中学受験日記/留学日記 このページをアンテナに追加

17 August 2015 (Mon)

オランダ滞在雑記(3・終) オランダ滞在雑記(3・終)を含むブックマーク

(欧州遊学日記その33)


その他オランダ生活で気がついたことをつれづれに。


  • そういえば、オランダはハーグには数年前にも来たことがある。そのときから大きく変わったのは、バスにしてもトラムにしてもICカードでのチェックに全面的に切り替わっていること。この動きはこの何年かで訪問したほとんどの都市で一様に見られる現象である。急速に現金決済の場は減っているらしい。滞在中は、仕事先が滞在期間中乗り放題のパスを販売していたので、それでかなり元を取った。

  • そういえば鉄道の切符も現金授受をかなり減らしていてびっくりした。スタンド式の自販機はクレジットカードあるいはデビットカードしか受け付けてくれない。現金で売ってくれるのは対面販売のところだけ。日本と違い海外では少額決済もカードで行うことが多いので、いたるところに決済用の端末がある。

  • オランダ語は聞いていると本当に面白い。ドイツ語と英語のかけあわせみたいなところというのが聞いている感じの印象。独特の綴り(ヘンなところに"j"が混ざる)と発音が語学オタクの血を騒がせる(笑)。しかもオランダは英語が普通に通じるので何の問題もない。仕事先は英仏同時進行の環境だったので、なんともコスモポリタンなところでありました。

  • 今回は仕事先が斡旋してくれたおうちにホームステイ。その家でボクを含めて3人同じような感じでホームステイし、家主のマダムは悠々自適と暮らしているらしい。庭が裏側にあり、道路側には建物が建ち並ぶのはオランダ式。

  • 前回のフランス留学時の円相場は、1ユーロ=150円くらいだった。今回が135円から140円の間くらいで、やっぱりこのくらいだと物価は安くない。今回はイギリスにカナダにオランダと物価の比較的高いところばっかりだったので、円安と併せて結構つらかった。

  • とはいえ、オランダ滞在中にちょっとした臨時収入があったのは助かった。オランダでの生活費とその後のイギリスの生活費をかなりこれで賄えることになったのはありがたい。

  • しかし、一言だけ声を大にして言えば「もう夏は終わりなんですか?」である。イギリスに帰ってきてからは毎日最高気温が20度行くかどうかの日々。オランダにしても半袖を着たのは片手で数えられるくらいである(イギリスではもっと少ない)。地中海沿岸はかなり暑いと聞くのだが、同じヨーロッパにしてもここまで違うのかと正直にいってがっかりしている。ボクの夏はどこへ行った!そういう怨念を抱えながら、残暑厳しい9月に日本に帰るなんて信じられぬ・・・
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10 August 2015 (Mon)

オランダ滞在雑記(2) オランダ滞在雑記(2) を含むブックマーク

(欧州遊学日記その32)


オランダ滞在中、とある電子書籍を寝る前に貪り読んでいた。



とあるきっかけで知ったのだが、インドからポルトガルまで延々とバイクで踏破するという冒険譚。あぁ若いってのはいいことだ。道中でマリファナをキメてみたり、野宿生活をエンジョイしてみたりはては長期滞在でエンジョイしてみたり何でもアリである。こういう手の紀行ものは嫌いではないので、そのまま最後まで読んでしまった。


ところがよくよく考えてみると、6分冊で1冊300円。つまり全部買うと1800円ではちょっとした単行本価格である。これを紙の書籍だったら買うかと考えると・・・と現実に目覚めてしまった。しかも、この電子書籍おそらく著者が自分で電子化したと思われ、ところどころに誤植が目立つ。頼むから校閲を入れてくれ!と何度か叫びそうになった(自分の論文でも似たようなことをするので、人のことは言えないのだが)。


今は再び吉川英治三国志に戻っている。赤壁の戦いが終わったところ。おお、レッドクリフで見た世界だよ!

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07 August 2015 (Fri)

オランダ滞在雑記(1) オランダ滞在雑記(1)を含むブックマーク

(欧州遊学日記その31)


気がつけばもう8月。イギリス滞在もあと1ヶ月を切った。


7月は3週間オランダのハーグに滞在していた。しごと関係だが、結果としてかなりバカンスになってしまった。原因は遊び半分で来ている他の参加者。かなり多様なバックグラウンドを持つ人々との仕事だったのだが、一部のメンバーは夜な夜な飲み歩いていたらしく・・・


またバカンスの原因となったのが、ビーチである。ハーグの近郊にスケベニンゲン(Scheveningen)というビーチリゾートがある(オランダ語では「シェーヴェニンヘン」みたいな発音だった)。ビーチにあるカフェバー兼海の家のようなところで飲んでは踊り、ということもあったり(トラムの終電を逃しかけて大変な目に遭った・・・)。


