46年ぶりの皆既日食

46年ぶりの皆既日食
黒い太陽、つかの間の夜…

 輝くコロナに包まれた黒い太陽、つかの間の夜――。
太陽が月に完全に隠される皆既日食が22日、国内の陸地の上空では46年ぶりに鹿児島県の奄美大島などで観測された。
部分日食も各地で見られ、太陽と月が織りなす天体ショーが繰り広げられた。

 皆既日食は太陽と月、地球が直線上に並び、地上から見ると太陽が月に隠される天文現象。
太陽と月の見かけ上の大きさがほとんど同じために起こる。

 奄美大島では午前11時前に皆既状態になり、天文ファンらを楽しませた。
一方、皆既状態が6分半近く続く鹿児島県・トカラ列島の悪石島(あくせきじま)は雨模様。
高額な観測ツアーで訪れた人たちからため息が漏れた。
<解説:引用>