3.戦争屋=CIAを怒らせた鳩山宣言

3.戦争屋=CIAを怒らせた鳩山宣言  2009年8月26日、NYタイムズに、鳩山民主党党首が、戦争屋=CIAを挑発するオピニオンを配信し、戦争屋=CIA系の米アジア専門家を怒らせています(注3)。ここで戦争屋=CIAとは米国の軍産複合体系の米国覇権主義者を意味します。筆者の持論では、戦後の日本は、彼らのうちのジャパンハンドラー(対日攻略家)によってリモート・コントロールされてきたというものです。今回の選挙は、戦争屋=CIAからの離脱と日本の独立を目指す歴史的転換だったのです。  しかし悪い予感が当たりました。案の定、さっそく、リアクションがあったということです。上記、読売スクープをみて、“小沢、鳩山、おぼえていろよ、ただではすまないぞ!”という陰の声が聞こえてきそうです。
⇒ CIA、中国国家安定部、MI6、モサドなどの外国の諜報機関を叩きだせる日本にするには、ご存知のごとく普通の国スパイ防止法?を成立させればいいのです。 またがらんどうになっているなら基地の大幅縮小すればよいのです。 ドルの暴落も近々発生するでしょうから?
http://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/90518.html
   さん   より
CIAの育てた戦後日本の闇が崩壊する? 傑作(1)
2009/8/8(土) 午後 6:10無題その他国際情勢 Yahoo!ブックマークに登録 新ベンチャー革命2009年8月8日 No.2   タイトル:CIAの育てた戦後日本の闇が崩壊する? 
1.芸能界薬物汚染の深淵
  このところ押尾学酒井法子など芸能人の薬物汚染事件が立て続けに起きています。ヒルズ族の集まる六本木周辺には暴力団事務所がいくつか立地しており、麻薬・覚せい剤蔓延の発祥地となっていると思われます。2005年の9.11郵政民営化選挙で、ヒルズ族の代表、堀江貴文氏などがヨイショされ、多くの成り上がりが跋扈していた時代にも、これら薬物汚染の蔓延はあったのではないでしょうか。六本木ヤクザで思い出すのは1997年に自殺(?)した伊丹十三映画監督です。筆者は、これは間違いなく暗殺であったと思いますが、遺作となった「マルタイの女」の封切り直後の無念の死でした。この映画は在日新興宗教団体とヤクザの闇関係を暴くような問題作であり、闇組織から伊丹氏が狙われてもおかしくない状況でした。同氏は92年に「ミンボーの女」というヤクザの実態を暴く映画を制作し、直後にヤクザから重傷を負わされていました。2000年4月、小渕首相の不審な突然死の後、日本の政治は自民党経世会(非親米派)から清和会(親米派)に実権が移り、今日に至っています。現在の自公連立体制も小渕首相死後に成立しています。

2.麻薬密輸をやっていた戦前の軍国日本の闇

 上記、自民党清和会のルーツをたどれば、安倍元首相の祖父、岸信介(筆者と同じ山口県出身)にたどりつきます。清和会がなぜ親米なのかは、岸がCIA(米国中央情報局)の秘密エージェントであった事実(注1)から説明がつきます。岸は戦前、満州国(関東軍支配の植民地)に出向した官僚でした。関東軍満州鉄道建設資金を米国鉄道王ハリマン財閥から出資してもらった関係から、岸は米国有力財閥とのパイプをもっていました。その満鉄建設資金返済のため、アヘン王と呼ばれた里見甫(はじめ)らとともに、中国人向けに麻薬密売を行っていたそうです。ちなみに、ブッシュ前米国大統領の祖先もハリマン財閥の一員であり、ハリマンは米国における麻薬密売組織を支配していたといわれています。ブッシュ・ジュニアの父(先代の米国大統領)も70年代、CIA長官を務めていますが、CIAは秘密工作資金を捻出するため、麻薬密売組織に関与しているといわれています。その意味で、戦前、関東軍が麻薬密売を行っていたのはハリマン財閥からの入れ知恵と考えられます。戦後、岸がA級戦犯を免れ、CIAエージェントになれたのも、戦前からのハリマン財閥とのパイプがあったからでしょう。このような歴史をみると、2001年のブッシュ政権(ハリマン財閥系)誕生に合わせて、日本で清和会(岸信介系)政権が誕生したのは歴史の因縁といえます。

3.戦後の敗戦国日本へのCIA介入

 CIAは米国軍産複合体(戦争屋系米国覇権主義者)のボス、デビッド・ロックフェラー財閥から多額の闇工作資金の提供を受けており、彼ら戦争屋の国際利権を確保するため、反米諸国の政府闇工作を得意としています。戦後の日本政府も例外ではなく、CIAの秘密工作活動の対象でした(注1)。ちなみに80年代、レーガン政権時代、イラン・コントラ事件(注2)が発覚、CIAの秘密工作活動の一端が暴露されています。
 さて、戦後の自民党は50年代、CIAの闇資金提供によって設立されており(注1)、悪く言えば、CIAの傀儡(かいらい)政党ですが、70年代以降、2000年まで、非親米の経世会が支配していました。ところが、経世会の小渕首相の不審死以降、CIA=戦争屋(共和党系)の傀儡化が復活して今日に至っています。CIAは伝統的に謀略や闇工作を得意としており、そのために、半島系宗教団体である統一教会などを対日闇工作に利用してきました。そして戦争屋=CIAの闇工作資金は、統一教会や特定の外資企業(CIA工作員が紛れ込む?)を通じて、対日闇工作に使われてきました。

