大学院環境学研究科の2024年度第Ⅱ期(2024年4月入学)募集要項が発表されました。下記の環境学研究科の入試のページでご覧ください。https://www.env.nagoya-u.ac.jp/admission/index.html 三上は、社会環境学専攻環境政策論講座で博士前期課程・博士後期課…
三上は2023年10月1日付けで、北海道大学から名古屋大学大学院環境学研究科社会環境学専攻へ異動しました。同専攻の環境政策論講座で、博士前期課程(修士課程)、博士後期課程の大学院生を受け入れます。例年、8月頃(第I期)と2月頃(第II期)の2度、入学試…
9月5日(月) 1:40頃、目が覚める。日本では月曜日の午前中。その後、科研費書類の提出が順調に進んでいるかが気になり、事務局の担当者に確認のメールを送る。確か今日の日本時間の16:00が、大学から学振への提出期限だったはず。すぐに返信があり、本日大…
8月29日(月) 土曜日の夕方に着いたスカイ島を、昨日はミニバスのガイドツアーで1日見て回り、くたびれていたので、スーパーで買った弁当をホテルの庭で食べて、早く就寝した。4時頃起床して、動き出す。科研費の書類の仕上げの続き。金曜日に共有した最終…
9月末で北海道大学から転出し、10月1日付で名古屋大学へ異動することになりました。大学院環境学研究科 社会環境学専攻で環境政策論を担当することになります。 9月9日に行う、在職中はたぶん最後となる北大での講義に合わせて、CoSTEP(北大の科学技術コミ…
2022年5月から1年間、「脱炭素社会への転換と民主主義の革新・深化との統合的実現に関する国際比較研究」(科研費 国際共同研究加速基金(国際共同研究強化(A)、18KK0318)の一環として、英国のニューカッスル大学に滞在していましたが、5月24日に帰国しまし…
環境社会学の講座としてはおよそ20年ぶりとなる『シリーズ 環境社会学講座』全6巻(新泉社)の刊行が始まりました。 第一弾は藤川賢・友澤悠季編の第1巻『なぜ公害は続くのか——潜在・散在・長期化する被害』。13の章と3つのコラムが代表的な事例を幅広く取り…
8月22日(月) 6:40頃、研究室へ。国立国会図書館の調査「科学技術のリスクコミュニケーション」の第2回研究会。 科研費の申請書を大学から日本学術振興会に提出する最終期限は9月5日だが、手続のため、遅くとも来週初めには学内の担当部署に提出しなければ…
8月8日(月) 早朝、研究分担者に参加依頼のメールを送り始める。並行して、研究部の業務についてオンラインでミーティング。 天気が良いからか、昨日までの4日間の湖水地方旅行の効果か、科研費の申請が少し進み始めたからか、それらの複合でかはよく分から…
8月1日(月) 7月上旬にロンドンで行われた日本人研究者の交流会で知り合った、在英の社会学者Sさんの紹介で、イギリス留学やイギリスでの研究に関心のある日本の社会学系の研究者のオンライン情報交換会に参加。その後、スタッフのKrさんとオンラインで科研…
7月25日(月) 朝7時に研究室へ。8時(日本時間16時)からのオンラインセミナー「欧州の気候市民会議の最新動向と日本の学び」(主催:環境政策対話研究所、共催:地球環境戦略研究機関)に向けてスタンバイ。セミナーでは「気候民主主義とは何か? 欧州にお…
7月18日(月) 日本では海の日で祝日だが、こちらでは平日。とはいえ、大学は完全に夏休みモードで、政治学のフロアもスタッフは数人しか出勤していない状態が続いているので、閑散としていることには変わりはないのだが。このフロアで、平日毎日研究室に来…
7月11日(月) 朝、国会図書館の調査の件で分担執筆者とオンラインで打ち合わせ。午後、スティーブンと研究についての打ち合わせ。共著論文の執筆について話を進める。16時からGPS学部(School of Geography, Politics, and Sociology)のSummer Party。1カ…
7月4日(月) 8:30頃、研究室へ。朝、宿舎から外に出たら、風が秋みたいだった。ニューカッスルの夏はもう終わってしまったのか? 今日最初の予定は朝9:00から(日本時間17:00から)の日本とのオンラインミーティング。8:00からと比べて、1時間違うだけで格…
6月27日(月) 朝5時(日本時間13時)から、環境政策対話研究所の社員総会と理事会。その後、8時から欧州気候市民会議の研究会。週初めの早朝から3時間以上のオンライン会議でやや消耗。休憩の後、大学へ。と書いてから思い出したが、自宅(宿舎)も大学の中…
