明日は嘉門さんの新曲、ニューアルバム発売日です。

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まぁ、その新曲というのが
「あったらコワイセレナーデ」なんですが
「ベスト・オブ・エロコワ」と
「ベスト・オブ・最近」という
Wプッシュシングルという名の
いわゆる昔でいう両A面という形を取っていて、
今回、1曲目2曲目共が「総集編」である事に
一部批判の声もあるようですが
僕はシングルはファン以外の人にも聞いてもらおうという
目的があると思うので、
その心意気そのものは僕は買いたいと思います。


ただ一元さんに聞かすのに
1曲目が「ベスト・オブ・エロコワ」って…。


いや、聞いた話によると、この曲
「『あーん優しくしてー優しくしてくれなきゃ壊れちゃうー』という豆腐」
みたいなのがフルコーラス延々続くヤツらしくて
それって92年バージョン以降
そのバージョンをいろいろ聞いてきた人が
元々2番に「ひねり技」であったこのパターンを
最初から最後までやってしまうという部分で
面白がる事はあるかも知れませんけど
その「ひねり技」をイキナリ聞かすってのもねぇ…
いくら「Wプッシュシングル」って言っても
実質1曲目がメインになっちゃう訳ですから
だったら1曲目を「ベスト・オブ・最近」にして
オーソドックスなパターンを聞かせてから
2曲目に「エロコワ」だと思うのですが。


あと「ベスト・オブ・最近」ってサブタイもどうなんだろう?
凄く投げやりのようにも思えるし
本気で「こんなんがウケんねん」と思ってるようにも
見えるのですが、どっちにしろ
一元さんに聞かせるのに「最近」って
タイトル付けちゃうのもどうかと。


たぶんDAIPRO-Xに移籍してからの作品の総集編なんでしょうけど
一元さんにとってはどうでもいい部分ですからね。


それだったら、昔出したベストアルバムに入ってた
「凄くコワイでバージョン」になぞらえて
「もの凄くコワイでバージョン」にするとか。


これだったら一元さんでも
「なにやらわからないけどスペシャルバージョンなんだな」
という事は伝わるんじゃないかな?と


いろいろ批判して来ましたが
唯一良かった点はジャケットです。
いつも嘉門さんの趣味でやってる
前衛芸術がジャケットになってて
とても「見ただけで曲をイメージできる」
というのには程遠かったですけど
今回のはちゃんと曲のイメージを
象徴するようなジャケットで
ちょっとはヤル気が感じられます。


ただ、その分この曲順は非常に残念だなーと。


まぁ、あそこは嘉門さんもプロデューサーの新田氏も
感性がズレまくってますからね。
ミュージシャンである嘉門さんはまだしも
それを正さなくてはいかないプロデューサーが
ズレててどうするよ?って思いますけど。


あったらコワイセレナーデ2007

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「これさえあればゴハン何杯でも食べられる」と言って2杯で限界になっているアナタへ

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