工大祭1日目突撃ルポ

本記事は記者の主観的な視点で書かれていますので、実際は個人差があります。

どうも名工大新聞部編集長のMです。新聞部では工大祭に関して号外を月曜から大学会館前で配布をし、600部配り終えたのですが、1日目の工大祭を1人で適当にまわってみましたので書いてみます。




工大祭へ
連日の雨の中、本日11月21日は信じられないぐらいの晴天。安心。9:00ごろに家を出て兼部している部活の手伝いに向かうが遅すぎたため役立たずに。11:00が工大祭の開始なのだがすでにフライング気味なお客さんがちらほらと鶴舞公園をうろつき始める。適当に過ごしているとすごいものを発見した。アヒルだ。

非常におとなしく、なでさせてもらった。羽毛布団を思い出す手触り。アヒルに噛まれるという貴重な体験もした。ネコのあまがみと同じくらいの痛さだ。飼い主さんは工大祭に遊びに来たお客さん。ちびっ子やおばさんがたに大人気だった。アヒルもすごいがこちらもすごい。女装だがよく似合っている。モザイクをかけることを約束して写真を撮った。


残念なことに個人的な用事で工大祭開催前に名工大を離脱。再び工大祭に戻ってきたのは14:40ごろだった。






体育館へ
サバゲーやってみたいと前から思っていたので、体育館へ向かう。しかし、サバゲー受付に向かうと「中止」と書かれた看板が見えた。なぜなんだ...。疑問に思いつつも、体育館2Fの展示を見ることに気分を切り替える。前情報では、2Fにはライフル射撃部がデジタルライフル試写会をやっているはずである。知り合いがいるので行こうと思っていた。会場に向かうと、右側にモデルガンがずらりと展示されていた。銃はあまり詳しくないが手にとって眺めたり、ポーズをとって写真撮影もできるようだ。かなりかっこいい。これは瀬戸市に今年オープンしたサバゲー会場の方の展示のようだ。

今度はライフル射撃部へ知り合いを探しに向かうが、残念ながらいなかった。ならばデジタルライフルを撃つかと思ったけれども、ちびっ子が楽しそうに撃っていたので邪魔しないうちに退散した。とりあえず部活の企画を見て回ろうと決めていたので部活が多く集まっている52号館に向かった。





52号館へ
体育館そばの入口から入ってすぐの教室に入る。たくさんの軍服と戦争関係の古い物品が並べられている。

教室の前方にはスクリーンと椅子が並べてあったので、ここはNITFilmsのブースかと思い、そこらへんに立っている軍服姿の方に上映するんですかと聞く。すると、「次回の上映は15:00からNITFilmsさんと一緒に上映します。」とのことで、どうやら軍服の方はNITFilmsと別の団体のようだ。15:00に見に来ることを約束して他のブースへ向かった。1階を歩く。隣の教室を覗くとボードゲームの山と人だかりがあった。

ここはシュミレーションゲーム友の会のブースのようだ。子連れの方で賑わっていた。映画までそんなに時間がないので写真だけ撮って次へ。適当に教室をのぞくとちびっ子たちでいっぱいだ。親子をよく見かける。夢ルームを通り過ぎ正面玄関へ。

右手はA.F.Q.(ジャズ喫茶)。正面は脱出ゲームの受付だ。やはり時間がないので階段を昇って2階へ。知り合いがいたのでA.F.Q.行きたかったのだが...。2階に登るとロックな音が聞こえる。PMC祭んのブースがあるようだ。やはり時間がないので前進する。すると、喫茶店があった。コーヒーが飲みたい気分だったので入ってみた。室内は驚くほど喫茶店


ここはParadiseCafeという、ある研究室が運営する喫茶店のようだ。教授が淹れるコーヒーがウリ。なかなか本格的だ。おちついた雰囲気で奥さん方にも人気の様子。コーヒーとお菓子が来たのでいただく。なかなか。お土産でお菓子を買って映画を見に急ぐ。15:00に映画上映開始。少々遅れるが見る。NITFilmsはコント風の短編と建デザが体験できる短編。日数が足りなかったのか動きは少なめだが、見るところはある。次に上映されたのがアカガネブタイというグループの作品。日本軍に参加したお爺さんの残した時計に関する話だった。編集がかなりかっこよく、演技も見応えがある。面白かったと思う。映画を見終えた次に向かったのが2階の鉄研だ。


ぼくの高校の鉄研より展示の仕方が上手い。室内では鉄道模型の展示や電車の写真、A列車で行こうなどのシュミレーションゲームが楽しめる。すでに鉄道にハマっているちびっ子が熱心に模型を眺めていた。知識がないぼくも見かけたことがある電車や新幹線もあった。





NIEWsへ
鉄研を出て隣の教室をのぞくと、鳥人間コンテストで今年初フライトしたNIEWsのブースが!10月号で取材させてもらったばかりである。どうやらフライトシュミレーションができるみたいだ。本番と同じハンドルを握ってこれまた本番と同じくらいの負荷がかかったペダルを漕げばスクリーン上に飛行する姿が映し出される。つまり、擬似鳥人間コンテスト。ぼくの前に体験していた方の言葉を聞いたところ、ペダルがかなり重いらしい。実際の飛行の様子がこちら。



