はじめてのプロジェクトマネジメント
近藤哲夫(日経文庫)
プロジェクトをいかに「悲惨な」ものにしないかという視点で書かれている。
倒れる人が出るのが当然というような最近のプロジェクトに対して、いかにプロジェクトに関わる人全てが幸せになれるかという点を強調している。
自分の実体験でも、システム的に成功したとしても、そのプロジェクトに関わった人が良かったと思えなくては、そのプロジェクトは成功したとはいえないだろう。
従来のように、決まった組織の中で人が育つのではない現在の単発プロジェクトでは、いかに後進をそだてるかということもプロジェクトの重要な目的のひとつだと思う。
- 作者: 近藤哲生
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞社
- 発売日: 2005/05/14
- メディア: 新書
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