2013-05-17 右からの自民党草案反対論
ウェブ上の「マガジン9条」が好きでよく読むのですが、鈴木邦男さんが以下のように語っていました。
http://magazine9.jp/kunio/130515/
「北海道新聞」(5月3日)は、改憲派の小林よしのりさんを大きく取り上げていた。自民の憲法草案はダメだと言う。
(中略)
<小林さんは自民党改憲草案を「おかしな所だらけ」と批判する。「9条改正を言うならまず、イラクの戦争を総括しなければならない。日本は米国の大義なき侵略戦争に加担した。それを総括しないまま改正するのは危ない。徹底的に防がなければ>
ここまで言う。そして、「日本が極右化している」と嘆く。小林さんは『戦争論』を書き、愛国心や右傾化を煽ったと思われていた。ところが、
<そもそも首相の「愛国心」が疑わしい。「真の保守」を自負する小林さんにはそう見える。環太平洋連携協定(TPP)参加も「日本の産業構造や文化を崩壊させるもの。靖国参拝などナショナリズムを隠れみのにして、国柄や伝統を破壊している」と指摘する>
(中略)
「北海道新聞」では、小林よしのりさんと僕の二人が並んで写真に出ている。(中略)
自民党の改憲草案について、こう言った。
「草案では個人の権利や自由が束縛される。自由のない自主憲法ならば、自由のある押しつけ憲法の方がいい」
僕も思い切って言った。僕らは「自主憲法」を作るべきだと40年前から言ってきたが、今、一時の勢いで改憲したら、とんでもないことになる。だから敢えて言っている。「北海道新聞」にはこう書かれている。
<「右翼」の枠にとらわれない言動に「変節漢」「裏切り者」の中傷も飛ぶ。そんな「物言えぬ空気」は憲法論議にも通じるという。「昔は非武装中立とか理想を語る人もいたけど、今は中国や北朝鮮の脅威を持ち出されて『バカか』で終わり。だから護憲論者も議論を避け『平和憲法に指一本触れるな』と唱えるだけになっている」>
硬直した。護憲・改憲論議ではダメだと思ったのだ。
安陪さんがナショナリストのふりをして、実はアメリカへの追随が凄く、真の保守派ではないという指摘を、G・マコーマック教授も『属国』でずばり、書いてらっしゃいましたが、本物の保守派(というか右派というか)から見れば、やはりその辺りのウソが見えるのですねえ。
色々と考えが相いれないなあと常々感じていた小林氏ですが、この点については、素晴らしい!
そして、(前から結構ファンだった―今、白状しますけど―)鈴木邦男さんの
「草案では個人の権利や自由が束縛される。自由のない自主憲法ならば、自由のある押しつけ憲法の方がいい」
という発言に拍手です。
今回のマガジン9条の内容は憲法に関して充実しているので、お勧めします。
雨宮処凛さんの記事もいいですし、「全日本おばちゃん党」の「代表代行」を務めておられる谷口真由美さんへのインタビュー(特に第二回目)も非常にいい!
