私は、伊豆に旅行に行きました。
私は、心を癒す為、伊豆に一人旅をしました。
傷心の私はトボトボ伊豆を放心しながら歩きました。
お宮、よくも俺を裏切ったな、来年の今月今夜、10年後の今月今夜、
俺の涙で曇らせてやる。
あーれー、寛一さん、私の言うことも聞いておくんなまし。
えーい、よるな、ボカン!
私はいつの間にか、天城トンネルに来ていました。
ここは、背後霊が憑くそうです。
私はいつの間にか、天城越えを歌っていました、気持ちよかったです。
傷心の私はいつしか川端康成の伊豆の踊り子の主人公になっていました。
私は踊り子を思いながら、十国ソバ(じゅっこくそば)を食べました。
つづく