6月20日(月) 前週の日記の最後と重なるが、徹夜に近い状態で環境経済・政策学会の要旨を提出し終えたのが、締め切りの午前4時(日本時間正午)の直前。どうにか間に合った。間に合わせで構わないから、とにかく出し続けていくことが大事なのだ。 少し仮眠…
6月13日(月) 先週末のケンブリッジ出張のお土産(アジア系スーパーでの衝動買い(笑)を含む) 7:30に研究室へ。国会図書館調査の16人いる分担執筆者に宛てた依頼状や執筆要領を先週から準備してきたが、今日はそれを発信する日。日本時間の夕方までには送り…
先月発売となった拙著『気候民主主義――次世代の政治の動かし方』を、6月25日(土)の毎日新聞朝刊の書評欄で、東京大学の内田麻理香さんに取り上げていただきました。 事前に毎日新聞の紙面に次回の書評で扱われる本や評者の予告が出ることもあり、内田さん…
6月6日(月) 時差の影響はだいぶ緩和されてきたようで、昨夜、遅くまで雑用をして、午前1:00頃に就寝した。こんな時間まで起きていることは、日本でも珍しい。朝はゆっくり起き出して、9:30頃、研究室へ。 11:00からオンラインミーティングが二つ続く。研究…
5月30日(月) イギリスと日本との間には9時間の時差がある。現在は夏時間のためそれが1時間縮まって、8時間の時差。つまり日本の午前9時がこちらの午前1時であり、日本で人々が活発に動いている昼間の時間帯は、ちょうどこちらが眠っている時間ということに…
5月23日(月) 出発直前まで普通に仕事が入っている。午前中は脱炭素化技術ELSIプロジェクトの進捗報告会にオンラインで参加。江守正多さんを始めとするプロジェクトメンバーがほぼ全員揃い、プログラム側からはアドバイザーのお二人と、事務局の方も参加し…
今年度の大学院ゼミは、輪読と、大学院生の進捗報告とディスカッションを隔週で進めることにしました。輪読の方では、大学院生とも相談して次の本を読むことに決めました。一つ目の『社会科学の哲学入門』は、すでに先月から読み進めています。 社会科学の哲…
1年半近く、このウェブサイトをほったらかしにしてしまいました。 その間、色々なことがありました。 ここ数年とりくんできた気候市民会議や、気候変動対策と民主主義などのテーマに関する研究や実践をまとめた本が、5月12日に岩波書店から出ることになりま…
このサイトでも何度か紹介してきた,気候変動対策に関する無作為抽出(くじ引き)型の市民会議ですが,国立環境研究所や大阪大学と一緒に行っている科研費による共同研究の一環として,ローカル版の会議を試行することになりました。札幌市と提携して,札幌…
もう2カ月前の話ですが,新型コロナウイルス感染症の影響で中止となってしまった学位記授与式の日に,自分の所とその近所の研究室の修了生数人のために,風通しの良い部屋で即席の学位記授与式を開きました。ごく短時間の式でしたが,式辞があった方がそれら…
昨年秋に科研費に提案していた基盤研究の計画が採択され、今年度からまた3年間、研究代表者として新たな科研費をお預かりすることが内定した。それで早速、交付申請の手続きをしている。 最近では、申請から審査結果の通知、採択後の交付申請などの手続きが…
環境社会学の調査でお世話になっている三重県志摩市のOさんから,ぜひ見てみてと勧めていただいた番組。 www.nhk.or.jp 主人公は,2016年の伊勢志摩サミットの会場ともなった,志摩観光ホテルの7代目総料理長,樋口宏江さんである。同ホテルにある,2つのフ…
フランスや英国を中心に欧州で広がっている気候市民会議の動向について報告するシンポジウムが、2月14日に東京で開かれます。非常勤の理事を務めている環境政策対話研究所の主催で、私も後半のパネルディスカッションの司会を担当します。 英国議会主催の気…
英国 気候市民会議 Climate Assembly UK 報告(2) 〜主催者と専門家〜 からつづく さて、いよいよ1月26日午前中に傍聴させてもらった際の会議の様子を報告しようと思うのだが、その前に、3月まで4回にわたる会議が、全体を通してどのような流れで進められる見…
英国 気候市民会議 Climate Assembly UK 報告(1) 〜参加者の選出方法〜 からつづく 次に、参加者が議論をする上で必要な知識や情報を提供する専門家、利害関係者についてである。これについても、ある意味でオーソドックスながら、しかしよく練られた構成に…