http://magazine9.jp/karin/130515/ (雨宮さんの記事)
http://www.magazine9.jp/interv/taniguchi/index2.php (谷口さんへのインタビュー)
ただいま、『泥沼はどこだ 言葉を疑い、言葉で闘う』を読書中。
- 作者: 小森陽一,アーサービナード
- 出版社/メーカー: かもがわ出版
- 発売日: 2012/02/01
- メディア: 単行本
- クリック: 1回
- この商品を含むブログ (3件) を見る
脱原発デモも規制されるかも知れない未来につながる96条改悪を、まずどうしても阻止せねば。
憲法草案のひどさは衝撃的な上に、選挙公約に原発再稼働を堂々と入れる自民党に恐怖すら感じる今日この頃です。
経済も大事ですが、トヨタ栄えて国滅ぶってなことになっては一大事だと思いますし、政治音痴、経済音痴おばさんの私も、無知のままだとヤバイ!という危機感のもと、あれこれ勉強中であります。
はるる
2013-05-06 連休最後の日
連休も今日で最後というわけで、本日は映画『セデック・バレ』第1部を観ました。
重かった…。結構、残虐(といってよいのかどうか躊躇する思いもありますが)なシーンが続く映画だったのですね。
「霧社事件」を扱った映画ということで、ある程度覚悟はして行ったつもりでしたが、予想を上回っておりました。
私としては、セデックの文化をまるまる100%無条件で肯定はできないし、かといって、日本人がしたことも肯定できない。
悪玉、善玉が明確なハリウッドのアクション映画などと違い、どちらかに肩入れして観るという楽な映画鑑賞ができないため、精神的にも非常にくたびれました。
運動会での日本人殺戮のシーンでは、自分がそこにいれば、絶対に殺される側であるため、かなり緊張して身を固くし息を詰めて観ましたし。
同時に、人間の尊厳をないがしろにすること、されることの恐ろしさと苦しみ、人間の誇りの問題など、あれこれ考えされられることが多く、頭が飽和状態にもなりました。
自分にとってきわめて異質としか感じられない文化とどう(よりましな)関係を構築していくのかという問いが残り、善悪をすっぱり決めきれない世界の中で、白黒を明確にして単純に物事を考えたいという誘惑と闘わないといけないのかな〜とか、只今、頭の中がいろんな思いでいっぱいでありまする。
それにしても、壮年のモーナ・ルダオ役の人に惚れ惚れしてしまいました。人の上に立つべくして立つ人の持つ威厳というか、貫録を感じました。ルダオ役を演じた林慶台氏は、本物の役者さんではなくて、素人さんで、しかも牧師さんだそうですが。(若き日のモーナ・ルダオ役の人の目の鋭さ、全身から発される精悍さにも圧倒されましたけれども。)
本当は第二部まで一気に観た方がよかったのかもしれませんが、とても体力、気力がついていかず。
来週にでも、第二部を観るつもりですが、こちらもか〜な〜り重そうですね。
私としては、セデックだけど日本人として教育され、警官になった二人が気になるところ。一番感情移入したのが、この二人だったので。(一応、霧社事件について調べたので、彼らの悲しい運命について予備知識は得ましたが、これを映像として再現されたのを観るのはつらいなあ。)
ちなみに、以下の『セデック・バレ』の台湾での公式サイトには演技の訓練映像(映片をクリックすると出てくる)などを見ることができ、興味深いです。(中国語の字幕がつくので、なんとなく分かります。)
http://www.wretch.cc/blog/seediq1930
さて、この連休、やれ憲法だ、『セデック・バレ』だとうろうろする合間に、『熊取六人組』も読みました。脱原発と改憲抵抗運動はつながっていると感じる今日この頃、であります。
- 作者: 細見周
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2013/03/16
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログ (2件) を見る
はるる
2013-05-05 憲法についてにわか勉強中
昨日、大田昌秀氏の講演(「沖縄から問う憲法のこころ」)を聞きに、鶴舞に足を運びました。(聴衆の平均年齢は70歳代かな〜という感じでしたが…。)
