Processig.js != Processing

すごくやさしく解説していてすばらしいのだけども、下のあたりがちょっと気になる。

Processing.js 概要

まず、 Processing.js とは何かという話をします。

Processing.js とは、ブラウザで Processing というプログラミング言語を実行する JavaScript のライブラリです。

では、 Processing とはどのようなプログラミング言語なのでしょうか。

Processing とは

Processing とは、ビジュアルデザインのためのプログラミング言語で、 Java のような文法をしています。

ビジュアルデザインのためのプログラミング言語というと難しそうですが、実際はとても簡単です。

これを読んだ読者は「ProcessingというJavaで書かれたビジュアルデザインのための言語(&統合開発環境)があり、ブラウザ上のJSでも可能な描画まわりの機能を移植したのがProcessing.jsだ」と理解するだろうか。それとも「ProcessingっていうすごいJSのライブラリができたらしい。これを使えばこんな絵が簡単に描けるのか、よしProcessingを勉強しよう」と言ってProcessing.jsを使い始めるだろうか。

Processing.jsがProcessingの一部の機能を移植しただけに過ぎない(そして一部の機能は移植が困難だったりする)ことに言及するか、せめてWikipediaにリンクするとかしてもいいんじゃなかろうか。

http://ja.wikipedia.org/wiki/Processing

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って書いてからコメント欄で既に突っ込まれていたことに気がついた。

最近Processingを使うときはProcessingのvideoライブラリでロスレスの movを出力して、他のミキサーで音楽と他の映像を合わせて動画を作ったりしているけど、JavaScriptにもProcessingを再現出来るライブラリが出ていたとは知らなかった(^_^;)。確かActionScript3.0でもProcessingを再現するライブラリが出ていたと思います。
 本家のProcessingはOpenGLやDVカメラなどを利用できたり、動画にエフェクトをかけたり、JRubyと連係出来たりと平易な文法で色んなことが出来るのが楽しいです。

そういえばProcessingのライブラリをJythonから使うエントリーもありましたね。これとか: http://blog.kzfmix.com/entry/1208084871