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このウェブサイトは、大阪大学文学部哲学・思想文化学専修・中村ゼミ(仮称)の連絡用のサイトです。
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ゼミの進め方について(2017年バージョン) - 中村ゼミ(仮)
[予定] - 中村ゼミ(仮) …ゼミの予定
文献リスト - 中村ゼミ(仮) …今後、とりあげる文献候補のリスト
[event] - 中村ゼミ(仮) …関連するイベント

公開セミナー:フーコー研究の現在「博士論文紹介『主体化の哲学のために――ミシェル・フーコー研究』」

公開セミナー:フーコー研究の現在
「博士論文紹介『主体化の哲学のために――ミシェル・フーコー研究』」

本公開セミナーでは、大阪大学大学院文学研究科助教の藤田公二郎氏に、2015年にパリ東大学に提出した博士論文『主体化の哲学のために――ミシェル・フーコー研究』についてご紹介いただきます。

日時:2018年3月14日(水)15時〜17時半頃
会場:大阪大学豊中キャンパス全学教育推進機構 全学教育総合棟1・ステューデント・コモンズ1階 カルチェ・ミュルチラング
 アクセス http://www.celas.osaka-u.ac.jp/facilities/

入退室自由・事前申し込み不要

講師:藤田公二郎氏(大阪大学大学院文学研究科文化形態論専攻 助教
 1980年生まれ。一橋大学社会学部卒業、パリ東大学大学院人文科学研究科修了。博士(哲学)。
 大阪大学大学院文学研究科助教(2018年3月まで)。

藤田氏からのメッセージ
現代哲学者ミシェル・フーコーはこれまで一般に、「人間の死」あるいは「主体の死」を唱えた思想家として知られてきました。しかし実際のところ彼は後年、そうした「主体の死」の彼方で今一度主体の問題を捉えなおそうと試みていたように思います。この博士論文では、そうしたフーコーの未完の試みを辿りなおすことで、「主体化の哲学」と呼び得るものを独自に取り出そうとしました。


主催:大阪大学文学部哲学・思想文化学専修 中村ゼミ
共催:大阪大学文学部哲学・思想文化学専修
問合わせ:中村征樹(masaki[at]celas.osaka-u.ac.jp [at]を@に替えてください)

ゼミの進め方について(2017年バージョン)

ゼミについては、研究発表(中間報告)、および各自の研究テーマ(や興味あるテーマ)に関連する文献紹介を中心に進めます。ゼミ1回あたり1名ないし2名の発表とします。
基本方針は以下のとおりとします。

・研究発表 発表者は発表原稿を事前に準備し、原則として金曜深夜までにゼミMLに送付すること。参加者は事前に原稿に目を通したうえでゼミに参加すること。当日は、(必要であれば)発表者が手短に補足説明を行い、その後、質疑応答・ディスカッションを行う。
 なお、原稿の提出が遅れる場合は、進捗状況をML上で報告したうえで、他の参加者が原稿に目を通すことのできる時間をきちんと確保して回覧すること。

・文献紹介
 研究テーマや興味あるテーマに関連する文献について、そのポイント・論点および発表者によるコメントを、事前に原稿のかたちで準備し、原則として金曜深夜までにゼミMLに送付すること。また、紹介する文献は、論文であれば論文のPDFを、書籍であればとくにポイントとなる章のPDFを、原稿送付に先立って早めに(他の参加者が目を通す時間を十分に確保できるよう)ゼミMLに送付すること。参加者は双方を事前に読んだうえでゼミに参加すること。当日は、(必要であれば)発表者が手短に補足説明を行い、その後、質疑応答・ディスカッションを行う。

いずれにしても、発表者による当日の情報提供は手短に済ませ、できるだけ多くの時間を質疑応答・ディスカッションにあてる。


ゼミMLについて
 ゼミ参加者は、MLへの登録アドレスを中村(masaki@celas.osaka-u.ac.jp)まで連絡してください。

公開セミナー「SDI構想と対峙した専門家たち―Computers in Battle

公開セミナー「SDI構想と対峙した専門家たち―Computers in Battle を読む」

CPSRは、コンピュータ専門家たちがみずからの社会的責任を考えるために立ち上げ、2013年に解散したNPOである。
1980年代、レーガン大統領の掲げたSDI構想に対して、同グループは報告書「Computers In Battle ―Will They Work?」を発表し、議論の必要性を喚起した。
セミナーでは、その内容を検討するとともに、CPSR が同時代にもったインパクトについて考察する。

■ゲスト:喜多 千草 氏(関西大学総合情報学部 教授)
■日時:2017年2月24日(金)10:30から12:00
■会場:大阪大学豊中キャンパス 全学教育推進機構
ステューデントコモンズ1階 カルチエ・ミュルチラング
■入退室自由・事前申し込み不要
■お問い合わせ先:中村ゼミ(船津)takumi.funatsu[at]gmail.com([at]は@にして下さい)

■主催:大阪大学文学部哲学・思想文化学専修
■共催:公共圏における科学技術・教育研究拠点(STiPS)
■企画:哲学・思想文化学専修 中村ゼミ

公開セミナー「原子力表象をめぐって」

公開セミナー「原子力表象をめぐって」

日本人は、核をどのように受け入れ、どんな未来を夢見たのか。
戦前の日本社会に出現した「原子力ユートピア」とはどのようなものだったのか。
日本人の核に対する意識に迫った『核の誘惑 戦前日本の科学文化と「原子力ユートピア」の出現』の合評会を、著者の中尾麻伊香さんを迎えて実施します。

また、合評会終了後、中尾さんの監督によるドキュメンタリー映画
『よみがえる京大サイクロトロン』の上映会を同会場で実施します。
合評会のみ、上映会のみの参加も歓迎です。ふるってご参加ください。

?部 中尾麻伊香著『核の誘惑 戦前日本の科学文化と「原子力ユートピア」の出現』合評会
?部 ドキュメンタリー映画『よみがえる京大サイクロトロン』上映会

主催:大阪大学文学部哲学・思想文化学専修
企画:哲学・思想文化学専修 中村ゼミ
日時:8月8日(月)14:00〜17:00
 (I部 14:00〜15:30/?部 15:40〜17:00)
会場:全学教育総合棟Iカルチェ・ミュルチラング
入退室自由・事前申し込み不要

次回の予定(7/9)

日時:7月2日(月)18:15〜
場所:マッチング型セミナー室
担当者:清水

文献

技術の哲学 (岩波テキストブックス)

技術の哲学 (岩波テキストブックス)

の6〜8章(「技術と科学」(I)〜(III))

F. R. Jevons, "The Interaction of Science and Technology Today, or, Is Science the Mother of Invention?" Technology and Culture, Vol. 17, No. 4 (Oct., 1976), pp. 729-742

参加者は事前に読んだ上で参加してください。

次回の予定(7/2)

日時:7月2日(月)18:15〜
場所:マッチング型セミナー室

文献

科学と宗教 合理的自然観のパラドクス

科学と宗教 合理的自然観のパラドクス

扱う箇所:1〜6章

事前に読んできていることを前提に、当日のディスカッションを進めたいと思いますので、参加者は事前に読んだ上で参加してください。