Hatena::ブログ(Diary)

各地サークル例会・研究集会・書籍などのご案内

日生連(にっせいれん)は創立61周年!
=== ===

→日生連公式HPへ

2008-06-15 プレ企画in京都-発達診断と生活教育実践の出会い

[]プレ企画in京都-発達診断と生活教育実践の出会い

「困った子」からひろがる笑顔の教育

  ー発達診断と生活教育実践における豊かな子ども理解

2008年6月15日(日) 10:00−16:00

場所 京都大学 総合研究2号館(旧工学部4号館)教育学部第二講義室

 詳しい地図→ http://www.educ.kyoto-u.ac.jp/access.htm

 参加費 500円(予定・小銭をご用意ください)

企画趣旨→ここ

(1)実践報告:「廊下の家」から「友だちのいる場所」へーKくんの発達をとらえて教育実践を再構成したM小学校

 (田中真介 京都大学高等教育研究開発推進センター  発達研究者)

  概要→ここ

(2)実践報告:誰にでもある学びどきー実感と仲間の中で変わる子どもたち

 (渡辺恵津子 日生連研究部 埼玉小学校教師)

  概要→ここ

(3)総合コメント服部敬子 京都府立大学公共政策学部福祉社会学科 発達研究者)


 チラシ(pdfファイル)できました。下のページからダウンロードしてください。

 http://nisseiren.jp/2008kyoto/

 宣伝よろしくお願いします。

nisseirennisseiren 2008/05/17 17:56 企画趣旨:
 軽度発達障害などの子どもを「困った子」としてではなく「困っている子」としてとらえる子ども理解は、さらに深まって、その子の持っている発達要求は普遍性を持つ(周りの子もそうしたいと思えることを代表している場合もある)と見て、それはその集団を命輝く集団へと発展させる「世の光」なのではないかと発展してきた。その子どもの発達要求を活かして教育実践をダイナミックに展開していくことが、ほんとうにそうであるという現実をつくりだしつつある。
 発達検査の場面も、小さくとも生活であり、生活教育の場である。検査者との人間関係があり、コミュニケーションがあり、協働して働きかける素材や道具がある。この小さな生活の中で読み取られる発達のちからをさらにどうその子どもの成長に活かしていくかの視点をもって、発達診断、発達相談、教育相談がおこなわれる。
 それは、学校関係者の理解を得て、教育実践をダイナミックに変え、またそのことによって、子どもが大きく育つ姿が見られることになる。
 今回、直接、その教室の子どもを発達検査、発達診断をしたのではないが、日頃発達診断などで培った《目》が、どう子ども理解を深め、さらに実践を変えていったのか、田中真介さんに語ってもらう。
 また、教育実践者は発達検査などの専門技術はないが、教育実践の場がいわば大きな発達診断の場でもあるととらえてみれば、日々子どもの豊かな活動から子どもを理解していることになる。教師はそれを活かすべく刻々と教育実践を変え、発展させている。その中で子どもが変わり成長し出す。この姿を渡辺さんに報告してもらう。
 これらの相互関係を、服部さんにコメントしてもらい、子ども理解、そして教育実践の発展のしかたについて深めたい。
 生活教育実践と発達研究が本格的に出会う、日本教育実践史上画期的な日になることが期待できる。

nisseirennisseiren 2008/05/17 18:24 田中真介さん報告概要:
 小学校の子どもたちが、教室から離れて自分の場所に引きこもるように見える行為をするといった場合に、そのような行為の意味をどうとらえ、どのような教育方法を組み立てていけばよいだろうか。児童期初期(7〜8歳)の子どもたちを対象とする授業での発達観察・発達理解のポイントと、それに基づいた教育実践の事例を紹介する。その中で、小学2年生から3年生に至る子どもたちの発達の特質、また、小中学校で生じやすい「引きこもり」への生活指導の発達的基礎についても併せて検討したい。
 沖縄県の都市部にあるM小学校の協力で、小学2〜3年生の1クラスの授業を継続して参観する機会を得た。2006年秋、2007年春、そしてそのクラスの子どもたちが3年生になった2007年秋の3回である。そのクラスの中に、登校はするものの授業にほとんど参加しないKくんがいた。彼は教室の外の廊下に、ロッカーや給食台を組み合わせて自分の「家」を作って、授業中はずっとその中に入って寝ころんで過ごしていた。教室に入らない子を認めるのには勇気がいる。学校は、新たな対応の方法と総合的な教育実践計画の創出を迫られることになった。その子の発達特徴の把握と行動観察に基づいて、新たに試みられた教育方法、そして具体的な言葉かけの例を紹介したい。
 観察記録の共同討議のなかで、Kくんの廊下のロッカーハウス生活は、(1)自己の尊重と発達援助を求める願い、(2)この子が大好きな「ドラえもん」に出てくる「ドラえもんの家(デンデンハウス)」の再現なのではないか、(3)苦手なものから自分を守ってくれるシェルターの役割と機能をもったものの実現、といった見方が示された。Kくんのロッカー生活が、新しい子どもの観方の必要を提起し、発達と行動の意味への理解を助けることとなった。Kくんはその後、3年生になった春に少しずつ友だちの輪の中に戻り、みんなと一緒に学校生活を楽しむことができるようになった。

nisseirennisseiren 2008/05/17 18:25 渡辺恵津子さん報告概要:
 小3の実践(『生活教育』2008年4月号pp.42- 47)。おそらく3年間、文を書くことはほとんどなかった子どもが、おもに《書く》ことから、自分に自信をもち、表現をはじめ、仲間にかかわっていく。それには、「すがたをかえる大豆」「ありのからだのつくり」「42÷9」などの《授業という場》とそこでの仲間の支えがありました。その変化をいろいろな場面でどうだったのか、渡辺さんにお聞きします。

nisseirennisseiren 2008/05/29 04:14 チラシ(pdfファイル)できました。下のページからダウンロードしてください。
 http://nisseiren.jp/2008kyoto/
宣伝よろしくお願いします。

プロフィール

nisseiren

日本生活教育連盟(にっせいれん)です。

Connection: close