なお、講演の後、第二部が歌手でバンドゥーラ演奏家のナターシャ・グジーさん(ウクライナ出身で、父親が原発で働いていたため、6歳の時にチェルノブイリから3・5キロの所に住んでいて被曝)の歌だったのですが、これがまた素晴らしかった!水晶の歌声とちらしに書いてありましたが、まさにその通り。
さて、今年88歳になられるという大田氏は、大変豊かにご自身の中にある知識、見識、思いをダムが決壊して奔流する水のごとく、私たちに伝えようと息をつく暇もなく話された、という趣の1時間半でした。圧倒されました。
そして私は図書館に走り、大田氏の本を何冊か借りました。
講演の内容からすれば、本来は『沖縄差別と平和憲法』あたりを読むのが筋なのでしょうが、これがなかなか強面のする(歯ごたえありそうな)本だったもので、初心者レベルの自分に仕事の傍ら2週間で読めるはずはなかろうと判断し、沖縄戦関連のものを2冊(『これが沖縄戦だ』と『戦争と子供たち』)借りてみました。
- 作者: 大田昌秀
- 出版社/メーカー: BOC出版
- 発売日: 2004/10/22
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログを見る
これはもう少し後で、手を出そうと思っております。
沖縄戦については、少し調べる必要もあったので、さらに本屋さんで『戦争と沖縄』も購入。
- 作者: 池宮城秀意
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 1980/07/21
- メディア: 新書
- クリック: 7回
- この商品を含むブログ (6件) を見る
そして、家に帰って、ネット上で自民党草案を読んでみました。(はい、私、今まで新聞や雑誌などの関連記事だけ読んで、自分でまともに草案を読んだことがなかった人間です。すみません。)
といっても、素人なので、いくつか気になる条文を読んでみてから、ここは現行憲法との比較を手っ取り早く分かりたいと思い、以下のサイトのお世話になりました。
http://www.geocities.jp/le_grand_concierge2/_geo_contents_/JaakuAmerika2/Jiminkenpo2012.htm#blogLink
あと、小森教授の解説。
『自民党改憲案を読み解く』を読みたいと思って本屋さんで探したのですが、ちょっと見つけられず、また次の機会に見つけようと思っています。
自民党改憲案を読み解く―「戦争する国家」へのアート!? (安倍新政権の論点)
- 作者: 長谷川一裕
- 出版社/メーカー: かもがわ出版
- 発売日: 2013/05
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログ (2件) を見る
はるる
2013-04-29 日米軍事同盟ってなんだ?レベルの初心者は何を読めばいいのか
昨日、沖縄の視点から「主権回復の日」に反対する集会に出席、デモにも参加しました。(以下の中日新聞の記事をご参照あれ)。
平良さんのお話の上手な事。大変感心すると同時に、彼の伝えたいことはずっしりと心で受け止めた…つもりです。(日本人を弾劾するといった姿勢でなく、穏やかに、ユーモアたっぷりに、しかししっかりと大切なポイントははずさず、きちんと自分の主張を盛り込むなんてことはなかなか難しいのですが、本当に素晴らしかった。ずっとこの方のお話を拝聴したいすら思ったほど。)
「主権回復の日」認めない 東海地方で反発の声
2013年4月28日 23時26分
政府が「主権回復の日」の記念式典を開いた28日、東海地方では沖縄出身者らが集会やデモを繰り広げ、反発の声を上げた。
名古屋・栄では、180人が1時間にわたってデモ行進。沖縄の伝統楽器の三線(さんしん)や太鼓を鳴り響かせながら「主権回復の日なんて認めない」と叫んだ。
市民団体「あいち沖縄会議」が主催。デモの前には市教育館で集会を開き、沖縄県宜野湾市出身の自営業平良一器(たいらかずき)さん(43)=愛知県日進市=が講演。「沖縄からすれば主権を奪われた日。この日を祝うということは、沖縄は日本じゃないって言われてるようなもの」と憤りを示した。
さらに「安倍総理や自民党を責めるだけでは意味がない。選んだのは私たちだから」と続け、「沖縄に悲しい思いをさせているのは私たちなんだと。そこまで思いをはせてほしい」と語った。
愛知県一宮市の市民会館でも抗議集会があった。市民団体「命(ぬち)どぅ宝あいち」の事務局長、新城正男さん=同県岩倉市=が米軍兵士による少女暴行事件などに触れ、「4月28日は屈辱の日。県民感情を無視している」と訴えた。
