イノコヅチ、ひとつ。
10月に入って、ハロウィンのディスプレイが本格化してきました。 かぼちゃ、かぼちゃ、かぼちゃ・・・
ハロウィンって、行事としてなじんでない気もするのですが、人や場所によってはそうでもないようで。
衣装を着て近所のお宅を回り、お菓子をもらって帰る ・・・ なんてことが、行事として定着している幼稚園等、あるようですね。
もちろん、事前連絡があるのでしょうけど、新手の “押し込み強盗” みたいな感じも、しなくもない。。。
さて、私の場合ハロウィンといえば、松任谷由実さんの「りんごのおいと風の国」の歌詞を思い浮かべます。
“ ハロウィン いのこづち ひとつ くちづけて セーターに投げたの ”
「イノコヅチ」。 はじめて出会うコトバでした。 「植物のクサイぞ、イノコヅチ!」 と思ったものの、確かめることもなく年月は過ぎ ・・・ それが最近、ついに明らかに!
上の写真の植物が「イノコヅチ」です。 いわゆる雑草です。 何てことはなく、お散歩道に生えてました。
秋にできるタネが服にくっついたりするようですね。 服にくっつく、といえば「オナモミ」くらいしか記憶のない私ですが、認知度は高いのでしょうか?
しかし、お花もきれいじゃないし、これといって見どころのない That't雑草 。 (漢字では「猪の子槌」と書きます)
根は薬として使われるようですが、ガーデニング材料では、ない。
でも、耳に残る響きですよね。 歌詞の中では、ちょっと謎めいた雰囲気を醸し出しています。
こんな植物を歌詞にしてしまう、そのチョイスがすごい。
さて、採って来たイノコヅチ。 我が家のみかんちゃんは、お気に召さなかったみたいです。
どれどれ。
ふんっ。
やだっ。あっち行って!