だいぶさぼっていました

ほぼ一年ぶりのブログ更新となります。大分さぼってしまいました。
実は、先日やっと家に戻れたところです。2週間強、骨折で入院しておりました。夜中の雪道でわだちに気付かず、足首を思いっきりヒネリ、左足外踝骨折(腓骨の一番下が斜めに折れた)。三年学期末試験があったので、試験終了後入院して、整形外科で手術。現在はボルトで固定されている状態です。抜糸(とはいうものの皮膚用ステイプラ-なので抜針かな?)も終わり、腫れも退いたので退院しました。まだ左足免荷重状態で松葉杖なんですね。この歳になって初めての長期入院ということで、どういうことになるのか心配でしたが、無事退院できました。執刀した主治医の先生、丁寧に説明してくれた麻酔担当の先生、看護師のみなさん、リハビリの理学療法士の先生など色々なかたがたにお世話になりました。感謝しきりです。

丁度春休みの時期でよかったのか、悪かったのか微妙ですが、手術〜入院を経験して、現在の医療がどのように行われて行くのか、費用がどのくらい発生して、保険で賄われるのか、等々、とても勉強になった2週間でした。当然ながら入院中は病院食で禁酒なので肝臓と腎臓にやさしい期間となったんですね。入院といっても足首の手術なので上半身は何ともないので、入院中はこれまでさぼってきた英語、とくにリスニングと単語の整理を中心に復習をやってみた。特に森沢洋介氏の「音読パッケージ」をアタマからdictationしてみた。こんな時間のかかるのは、入院でもしていないとできないなあ、と思いながらひたすら聞いては書き下しの連続。冠詞の聞き漏らしがかなりあったり、動詞の変化を間違えていたり、スペルミスもゾロゾロでたりで、なかなか有意義な入院ライフを送れたのではないかな。

さて、病院の書棚にあった本で久しぶりに手に取った岩波文庫「微生物の狩人」。大分前に読んだはずだが、ほとんど内容を覚えていなかった。医系微生物学を学んだあとで読んでみると、これがとても興味深い。是非お勧めしたい一冊(上下あるので二冊ですが)です。

このほか、スキャンしてあった「もやしもん第一巻」も再読してみた。最初に読んだときは、登場人物のキャラがいまいち好きになれなかったが、再読してみると、なかなか面白いではないか。微生物屋として前職を過ごしたので、出てくる菌名はなじみのものばかりであるが、まったく初めて人にはとっつきにくいかもしれない。一応下記に紹介させてもらう。