岐阜市では岐阜沖縄県人会が総会を開き、会員60人で政府に対する抗議声明を採択した。「沖縄を切り離しておきながら何が主権回復の日か」と抗議し、1960年代の沖縄返還運動でさかんに歌われた「沖縄を返せ」を合唱した。
集会にのこのこ出かけてから何でありますが、今更ながら勉強しないと〜と図書館で以下の本を借りてみました。
- 作者: 春原剛
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2008/05
- メディア: 単行本
- クリック: 4回
- この商品を含むブログ (5件) を見る
上記のものに、2011年の「トモダチ作戦」について加筆した文庫本も出版されているようですが、そちらは見つからず、2008年版を借りました。下が文庫本になったもの。
- 作者: 春原剛
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2011/09/28
- メディア: 文庫
- クリック: 2回
- この商品を含むブログ (6件) を見る
- 作者: 江畑謙介
- 出版社/メーカー: ビジネス社
- 発売日: 2005/05
- メディア: 単行本
- クリック: 2回
- この商品を含むブログ (9件) を見る
- 作者: チャルマーズ・ジョンソン
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2004/07/16
- メディア: 新書
- 購入: 4人 クリック: 11回
- この商品を含むブログ (10件) を見る
とりあえず、いくつか借りてみましたが、パラパラ見た印象では、それぞれ書き手の立場・視点はいろいろのよう。
それにしても、もっと初歩的な本はないかしらん。
私のような超初心者が読んで在日米軍とその基地に関する説明や、軍事的な日米一体化の動きがどこまで進んでいるのかとぃったことがすっと理解できるような本はないものか。
一体化の動きについては、昨年、先月末に陸航空総隊司令部が横田基地に、今年3月には陸上自衛隊中央即応集団(CRF)司令部が座間駐屯地へ移転しているのだから、着々と進んでいるということかなあと思う一方、座間に来るはずだったアメリカ陸軍第一軍団が来ていないので、何かよく分からないです。
軍隊のことは、本当に訳が分からない。
と思ったからというわけではないですが、いきなり『赤紙 男たちはこうして戦場に送られた』なんてものまで借りてしまいました(^_^;)。
- 作者: 小沢真人,NHK取材班
- 出版社/メーカー: 創元社
- 発売日: 1997/07
- メディア: 単行本
- 購入: 3人 クリック: 59回
- この商品を含むブログ (7件) を見る
あと、帰宅してから『属国 米国の抱擁とアジアでの孤立』を少し再読。
- 作者: ガバンマコーマック,Gavan McCormack,新田準
- 出版社/メーカー: 凱風社
- 発売日: 2008/08
- メディア: 単行本
- クリック: 15回
- この商品を含むブログ (2件) を見る
それにしても、今更「主権回復」とわざわざ言わなければならないほど、政治的に属国化が進行しているということなのでは…と日本の将来に不安を抱いてます。
話題になったNew York TimesやWashington Postの社説も読んでみました。アメリカは昨今の日本の動きに眉をひそめていますが、日本の右傾化の理由の一つは、アメリカのきつすぎて息ができなくなるほどの「抱擁」では?と思うと何か気分は複雑です。
はるる
asobitarian
はじめまして。
有益な本やサイトをご紹介くださり、ありがとうございます。
日米同盟については、私も不勉強ですが、私の読んだ中では、孫崎享『日米同盟の正体』(講談社現代新書)と浅井基文『集団的自衛権と日本国憲法』(集英社新書)がわかりやすかったように思います。差し出がましくて恐縮ですが、もしも何らかのご参考になれば幸いです。
はるる
本のご紹介、ありがとうございます。孫崎さんのは、『戦後史正体』を読んで、お勧めの本を買おうと考えていたところでした。浅井氏のご著書は知りませんでしたので、早速探してみます。ありがとうございました!
2013-04-18 ひっそり復活・・・?