そうでなくても仕事がメインなので忙しいときは結構忙しく、持ち込んだ自分の仕事が思ったよりも進まなかった。途中で締切を抱えていた案件が終わってからは少し放心状態でバカンスを愉しんでいたのは、現実逃避以外のなにものでもない。そんな中、やっぱりオランダと思わせるのはアジア料理と言えばインドネシア料理になるということ。味付けは若干濃かったがなかなかおいしかった。笑ったのは、中華料理でもチャーハンを「ナシゴレン」とオランダ語(インドネシア語から借用か?)と書いていたこと。うーん、やっぱりオランダ。


ただし、オランダの夏は気候が安定しない。しょっちゅう雨が降る。イギリスよりもひどい。行きつけのカフェのマスターにそれを愚痴ったら、「オランダの夏は2日晴れたら、5日雨なんだよ。そういうものなのさ」と慰められてしまった。オランダ滞在最終日は文字通りの嵐で、風雨が強く飛行機の発着が大混乱状態。そこで知り合いになった友人達が「飛行機欠航!」とFBで愚痴っているのを多々目撃した。ちなみに自分は4時間ほど遅れたが飛行機が飛んで何とか帰ってくることができたが、ぐったりである。これが日本行きの便でなくて本当に良かった。


6月末から暑くなり始めたイギリスの気候に併せて半袖を買い込み持ち込んだものの、結構涼しくほとんど着ることもなかったのはここだけの話。しかもイギリスに帰ってきたらもう涼しくなっているし。日本の猛暑を半分だけよこせ!と言いたくなるのであった。ニンゲンとは誠に贅沢である。

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24 June 2015 (Wed)

スコットランド旅行記(3) スコットランド旅行記(3)を含むブックマーク

(欧州遊学日記その31)


間が空いてしまったが、残りのスコットランド旅行記を箇条書きで。


  • 6月初旬にしては実に暖かいというか暑いくらいで、かなり楽しめた。エディンバラグラスゴーをひなが観光していたが、観光案内バスが充実しておりそれぞれ一日券を買って乗り潰す。おのぼりさんにはこれがラクで良かった。イギリス各地に同様の業態があるらしく、そういうところで「おもてなし」というか観光地のノウハウがあるのだなと。
  • 驚いたことその1。やっぱり男性でもスカートなんだ!観光客向けの伝統衣装はもちろんのことだが、仕立屋のウィンドウにも上下のスーツでで下がスカートというのが普通で、アタマでは分かっていながらやっぱり違和感を隠せない。街中でもそういう格好を結構見かけた。
  • 驚いたことその2。イギリス(イングランド)では、紙幣に女王の肖像画が必ずある。ところがスコットランドでのポンド発券銀行であるロイヤルバンク・オブ・スコットランドのそれには女王の肖像画がない!やっぱりスコットランドなんだなと。
  • あとはパブでビールやらウィスキーやら堪能しておりました。スコットランドで飲むウィスキーはやっぱり格別であります。どういうウィスキーが好みか、と言われてそれを表現できるだけの選択肢と内容を知らなかったのは少し悔やまれるか。ウィスキー専門店でオススメで選んでもらった1本を買って帰ってきたが、一ヶ月もかからずに開けてしまったし。
  • もう少しゆっくりと旅行の期間をとって、ハイランドだとかアイラ島にも行ってみたかった。次にスコットランドに行けるのはいつだろうか・・・。あと、行くならやっぱり夏でしょうね。冬はさすがに大変そうだ・・・
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23 June 2015 (Tue)

niji_rainbow2015-06-23

スコットランド旅行記(2) スコットランド旅行記(2)を含むブックマーク

(欧州遊学日記その30)


少し間が空いてしまった。エディンバラでの滞在のこと。


エディンバラの駅の南側がいわゆる旧市街。これを東西に貫くロイヤル・マイルという通りに沿って西に行くとエディンバラ城がある。世界遺産だというので到着した次の日に早速行ってみることにした。


着いてみると衛兵の交代式典があるらしく通路が封鎖されて黒山の人だかり。バグパイプが鳴り、靴音高らかに衛兵が動いていくのは圧巻である。さてエディンバラ城は小高い丘の上にあり、当然ながら街の防衛のためという側面もある。それゆえに大砲が備え付けてあったりさまざまなところに牢屋があったり。しかも何気に広くすべて見て回ったら結構な時間になってしまった。


衛兵の交代式の写真

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ちょっとヘロヘロになってしまい、その後に予定していたウイスキー博物館見学をパスして食事へ。昼からビールとハギスの料理を食す。ここ以外でもビールとハギスの料理(haggis neeps and tattiesといって、ハギスとマッシュポテトなどを合わせた料理だった)を食べたのだが、個人的にはハギスはおいしく食べられた。あとは旧市街の教会や博物館をぶらぶらしつつ、観光バスで市内をぐるりと回ってみたり。


