Art Site Horikawa-II

徒然なる思いも含め書く事を積み上げ、アートの発想、構想力を鍛える。

中尊寺にて

4日は東北本線一ノ関駅から中尊寺駅へ。駅前から巡回バスで中尊寺バス停へ。金色堂までなだらかな坂道(月見坂)をおよそ500m?くらいゆっくりと登って行きました。途中に様々なお堂があり、参拝したり遠くから眺めたりしました。

覆堂は左から入り、内陣の金色堂はまさに金色で絢爛豪華。平安時代仏教美術の粋がこの地でこの現代まで残されてきていることは奇跡のように感じました。堂の周りのコの字型の参拝スペースの手すりをつかみながらしゃがんでは伸び、また行ったり来たりして上下左右の視点から図版で見て来た阿弥陀如来を中心とする正面性のイメージと違う金箔や螺鈿細工の光の変化や天井の作りを感じ取る事が出来たようです。そして、一枚ものの御朱印をいただいてきました。

写真は金色堂の入口の地蔵。

金色堂を背景に。

天気が良かったのですが山道は両側に荘厳な木立がそびえ立ち、時々吹いてくる風に涼しさを感じつつ足を進めました。帰路はバス時間の見通しがなく日差しが上から注ぐようになってきたので少し戻った不動堂の下でタクシーを拾って毛越寺へ。毛越寺は大きな池を入口側から見ただけで、池の周りを散策はしないで、都合良く回って来た巡回バスに乗って中尊寺駅へ到着。一ノ関駅へ戻り新幹線に乗り換えて仙台へ向かいました。