Google's Geo Developer Dayお気楽レポート
そんなわけでやってきましたSan Joseへ。
飛行機の中でサッカーの悲しいニュースを聞きつつ、レンタカーを借りて一路Googleへ。
飛行機からの航空写真の撮影にそなえて寝転ぶDeveloper day参加者
Google名物の無料のカフェテリアでお昼ご飯を食べたあと、いよいよGeo Developer Day開始
びっくりがあるよと聞いていたのですが、いきなりセルゲイ、ラリー、エリック登場。
本当にびっくり。
ラリー曰く「Geographical Informationの重要性は認識している。テレポーテーションが開発されるまではね」とのコメントにエリック曰く「(テレポーテーションって)Googleのプロダクトロードマップにあったっけ?」
既に当日の朝にGoogleから発表があったようですが、トピックとしてはこんな感じ
◆ Google Earth ver4.0の発表
多言語対応、3DのUI向上、マルチプラットフォーム対応(Linuxで拍手喝采、Winも一応対応は続けるよで、さらに拍手喝采)
◆ Google Earthを使ってローカル情報(UGM)集めるよ
◆ Google Earthを地域情報のブラウザと位置づけるよ
◆ Google SketchUpとGoogle Earthの融合
Google EarthからSketchUp上に航空写真を呼び出して3Dモデリング、
テクスチャを貼り付けて再度Google Earth上に3Dオブジェクトとして配置。
この間5分程度。これからは3DポリゴンもUGMの時代?
◆ Google MapのKML対応
GoogleMapの検索窓にKMLのURLを入力する形式でUIはまだこなれていないものの、
ポリゴンのデモグラフィックからPOIの表示までまるでGISの
プレゼンテーションツール。さすが破壊神?
◆ GoogleMaps APIにGeoCoding機能追加
個人的には一番衝撃的だった。ついにGeoCodingまで無料で公開するのですね。
Developer狂喜乱舞。
◆ 衛星・航空写真増えたよ
詳細写真の世界での人口カバー率1/3ですか、あーそうですか。
◆ GoogleMaps API for Enterprise
商用利用ライセンスでマネタイズですが、あーそうですか。
◆ GoogleMaps API, KMLを使ったMash-upサイトの紹介
GoogleMaps Maniaの中の人キターーーーー
◆ Developer Q&A
ほとんどバトル。日本と違ってアメリカはQAセッションが熱いですな。
全体的な感想としては、バラバラに見えたGoogleの各Geographic関連のプロダクトが
(後付にせよ)それぞれ連携や、戦略的な機能強化、ポジショニングが明確に
なってきなあと感じました。
そんなこんなで時差ボケの中、1日目のレポートでした。TVクルーがいたので
いつか内容はGoogle Videoで紹介されると思われます。(IT Conversationsの人も
来てたようなのでそっちが先かも)
# ちなみにGoogleの中はあちこちに自転車ツーキニストの姿が。さすがアメリカの
はてなと呼ばれる所以か(逆か・・・)