にせよん(新)

4コマ漫画の購入記録、時々感想。

花やか梅ちゃん

花やか梅ちゃん 2 (アクションコミックス)

花やか梅ちゃん 2 (アクションコミックス)

色んな意味で買いそびれていた本の補完作業が最近勢いづいております。
とくに今月は新刊も少なめなんで。


で、今作。
作家的には大メジャーだけど、"スーパーメイドちるみさん"も"女クラのおきて"も"あおいちゃんとヤマトくん"も買わずに、これ。
相変らずな選択基準である。


当初は呑気に「3巻目発売時になれば既刊も並べてくれるだろうし、その時一緒に……」とか思っていたが、「いや待て双葉だぞ?」と思い直し(失礼)、慌てて確保に。
何店舗か彷徨うはめになったものの、なんとか入手。危ない危ない。


1巻目は「そうそうこんなお話だった」と懐かしく、2巻目は、「メジャー作家の沢山連載している作品のなかの一つ」程度の認識だった自分の目を開かせてくれた秘密基地のエピソード回入りで、「とりあえず買っとくか」程度の軽い気持ちをいい意味で裏切ってくれました。いやー堪能した。


作者は「掲載誌の性格上、どうしてもほのぼの要素がないといけなくて〜」みたいなお気持ちらしいですが、読んでいる側からは「だからこそイイ」の部分があるんだよなー。
正直、これ以上少しでもシリアスの空気を含んでしまったら、自分としてはもうダメっぽい。
自分でも良い読者ではないなと思う。

楽屋裏

楽屋裏 (1) (IDコミックス ZERO-SUMコミックス)

楽屋裏 (1) (IDコミックス ZERO-SUMコミックス)

こちらも補完作業。
まあ美川べるの先生と同じく、DNAスタジオ時代のゲームアンソロ読んで育った世代としては、やはりスルーは許されず。


毒舌な作風にピッタリの楽屋オチ漫画。「好きな人にはたまらない系」ですか。そこんとこも含めて、せっせと布教に励むよりは、自分だけがこっそりと楽しんでいたいタイプの作家さんだったりするのですが、まあそれも勝手な理論だよな。
単行本は出るし、最近竹の雑誌にゲストで掲載されているし、いよいよメジャー化の時来る?