笑点の大喜利

笑点」の大喜利コーナーに台本がある事は有名で
よく、関西芸人がその事を皮肉る事があるのですが
(かつてダウンタウン松本がビジュアルバムにて
それを皮肉ったコントが収録されていたり
プラン9、6人目の男、覚王山コントライブ
笑点のパロディをやった時、円楽さん役のたむけんが
笑点大喜利を批判するようなアドリブを
言ったりしてましたが)
僕はそもそも「台本がある」という事を
バカにする事自体が的外れというか
無粋なんじゃないかと思うんです。


あれはガチンコで発想力を競うとか
そんなんじゃなくて
よく出来たキャラクターコント
なんですよ。


それが解って見ると、このコーナーは凄く楽しく
かつ、台本、演者共にレベルが高い事が痛感できます。


まず初心者(つまり大喜利をナナメの視点から見れないような人)は
小遊三さんをオススメします。
この人は基本「犯罪」や「下ネタ」なのどの
「ヨゴレキャラ」でとても従来「笑点」に描いてるような
ほのぼのしたイメージで見ると
結構とんでもない事を言ってたりするので
楽しめると思います。


あとは、たい平さんも上手いです。
入りたての頃は完全に浮いてましたけど
まぁ、こっち(見てる方)が慣れてきたせいもあってか
今は上手く「お調子者キャラ」として
大喜利を盛り上げていますし。


僕は大阪の若手で「テレビで活躍したい!
全国ネットの番組に出て、お茶の間の人気者になりたい!」
と思ってる人は「ダイナマイト関西」よりも
笑点大喜利」を見るべきだと僕は思います。

笑点 第1号 (日テレムック)

笑点 第1号 (日テレムック)

-40周年記念特別愛蔵版-笑点 大博覧会 DVD-BOX

-40周年記念特別愛蔵版-笑点 大博覧会 DVD-BOX