NOAビル


東京・麻布台のランドマーク「ノアビル」|株式会社ノアビルディング
内覧会があるということで、チラ見しに。
中身はいたって普通のオフィスです。
しかし、異様な概観です。建築家の白井晟一が基本構想で設計・施工が竹中工務店。現在、テナントとして子会社が入居してますね。まぁ、良い場所ですし。
構造はSRCで1972年竣工。応答解析による評定を取得しています。昔、応答解析で評定を取っているので緊急輸送道路沿いの耐震補強物件からは除外されている模様。そんなのアリ?20kine、40kineで設計してるのかな?構造的には、柱をもう1本足したいところですが、EVシャフト裏のやけに分厚い壁のところにSRCの束ね柱みたいになっているんでしょう。地盤も悪くないしSRCだしで、何だかんだで大丈夫でしょう。むしろ、補強しろといわれるほうが困るわ。
8階が完全外周開口になっていて、ほかの階がポツ窓なのが気になるといえば気になる。短柱になってないから良いけど、マトモに考えると剛性率があんまり良くなさそう。



六本木再開発。なんだかメタボ君な概観ですねぇ。この手の箱物ビルは容積率を食い切って、高度を考えるとこんなプロポーションになってしまうのでしょうけど、なんだかかっこ悪く見えますね。これは好みですが。ハコモノ超高層で一番きれいに見えるのは、1:5〜6のような気がします。鹿島デザインの1:7みたいな超高層になると、なんだか不安に思うw
面取りしているのは、空力性状の改善も含めているのでしょうが、ますますメタボ君に見えて仕方がない。模型とか鳥瞰パースだともうちょっとシャキっとしているんだけどなぁ。



東京タワーの先端補修工事。
いつ見ても東京タワーのプロポーションは美しい。私も、大概キチガイ柱断面でやっているといわれますが、その感覚をもってしても部材が細いです。よく出来てるよなぁ。


麻布十番の駅から住宅街の中を歩いて、気になる建物を眺めながら行ったんですよ。
で、結構変わったエントランスがあってくぐったらラブホでした。住宅街のど真ん中にあるのね。入り口にご休憩いくらとか書いてないとわかんねーよ。
いやね、男二人で真昼間から危険なトコロでした・・・・・。しかも、超有名なSM専門のところだった。やはり、高級住宅街にはそういうところってあるのね。周囲の視線が痛いレベルではなく、目を伏せられるレベルだな、こりゃ。
ふぅ・・・。