例年はイースタンの開幕戦が観戦初めとなっていましたが、今回はそれよりも早く行われた欧州代表戦を観てきました。昨日はファンミルの乱調に付け込んで何とか勝ちを拾った日本、今日は先頭の大島がレフト前で出塁する幸先良いスタートでしたが、直後に牽制死…。欧州先発のマークウェルを捕らえられないでいるうちに、2回松葉がキアリーニに三塁線を破られるタイムリー、オチョアにはライト線際に落ちるタイムリーを浴び、2点の先制を許してしまいます。毎回四球を出す悪い流れから抜け出せないまま、3回には左中間中段に飛び込む完璧な3ランをデカスターに浴び、序盤で5点のビハインドを負ってしまいました。
それでも井納→武田の好投で追加点を阻止し、打線もようやく6回、先頭の山田が2番手ナカルからバックスクリーンへの一発で反撃開始。代わったゾマーからも筒香ヒットからの銀次二ゴロの間にもう1点。3点差に詰め寄り終盤に突入し、7・8回と先頭が出るも、ゾマーの前に後続を断たれ無得点。すると8回裏、4番手の松井が2ベースと暴投で進めた走者をサムスの犠飛で還され、痛恨の追加点を許してしまいます。
4点差となり9回の攻撃も、ストゥイフベルゲンの剛球の前に最後は山田空振り三振で試合終了。日本からすれば完全な力負け、一方欧州勢にとっては秋のプレミア12に向けて期待が膨らむ歴史的勝利となりました。