10月20日の日記 (2)

ホテルでゆっくり、予定の服、アクセサリー、靴に着替え、中学校の同窓会会場に。

出席者は30数名。
うち女性が10名あまり。
私たちの中学の同期は、50人学級男クラス2クラス、女クラス1クラスの総勢150人でした。
出席者の男女の比率は在校の時と同じ。
案外に出席者が少ないのは、この会が毎年福岡で開かれる他に東京でもよく開かれ、全学年の同窓会は毎年福岡、東京で開かれていること、私たちの学年でいえば、150人中100人が同じ高校に進学、その高校でも学年、全学年、各支部で、同期会、同窓会がよく開かれていることが関係しているのでしょう。
つまりはしょっちゅう会っているわけで。


この日に合わせて実家を整理しにきたという、東京の会でよく会っている人たちも何人かいました。
今は帰省中の、アメリカの人と結婚してロスで暮らしている女性には卒業以来初めて会いました。


私は2年生になる時にこの中学に偏入しました。
編入生であり、またクラスメートには教授、医者、大商店、大会社社長、市会議員などの娘さんたちが多く、自分より裕福な暮らしの人ばかりで何かと話が合わないので、私は、この同窓会にはあまり出ませんでしたし、出ても静かにしていました。

でもこの日は違っていました。
福岡での同期会に出るのはおそらくこれが最後になるから存分に楽しむと決めていましたから。
はじけました。
ビール、ワインをぐいぐい飲みながら、男性相手に笑いながらたくさんおしゃべりしました。


タクシーで2次会に行きました。
他の場所に行ったのか、帰ったのか、2次会場所に来たのはわずか6名。
ここでもおしゃべりに花を咲かせ11時過ぎに散会しました。



ここでのお支払いは長年裁判所の調停員をしていて少し前に国から表彰されたという、中学、高校を通じて帰り道が私と同じだった女性、旧姓Nさんが持ってくれました。
2次会場への移動のタクシー代もNさん。
自宅帰るついでにタクシーで私をホテルに送ってくれたのもNさん。


同期生に生まれも育ちもハイソな人が多いことはデメリットよりメリットが多いと今は思います。