編かなー。
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ジーヴス&バーティーのシリーズは彼らとその世界を知れば知るほど楽しめると思うので、どんどん、できるだけ順番通りに読むと楽しいと思うのです。
特に重い読書をしてしまって疲れているときには最適という話をされているかたがいて、まったく同感でした。
他にもいろんな意見を聞くことができて、楽しかったです。
特にやっぱりバーティーが大人気とわかって幸せでした。
読書会後、二次会前に食べたジェラート。
イタリア人の押しの強さにびっくりしつつ、でも美味しいジェラートににっこりでした。