3Dプリントを試してみた

僕の初めての3Dプリンタ出力。抵抗が6本ずつ17種類入ります。これに先日のカラーバー出力スクリプトで見出し作って蓋としてつけてゴムで止める予定。一回り太い10Mの抵抗も一応4本入った。遊びがないから取り出しにくいけどそんな頻繁に使うものでもないからよいでしょう。

データをここからダウンロードして自分でプリントするとか、そのままここで発注するとかできるみたいです。 http://make.dmm.com/item/406392/

12/7の21時半に思い付いてAutodesk 123Dをインストールし始め、操作方法の解説動画を見ながら23時にSTLデータ完成。3DプリントサービスにSTLデータを投げて見積もり・発注、というすべてPCの前で完結する作業。70x70x14のサイズで、最初は透明アクリルでプリントしようと思っていたのだけど、見積もりを掛けたら9992円だったので「最初の一歩からそんなに出せないなぁ」と白色ナイロンに変えた。それで3614円。ちなみに石膏だと4668円。

12/9に造形開始されて、12/14の午後発送された。

このサイズで3000円だったらRaspberry Piのケースなんか作ったら何円かかるんだ〜とテンションが下がっていたのだけど、よく考えると料金とサイズが比例するわけないので大きくてもさほど値上がりしないかもしれないなという気がしてきた。

立方体

10mmの立方体でナイロン1554円、石膏807円。

100mmの立方体でナイロン81646円、石膏162602円

体積は1000倍になっているけど、価格はせいぜい50〜200倍。

5面がふさがっている箱型で、10mm立方だとナイロン1470円、石膏656円。面は0.7mm。この辺が最小工賃か。
50mm立方だとナイロン2514円、石膏が2606円。このへんで石膏の方が高くなる。石膏の方が材料費の体積当たり価格が高いのだろう。これは面は1mm
100mm立方だとナイロン7378円、石膏11725円。ちなみにこれは面が1㎜だけど底だけ間違えて3mmある。(実はここまでの3つは上に書いてあるものほど後から作ったのでやってる最中に僕のモデリングスキルが向上してる)
その分厚い底を貫通させてチューブ状にしたらナイロン4869円、石膏7023円まで下がる。

やる前はなんとなくバウンディングボックスの大きさが価格を決める主要因のように思い込んでいたけど、100mm立方の3つの例で4869円、7378円、81646円、というわけなので、明らかに体積が一番大きな要因。壁を薄くするとか、ぺったりふさがってる必要がないならメッシュ穴開けるとかすると安くなると思われる。上の抵抗ケースは外壁2mm、隔壁1mmで設計したのだけど、少なくとも隔壁はもっと薄くてもよいと思う。