4.CIAのつくった戦後日本の闇

 具体的には、戦争屋の常とう手段、極東の分断統治工作のため右翼やヤクザに闇資金が流れ、日中韓の対立が扇動されてきました。その結果、日本に多くのネット右翼が生まれています。また日本に参入した、CIAとつながる外資系企業(AIGなど)から広告宣伝費の名目で、大手マスコミに多額のメディア工作資金が流されました。特に、郵政民営化を推進した小泉政権時代に、それが露骨になったのです。さらにCIAの対日工作の延長線上にて、郵政民営化に反対する日本人や反米日本人の発言を封じ込めるため、陰に陽に、さまざまな謀略、陥穽工作が行われてきました。ちなみに国策捜査とは、CIAの対日工作に日本の親米検察官僚が協力することを意味します。これらCIAの対日工作のための闇資金供給にて結果的に、右翼、ヤクザ、在日宗教団体が潤ったのは確かです。今回の芸能人の薬物汚染事件は、その背後に潜む右翼、ヤクザ、在日宗教団体の闇構造の一端にほころびがでた結果とみなせます。ちなみに既述の伊丹監督は、戦争屋=CIAによって、戦後日本に育てられた闇組織の暴露に挑戦していたことになります。

5.米国政権交代によるCIA逆境の対日インパク

 筆者も今、こういうタブーが書けるようになったのは、戦争屋=CIA体制の逆境が明らかになったからです。ブッシュ全盛時代、戦争屋=CIAに守られた清和会系小泉政権(戦争屋=CIAの傀儡政権)下では、怖くて到底、書けなかったのです。現在、えん罪で収監されている植草一秀氏(注3)は暗殺されたくさい伊丹監督と同じく、無謀にもこのアンタッチャブルの闇に触れたのです。2004年、植草事件を知ったとき、筆者は震えあがりました、ここまでやるかと・・・。
 さて昨今のネオコンを含む共和党系戦争屋=CIAの逆境・後退のきっかけは、まず2009年1月、オバマ民主党政権誕生、そして2008年暮れの金融危機勃発による戦争屋系金融機関(シティなど)の破綻、それに伴う、戦争屋=CIAからの闇資金供給の低下にあります。巷のうわさでは戦争屋=CIAの闇資金で潤ったヤクザ(広域暴力団)やそれとつながる半島系在日宗教団体の金融資産が致命的な運用損失を出している模様です。彼らに今、天罰が下っているということです。“天網恢恢(かいかい)、疎にして漏らさず”ということわざどおりです。小泉清和会全盛時代、麻薬や覚せい剤を取り締まる公安警察関係者も、戦争屋=CIAにつながるヤクザや在日宗教団体に手が出せなかったのです。ところが、今年6月、警視庁が統一教会の詐欺商法の取り締まりをやっています。この頃から、流れが大きく変わったような気がします。そして、昨今の薬物常習芸能人の摘発です。

6.CIAの闇、崩壊の兆し

 上記事件にみられるように、日本に広く闇流通する麻薬や覚せい剤の大半は、北朝鮮からの密輸品だそうです。犯罪国家北朝鮮と日本には国交がないわけですから、戦争屋=CIAに牛耳られた在日宗教団体が北朝鮮と清和会あるいは戦争屋=CIAとのパイプ役を務めてきたのは明らかです。ところが先日のクリントン・サプライズ訪朝(注4)から容易に推測できるのは、米朝関係の大変化です。すなわち米国覇権主義者による北朝鮮の闇支配の主役が、戦争屋=CIAから、オバマ政権(ゴールドマンサックスなど国際金融資本主導の銀行屋系米国覇権主義者)および中国の親オバマ共産党政権へシフトしたという事実(注5)です。そのひとつの証しとして、最近、オバマ政権はブッシュ・チェイニー時代のCIAの秘密プロジェクトの闇の摘発に挑戦しています。以上の流れから、ヤクザや在日宗教団体と癒着してきた日本の芸能界の薬物汚染の暴露は、このオバマ政権および米国連邦議会におけるCIAの秘密追及の事実、そして米朝関係の大変化の結果であるとみるべきでしょう。

 さて来る8月30日の衆院選挙では自民党の大敗北が予想されますが、オバマ政権を牛耳る銀行屋系米国覇権主義者は、CIAに支配されてきた今の自民党に見切りをつけているでしょう。また、中国共産党北朝鮮も同様の認識でしょう。そこで自民党と連携してきた親米外務官僚や親米検察官僚を含む日本政府の親米官僚はこれからどうするのでしょうか。尚、この場合の親米は親オバマの意味ではなく、親CIAという意味です。日本の親米派は政治家、官僚を問わず、戦争屋=CIAにあまりに偏っていたのです。

注1:ティム・ワイナー[2008]『CIA秘録』上・下、文藝春秋

注2:イラン・コントラ事件、ウィキペディア検索可能

注3:ベンチャー革命No.088『人生、一瞬先は闇』2004年6月20日
http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-Oakland/1386/mvr088.htm

注4:本ブログ拙稿No.1
http://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/folder/39488.html

注5:ベンチャー革命No.308『オバマ政権の金融危機突破口:対中外交』
http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-Oakland/1386/mvr308.htm


ベンチャー革命投稿の過去ログ
http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-Oakland/1386/melma.htm

テックベンチャー投稿の過去ログ
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