ちなみにここ、ボクは寡聞にして知らなかったのだがかのハリー・ポッターファンには垂涎の場所らしい。

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15 June 2015 (Mon)

niji_rainbow2015-06-15

スコットランド旅行記(1) スコットランド旅行記(1)を含むブックマーク

(欧州遊学日記その29)


イギリス滞在も何気に慌ただしい。8月末日まで滞在の予定なのだが、7月は3週間仕事関係の用事でオランダに出かけることになっている。8月には宿を引き払う準備をしつつとある大きな締切が一つ。それらの日程を逆算しつつしごとのペースを上げているところである。


渡航前はせっかくヨーロッパに行くのだから、どこかバカンスまではいかなくとも旅行に行こうと思っていた。行き先としてはスペイン(バルセロナ)かポルトガル(リスボン・ポルト)あたりがいいかなぁとも。ところが上の事情と合わせていろいろ考えてみると、日程・予算が折り合わない。しかも行けたとしてもイギリス国内の旅行があまりできなくなることにも気がついた。というわけで、急遽旅行先をイギリス国内に変更し実行した次第。


行き先はスコットランド。エディンバラを拠点にグラスゴーにも足を伸ばすことにした。移動手段については、時間と料金と様々なことを天秤にかけて検討した結局列車で行くことにした。ちなみに片道6時間半である。


イギリスだけではないが、列車のシートが進行方向の逆向きになっていることがままある。要するに半分は進行方向方面で、もう半分はそうではないということである。だから運が悪いと逆向きになるのだが、実は今回がそれだった。実はあまりこれが得意ではなく、最初は少し心配だったのだが特に問題もなかったので昼寝をしたり本を読んでいたりしたのだが、途中から頭と頸が訳の分からない痛みに襲われてきた。気がつくと外の景色を見ていると気分が悪くなってきてしまい、実に数十年ぶりに乗り物酔いにかかってしまった・・・最後の一時間くらいは座席を放棄して乗車口付近でうずくまっていた・・・


エディンバラについてまず思ったのは、坂が多いというかアップダウンが多いこと。あとは街並みの雰囲気がどことなくイングランドとは違う。京都あるいはケベックシティのような古都の雰囲気を感じさせるところがある。確かに旧市街を歩けば銅像や教会あるいは古い建築物がごろごろしている。完全におのぼりさん気分で宿に向かったのであった。

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14 June 2015 (Sun)

niji_rainbow2015-06-14

イギリスはおいしいイギリスはおいしい?を含むブックマーク

(欧州遊学日記その28)


イギリスは食事がまずいと定評がある。イギリスでおいしいものを食べたければ、朝食を三回食べることだとすら言われている。確かにスーパーで売っているサンドイッチは見た目からして食欲をそそるようには思えないし、ホットフードのコーナーで売っているハンバーガーのようなものはパンにフライドチキンがはさまっているだけだったりもする。イギリス名物(?)フィッシュアンドチップスは油がベトベトだしそれにフライドポテトがどっさりとついてきてはビールは進むかもしれないがこれ以上危険なものはない(一度食べたのでもういい)。


先日ロンドンに遊びに行ったときもそうだった。ヴィクトリア・コーチステーションの近辺をふらふらと歩いていたらチャイニーズヌードルとある。中華料理はどこにでもあるし、我が街のそれはぼちぼちでんなぁからちゃんとしたものまで結構味の幅がある。食欲に負けて、チャーシューヌードルなるものを頼んでみた。チャーシューは中国式の赤い色のついたもの。味はそれなり。しかし問題は麵にあった。沖縄そばを彷彿とさせる太さにストレートでツルツルした麵。どうみてもパスタである。そんな不思議なラーメンを食べて狐じゃなかった狸につままれた気になってしまったのはしょうがないことだろう。あと、大英博物館の近くでなぜかビビンバを食べてみたり(韓国人が経営している店だったらしく、これは普通においしかった)。


しかし、日常生活をしている上では結構おいしいものもある。まずはポルトガルや香港・マカオでは至る所で売っているエッグタルトが当地では「Portugese tart」という名称でスーパーのベーカリーや喫茶店でも売っている。スコーンもうまい。バターとジャムをたっぷりつけて食べれば至福である。あとは何と言っても紅茶がおいしい。ティーパックでも日本とは茶葉の量が違うのかきちんと濃いお茶が飲める。仕事先のキチネットにある冷蔵庫にミルクを常備させてミルクティーを堪能している。


ヨーロッパでは基本的に炭酸水も容易に手に入る。フランス留学時には「よくそんなものが飲めるものだ」と思っていたのだが、いまでは2リットルのペットボトル入りの炭酸水が手放せない。しかも結構炭酸が強いのか開けるとかなり勢いよくシュワシュワいうのも良い。

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