吉野の桜を求めて

一山の桜絵巻や吉野山
6〜7日と1泊2日で奈良は吉野の桜を見に行きました。吉野山はシロヤマザクラで下・中・上・奥と山裾から頂上に向かって順に咲いていきます。山一帯が薄ピンクのグラデーションとなって綺麗なものです。着いた6日は中千本が満開で、気温も高く好天に恵まれ大満足。桜だけではなく、なにせ歴史のある土地ですから、名所名跡も多いので観光タクシーをお願いして回りました。

西行は吉野の奥に花を愛で
奥千本に西行が修行で過ごした本当に小さな庵があります。こんな山深くひっそりと修行をしたかと思うと感無量でした。きっと桜に心癒されたことでしょう。

7日は生憎の雨。気温も低く寒い寒い。しかし、雨の吉野の桜も風情がありました。霧が出ましたがその霧がうっすらピンクになるんですよ!この自然現象ちょっと感激でした。
2日間いい旅が出来て幸せでした。

吉野山、難を言えば拝観料が高すぎ。すべてのお寺や神社で取られるわけではありませんが、ちょっとだけの場所に400円。正当な金額はどうみても半分の200円が適正価格だと思いますねぇ。