八王子 滝山城址

donitiさんがブログに記事にしていらっしゃってとても歩きたくなる尾根道でしたので、早速昨日出掛けました。
滝山城は戦国時代のお城で、wiki先生によると「多摩川と秋川の合流点にある加住丘陵の複雑な地形を巧みに利用した天然の要害で、関東随一の規模を誇ったという。」だそうです。
大石定重が築城し北条氏照を娘婿に迎え北条の軍門に入ります。その後武田信玄軍に攻撃されお城の弱点がみつかって八王子城を築城し移転したとのこと。今は滝山城址公園として保存されています。

中央道 八王子で出て滝山街道を進み、城址バス停にある無料の観光駐車場に止めます。ちょうどバスが来たので滝山二丁目まで3区ほど乗って少林寺のある方から登りました。



山つつじが今が盛りと咲きそろっていました。右に左に目を楽しませてくれましてこんな道がしばらく続きます。



古峰(こぶ)の道。大きく深呼吸してマイナスイオンをほしいままに。
   薫風や木々渡り来て吾の頬に



立川志の輔さんの創作落語にもありました。その場合は千葉の伊能忠敬でしたが、どこもかしこも大河ドラマの題材にしてほしいんですわね。八王子における北条……やっぱり秀吉や真田に比べると弱くない? 









中の丸址も本丸址も小学生低学年の遠足児で占拠されていました。ちょうどお昼タイムでそりゃ賑やかだわさ。どうして子供ってあんなに高い声なんざんしょ。別に不快ではないですが、ちょっと避けて本丸址の端の方で我々もお昼を。


さぁ下りましょう。



山の神曲輪(ぐるわ)

攻めてきた敵をぐるぐる同じ道を回らせ撃退するための北条の策略の道かと思いましたが、
城下や村々の民衆を敵から守るための避難場所であったとか。興味湧くじゃないですか、行ってみましたよ。しかし迷い込んで、私たちが北条の罠に掛かってしまいました(笑)

事なきを得、正しい道に戻りまして、すると竹林が

筍好きの私は、そりゃ掘って持って帰りたくなります。こんなに大きくなっては駄目ですわね。しかもここは都立公園。そんなことはしてはいけません。夫がちょっと押してみると水分が流れ出てきます。こんなに水分を含んでいるかと驚きです。写真では見にくいですね。



向こう側は立入禁止の柵と赤い札が。私有地ですね。こちら公園側は荒れ放題ですが、あちらの私有地は綺麗な竹林です。あちらの筍の方が美味しいに違いない!






帰りに道の駅に寄ったのですが、筍がいっぱい山積みで売られていました。しかもお安く。八王子って筍の産地なんだ。近いところだからもっと東京のスーパーに並んでも良さそうなのに。九州だ京都だと遠くから運ばなくても。地産地消活かして欲しいです。来年はもう少し早く来て走りの筍を求めるといたしましょう。