オシテオサレテ このページをアンテナに追加 RSSフィード

2007-04-27

ニコラス・ヒル

 ヒコラス・ヒルの『エピクロス哲学 Philosophia Epicurea』を読みました。どうもブルーノ、セウェリヌス、パトリッツィあたりが元ネタになっているようです。ブルーノのヒルへの影響については、Trevor-Roperのすばらしい論文があるのでいいとしても、それ以外にヒルの知的背景を探った研究はあるんでしょうか。今のところまともな研究は3つしか見つけていません。

Francis Oakley, Omnipotence, Covenant, and Order

 神の理性よりも、神の意志に重きを置く主意主義は、自然を経験的に探求する事をうながすという図式はどの程度有効なのでしょうか。確かにボイルの哲学はうまく説明できます。しかし、ある研究ではデカルトが主意主義者に分類され、別の研究では主知主義者に分類されていたりして、どうもこの図式は便宜的なもの以上にはならない気がするのです。

FreitagFreitag 2007/05/15 16:40 Sandra Plastina という Germana Ernst の生徒が博論で Hill を取り上げたようで、今著作を出版準備中だと聞いています。Bruniana & Campanelliana に2本くらい短い論文が出ています。

nikubetanikubeta 2007/05/16 00:49 >Freitagさん
情報ありがとうございます<m(_ _)m>。ご指摘を受けてすこしネットで調べましたので、本文の方に書かせていただきます。