うわあ、1月に書いたきりだった…。
というわけで、もう誰も読んでないであろうブログをひっそりと更新しております。
復活節なので、ひっそり復活。
沈黙の間、いろいろなことがありましたが、昨年からの続きでいえば、更にスカートを二枚縫いました。
参考にしたのは、下の本。
いつも着たい手ぬいの大人服 (レディブティックシリーズno.3013)
- 作者: 高橋恵美子
- 出版社/メーカー: ブティック社
- 発売日: 2010/04/16
- メディア: ムック
- クリック: 4回
- この商品を含むブログ (4件) を見る
後は、生業に関わることにまい進していたとしか言いようがありませぬ。
最近、またシモーヌ・ヴェイユ読みたい熱がぶり返してきており、ぼちぼちと読んでいます。
『ギリシアの泉』『ロンドン論集と最後の手紙』『神を待ち望む』あたりを。
- 作者: シモーヌヴェーユ,Simone Weil,冨原眞弓
- 出版社/メーカー: みすず書房
- 発売日: 1998/09
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログを見る
- 作者: シモーヌヴェイユ,田辺保,杉山毅
- 出版社/メーカー: 勁草書房
- 発売日: 2009/06/09
- メディア: 単行本
- 購入: 1人 クリック: 3回
- この商品を含むブログ (4件) を見る
- 作者: シモーヌヴェーユ,Simone Weil,渡辺秀
- 出版社/メーカー: 春秋社
- 発売日: 2009/02
- メディア: 単行本
- クリック: 3回
- この商品を含むブログ (11件) を見る
ヴェイユ研究本もいくつか新たに読書中もしくは読了。
『シモーヌ・ヴェイユ 犠牲の思想』『シモーヌ・ヴェイユのキリスト教―善なる神への信仰』『奴隷の宗教』『アンドレとシモーヌ』など。
- 作者: 松原詩乃
- 出版社/メーカー: 教友社
- 発売日: 2012/12
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログを見る
- 作者: 鈴木順子
- 出版社/メーカー: 藤原書店
- 発売日: 2012/09/24
- メディア: 単行本
- クリック: 3回
- この商品を含むブログ (4件) を見る
あ、『奴隷の宗教』は、1970年頃の出版だし、キリスト教系の出版社からのものなので、画像がでない。
- 作者: シルヴィヴェイユ,Sylvie Weil,稲葉延子
- 出版社/メーカー: 春秋社
- 発売日: 2011/05
- メディア: 単行本
- 購入: 1人 クリック: 27回
- この商品を含むブログ (11件) を見る
この本はシモーヌ・ヴェイユの姪が書いたので(やはりとっても優秀な人みたいです。小説家・劇作家の人)、ある種の歯に衣着せぬ趣があります。
「聖女」も身内から見ると、そういうものかもね〜。シモーヌの極端な部分への眼差しとか。
しかし、父方、母方双方の祖先をたどる部分や、アンドレ・ヴェイユの鼻持ちならない傲岸にして尊大な性格の描写、ある種生き急いだ叔母への愛惜の念に溢れている所、恐ろしいほどの知性に恵まれた血筋故の著者シルヴィが味わった重荷とか、いろいろと興味深い本でした。
小説では『天のお父っとなぜに見捨てる』をほぼ読みました。
- 作者: 小嵐九八郎
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2013/01/26
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログを見る
イエスが「〜でがんすよ」「それではだちゃかん」という具合に方言で話していて、山浦玄嗣氏の影響か?とも思いますが、小説の構造というのか、趣向には感心しましたし、佐藤研氏などプロテスタントの研究者の方々にばっちり取材されているようで、なかなかいいなあと思いました。(小嵐氏は筆力のある方ですね。)
- 作者: 山浦玄嗣
- 出版社/メーカー: イーピックス出版
- 発売日: 2011/11
- メディア: 単行本
- 購入: 1人 クリック: 7回
- この商品を含むブログを見る
大体参考文献もプロテスタント系のもので、だからか、カトリックの人間としては少し違和感のある部分がありました。
でも、こういう小説って誰が読むのでしょうか。
作者の方が想定している読者って一体誰なのかしらん。
キリスト教の人?
はるる



第二部は来週見に行く予定ですけどね〜。