平成21年 2月28日(土)

この日をもって高校の全課程が終了、卒業式となりました。


卒業式前日まで、いや卒業式が終わるまで自分が高校を卒業するという実感が湧かなくて、これからみんなと離れ離れになることなど想像できませんでした。
しかし、卒業式後の最後のホームルーム。ここでクラスの各生徒からの一言で初めて、自分は高校を卒業するんだという感覚が湧いてきて、いままでいつものように一緒にいた連中ともなかなか会えなくなるのかと気付きました。


この3年間、良くも悪くもいい経験ができた3年間でした。
入学した当初は早く友達を作ろう、早く高校生活に馴染もうと必死だったなー。
いい連中が集まっていたのですぐ友達になれたし、学校に馴染むこともできて常に楽しかった。
人生最初のバンドを組むことができたのも高1でした。
しかしなによりもこのときは恋愛に没頭してました(爆)

全てが順風満帆に見えた。失敗など恐れなかった。
けど、甘かった。


高校2年。この1年間は正直、辛かった1年。
クラス替えにより1年のときの男子とは1人以外とは離れ離れになり、全く知らない人達とのクラスに。
しかし自分以外の男子達は元々仲がよかったので結果、自分が孤立することになったわけです。
はじめは時間が解決してくれるのかなと少し思ってましたが、そんなことはなくこの1年間ずっと殻にこもって過ごしました。
まあ、その周りというのが明らか自分とは別のジャンルの人間だったので正直、どうでもよかったのですが(爆)やはり仲がいい人が近くにいないというのはなかなか辛いことであってしんどかったです。
しかしそのおかげいうのか、それが逆に功を奏したことは勉強に対しての取り組みが頑張れたこと。
授業中などの無駄話がなくなり、無心で勉強に集中することができた。それに加え、
「こいつらには勉強では負けない」
その一心で常に取り組むようになってから成績が急にあがり、学年でも一桁の順位を残せるようになったのです。
この辛い2年時の学校生活があったから結果的に大学合格に繋がり、今の自分を形成してくれたのです。
ちなみにしんどくても学校は休まず行き、1年間皆勤でした。

そして2年時と言えば、2年間付き合っていた彼女との別れ。
これが人生の転機だったのかも。

別れを切り出したときの理由は名目上、自分が勉学を中心にしたかったため。
そうです、俺は勝手な奴なのです。しかも実際には他にも理由はありました。

まあ細かいことはどうでもいいと思うので(というか今更なので)書きませんが、いろいろあったわけなのです^^;
この経験が自分という人間を大きく変えたなーと自分自身でも思います。
それが良い方向にか悪い方向にかはわかりませんが、良い方向に変わったと信じたいです(笑)
そして勝手ながらもその子の未来が良いものとなるよう願ってます。


そんなこんなで変化の2年を終え、高3へ。
高3のクラスはとにかく個性的な連中の集まりで明るかったw
最初は正直あまり楽しくなかったのですが、徐々にクラスに馴れはじめてからは楽しい毎日を過ごせました。
でも笑ってばかりいられないのが高校3年生。勝負の年でした。

夏まで進路に悩んでいて、特に一般受験にしようか推薦受験にしようかで本当に迷いました。
一般だったらAG大学、S大学あたりを志望していたのですが担任から
「本気で行く気なら止めないが、厳しい。内申点があるんだから、この学校(私の高校は大学の付属です)のトップの学部に入るのも考えてみない?
ここのこの学科ならお前がやりたいことも学べる。一度検討してみてはどうだろうか?ただし、推薦が取れるかももちろん、まだ確定ではないけど」
と言われ、そんな選択肢がなかった(というかその学部にそんな学科があったとは知らなかった)ため、それから悩んで悩んで悩み抜いた結果、推薦受験での進学を取る方向を選択しました。
よく、推薦受験者は受験戦争から逃げたと言われがちですが、自分自身では逃げたとは思ってません。
一般受験で受けるつもりだった大学には本当に取りたいと授業がなかったため、尚更でした。

それから推薦権の取得に向けて、いままで以上に勉強をし2008年の秋を迎え・・・
無事、大学への推薦権を獲得。それから面接、筆記テストを受け、合格という結果を頂きました。
泣くなどの感動的な喜びには欠けましたが、自分のいままでの努力が報われたんだなと思うと素直に嬉しかったです。


一般受験者に比べほとんど苦労もせずに大学に合格してしまったわけですが、自分達みたいな推薦入試者が苦労するのは入ってから。
周りが受験と戦っている間もできる限りのことはしようと合格通知を頂いてから現在にかけて、簿記などの勉強をしています。


こうしているうちにあっという間に卒業を迎えたわけですが、こう考えるといまこうして自分があるのは親にしろ友人にしろ、誰かに支えられているから自分という存在が成り立っているんだなと実感しました。
親が働いて稼いだお金を私に投資してくれたからこそ高校卒業まで来れたのだから、これからはその両親になにか返していけるような将来を築いていくためにも大学生活を有意義に、真剣に過ごしていかなければなと思います。


あと、このブログのみなさんも応援していただき本当にありがとうございました。
これからもこんな虹哲をよろしくお願いいたします^^;

最後に今年受験されたサカリのみなさん、本当にお疲れ様でした。卒業された方はおめでとうございます。
お互い大学生活頑張りましょう!いい出会いがありますように・・・(爆死)
Any further , Don't look back. Go my way!


では、自分に関わった全ての人へ Thank You!