私の道具(3) 革手袋

niwazou2007-10-01

 先日の現場、バルコニーガーデンでのこと。植物を減らすということで、バラも何本か抜きました。
 が、ちょっと心が痛んで、つい一株だけ、連れて帰ってしまった私。
 狭ーいベランダはすでに植物でぎゅうぎゅうなのに、どこに置くんじゃい、と思いつつ、とりあえず、空いた鉢に植えたのですが、このバラっ、トゲが痛くて扱いにくいこと!
 密集してはいないのですが、ひとつひとつが鍵型をしていて、うまーく手にひっかっかります・・・。
 つい素手で触ってしまうのですが、バラの手入れをするときは手袋をしなきゃ、いけません。特に、つるバラを扱うときなどは、手はすぐに傷だらけです。
 軍手などでは、トゲが楽々貫通してしまうので、バラを育てる人はぜひ「革手袋」を用意しましょう!おしゃれうんぬんではなく、これは必需品。
 ひとくちに革手袋といっても、牛とか豚とか材質はいろいろ。お値段はピンキリ。
 高いものがいいとは限りませんが、できるだけ手の大きさに合ったものを選ぶのが、まず大事です。大きいと作業しにくくて、結局、使えなかったというのはよくあることです。
 写真の手前が、私が何年も愛用しているものです。
 いただきものなので、金額などはわかりませんが、たぶん牛。女性用なのでしょう。手の小さな私にもぴったり。柔らかいので、細かい作業のときも、はめたままで大丈夫です。
 対して、奥のもの。試しに使ってみたのですが、愛用の皮手袋には勝てず、すっかり出番がなくなりました。
 こちらは、コットン100%のジャージ素材に、ラテックスをコーティングしたもの、ということでしたが、Sサイズでも私の手には大きかった(イギリス製だからか?)
 1300円くらいだったし、材質としては悪くないと思いますが、フィット感はいまひとつです。
 そして、あと1点。この奥の手袋に限ったことじゃないですが、できれば「手の甲の部分」もトゲを通さない材質がいいな。
 ふつうに、花がらをつんだり剪定をしたりするには問題ないけど、つるバラの枝を誘引したりするとき、手の甲って盲点なのよ。油断してると上から、ブスっとかチクっとかくるのです。
 通気性とか、デザインとかで、部分部分が布素材になったものも多いけど、手をちゃんとガードしたい場合には、やっぱり、全部が革素材っていうのが、いいかなー。
 いずれにしても、手袋を買う際には、実際にはめてみるべし、ですよ。