大体1.5kmくらい飛ばれたようだ。ぼくはその後体験してみた。漕ぎ始めると、そんなに重くない。週2で筋トレルームに1時間こもるぼくに不覚はないのだ。体は資本!!さらに漕ぎ続けると筋肉が限界を突破し、逆に疲れを感じなくなってきた。どこまでも飛んでいける気がする。しかし、後ろで待っている人の事も考えて自重。徐々にスピードを落としてしめやかに入水。記録は3kmだった。地面に立つと異常に気づく。足に力がはいらねぇぇ!なるほど、鳥人間コンテストでぐったりしているのと同じだ。そこもシュミレーションできるとは面白い。足をガクガクさせながら教室を出た。足を休ませたかったので中庭のベンチにとにかく座りたかった。階段1段毎に後ろ足がカクっと折れ曲がる。必死の思いでベンチに座ると動けなくなった。喫茶店で買ったお菓子を食べて気を落ち着かせた。中庭では鉄研のミ二SLがちびっ子を乗せてくるくる回っていた。ときどき蒸気を噴出させている。足の疲れが取れるまでひたすらボーッと眺めていた。






大学会館の方へ
なんとか歩けるようになったので、適当にうろつく。なんとなく大学会館の方へ向かった。大学会館前には屋台がそれなりにあった。

屋台の人気投票の途中結果が書かれた看板もあった。ぱっと見だが、マジックサークルがダントツ。次はたい焼きだった気がする。夢空間をのぞいてみるとソーラーカー部とロボコン工房の展示が。


ソーラーカー部は今年10月オーストラリア縦断に挑戦する大会に出場した。12月号でも掲載する予定だ。ただ本体はなく展示が中心だった。ロボコン工房の方はNHK大会のバドミントンロボットがシャトルを打ち返す実演をやっていた。名工大が惜しくも敗れた東大戦の様子も見れた。






NITmicへ
VRゲームが遊べるということで、工大祭号作成時にNITmicに行こうと決めていたので最後に行ってみた。教室にたどり着くと、VRゲームか対戦ゲームかで列が分かれている。目的通りVRの方へ。時間ギリギリだったのでぼくの後ろで締め切られた。後から来た人は対戦ゲームに案内されていく。VRゲームはキネクトやゴーグルが高価なので1つしかなく、1人ずつしか遊べないため時間がかかるらしい。実際かなり待つ。




待ち時間中、NITmicの人に質問したりして時間を潰す。どうやら声優の西明日香さんがトークショーで体験したVRゲームが遊べるとあって、人が急増したのも時間がかかる要因だという。対戦ゲームを選んだ人たちは人が少ない分こちらが待っている間も遊べて楽しそうだったので少し後悔した。

ぼくの前の人が選んだゲームは「ロッカーの中に女の子と閉じ込められるという状況を疑似体験する」VRゲームで西明日香さんが体験したのもおそらくこれである。ここで、同じのを選んだらアレな気がしたので、「通勤電車を疑似体験する」VRゲームを選んだ。かぶると本当に3次元に見える!簡単な確認をした後、ヘッドホンをかぶらされてほぼ完全にVRの世界に入った。地下鉄のホームに立っていた。周りを見渡すと後ろに人が大勢いたので感心した。天井もあるし、床もある。しばらくしていると、電車がホームに入ってきた。ドアが開き、スタッフの人から中に入るように言われる。下を向けば前にすすめる。奥に進むとドアがしまり、電車が発車する。後ろを向けばホームが横へ流れていくのが見えた。ホームをさりトンネルを電車は走っていく。しばらくしてスーッとブラックアウト。そして、またホームに立っている。ここで察したぼくは下を向いた!爽快でした!





鶴舞公園
普通の企画・模擬店がすべて終了する時刻になったので、中夜祭の会場となる鶴舞公園噴水前ステージへと向かう。3号館をでるとF1カーを発見!Formula Projectだ。実際に走行するデモを行ったらしい。

2号館前広場を通る。2号館前ステージは明日の後夜祭の舞台だ。

1号館前にNIEWsの機体が見えたのでパシャリ。すっかり暗くなっているのだがなぜか明るく撮れた。

鶴舞公園に入ると落単古墳マンが向こうから来るのが見えた。隣にいる工大祭委員会の方に写真の許可を頂いて撮影。ちょっと怖い…。





中夜祭へ

到着した時は模擬店バトルをやっていた。買ったら模擬店の宣伝が出来るという企画だ。ただ、すでに模擬店が閉まっているのでちょっと宣伝効果が薄いか。写真を見返したりして過ごしていると、抽選会の整理券を配布し始めたので並んでゲットした。しばらくして抽選会が始まった。

司会の人がルール説明を行う。「視界が箱から引いた紙と同じ番号の人が壇上にあがり勝負をする権利を得る。勝負はたたいてかぶってじゃんけんぽん。負けたら退場、買ったらもう一つの箱からくじを引く権利を得る。」という。写真を撮ったりして気楽に過ごしているとぼくの番号がアナウンスされた。せっかくなので行った。じゃんけんで勝った。素早い一撃。小学校のときに剣道をやってたぼくに不覚はなかった。賞品はヒミツだ…。豪華だけど扱いに困るものだった。司会の人たちのトーク力によりかなり盛り上がったのではないかと思う。そのあとしばらくして、中夜祭のメインイベント、流田Projectのライブが始まった。

写真撮影禁止だったのでライブ中の写真はない。見たい場合は公式Twitterをチェック!ライブだが、かなり盛り上がった。アニソンをたくさん聞けたし、掛け声や腕振りでライブに観客も参加できた。寒さも吹っ飛ぶ運動量だった。流田Projectさんは学祭に初めて参加したそうで、「楽しかったのでまた呼んでくれ」と演奏の合間に言っていた。ぼくは夜の方に参加するのは初めてだったが、明日も後夜祭に参加しようと思うほど楽しかった。

明日は兼部する部活の模擬店を手伝うので後夜祭がメインになると思います。記事も少なめにします。