ライバル

“ライバル”って、勝つか負けるか。蹴落とし蹴落とされ。出し抜き出し抜かれる・・・そんな関係の存在だと思っていました。

私にはライバルがいました。
ど〜やっても、その人よりも上手くなれない。
ど〜やっても、その人よりも美しく立ち振る舞えない。

悔しくて羨ましくて、でも憧れる・・・そんな存在の人がいました。
しばらくの間、その時の激しく感情を揺さぶられた自分の存在を忘れていました。

10月のキャンプで、「芸術性を磨く」というテーマの取り組みで、
私は、忘れていたあの時の感情の蓋を開けてみました。

あれ?不思議と悔しさや妬ましさはありません。
かつてのライバルの事を、「すごいよな」「どうやったら、ああなれるんだろ?」と思えるのです。

“ライバル”って、自分を相手を高めていく存在だったのかもしれません。

みどりん