探求三昧(はてな支部) - 地震前兆/超常現象研究家・百瀬直也が地震・災害予知・防災・予言などを探求

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クリスマスと冬至


今日はクリスマスイヴなので、クリスマスと冬至について書こうと思ったけれど、よく考えてみたら、去年もおんなじようなこと書いていたんですね。
そっちを読んでください。^^;


…というだけで終えるのも気が引けるので、ちょっと書き足すことにします。
上記の2つの記事で書いたように、クリスマスというのはキリストよりもずっと前にあった祭日だったんですね。
イエスさまの誕生日でもなんでもないことは、クリスチャンでも多くが認めていることでしょう。
だから、「イエスの誕生日」ではなくて「イエスの降誕を祝う日」などと言ったりします。
クリスマスの由来については、下記のWikipediaのページでちょっと書かれています。

クリスマス(Wikipedia)

冬至は重要な祭日

クリスマスがイエスの誕生日ではないことは、私が執筆した『ヴィア・ドロローサ〜イエスが歩いた悲しみの道』でも書いておきました。↓

この時期〜つまり冬至の前後に大きなお祭りをすることは、キリスト教よりもずっと古い時代からあった習慣でした。
ローマ人やゲルマン人の間では、冬至の祭が盛大に行われていました。
3〜4世紀のローマでは、太陽神ミトラの重要な祭日とされていました。
当時ミトラ教に傾倒していたコンスタンティヌス大帝が、ミトラス神の祝日をイエスの誕生日としたとも言われています。
つまり、いまクリスマスとして祝われているのは、もともとは太陽神の祭日だったわけです。
太陽神といえば日本では天照大神ですが、今上天皇の御誕生日もちょうど冬至の日だったんですね。
昔の世界では、冬至を1年の初めとするところが多かったのです。

クリスチャンでもないのに…

冷静に考えれば、クリスチャンでも何でもない日本人たちがクリスマスを祝うのは、とても滑稽なことでしょう。
少しでもイエスさまに対する敬意を払うならばまだしも、普通の人たちはそんなことは一切しないのですから。
外国人から見れば不思議な民族だろうし、そういう風に思われるのは恥ずかしいですね。
それでもわが家で今夜クリスマスをやりますが、それはなぜかと言われれば、やはり子供のためでしょうね。
クリスマスにはケーキを食べてサンタさんが来るものと思っていますから。


日本人は無宗教だとか言われますが、ほんとうはみんな「宗教心」をもっているのだと思います。
ただ特定の信仰に固執することが少ないというだけなのかもしれません。
「私は神など信じない」という人がクリスマスを祝っているとしたら、それは本当に滑稽なことでしょうけど、少しでもイエスに対する畏敬の念をもっているとしたら、それはそれでいいのではないでしょうか。

クリスマスの約束

個人的には、クリスマスに『クリスマスの約束』を見るのが楽しみだったりする。
小田和正が名曲を残したアーティストに手紙を書き、クリスマスに共演するというTV番組だ。
ここ数年はクリスマスの日にやらなくなってしまって、見逃したりしてしまっていた(昨年2005年は12月22日にやったらしい)。
今年はやらないのかと思っていたら、Wikipediaのページによると12月28日に放映するらしい。
この番組については、Wikipediaの下記ページが詳しい。


2003年の番組のことは前に書いたが(↓)、この年がいちばん印象深いものがあった。

上記記事で書いたように、ミスチルMr.Children)の桜井和寿が出てきて過激なメッセージソング『タガタメ』を歌いたいといって、小田和正と意見が対立している部分が面白かった。
スタレビスターダストレビュー)の根元要が出てきて小田とデュエットした『木蘭の涙』も、オリジナル以上によくできていたのではないかと思うほどの名演だった。
ゆずが出てきて、小田と一緒に作ったクリスマスソングも良かった。
小田がゆずの二人を「おまえら」と呼んでいたのがおかしかった(小田流の親しみを込めた表現)。
あの曲は、数日前にどこか街中で流れていたが、CD化されたのだろうか。
そう思って調べてみると、期間限定版として出ているようだ。
ゆずおだ」という名称で『クリスマスの約束』という曲名で。

クリスマスの約束(期間限定生産)

クリスマスの約束(期間限定生産)

YuTubeでビデオクリップを見れます。↓
http://www.youtube.com/watch?v=_1HxgLR8MVs


さて、今年はどういう番組になるのだろうか。
2006年12月28日23:30〜25:24放送予定だという。
出演者は、いきものがかり松たか子斉藤哲夫スキマスイッチ




百瀬直也の本『ヴィア・ドロローサ〜イエスが歩いた悲しみの道』です。

ヴィア・ドロローサ?イエスが歩いた悲しみの道<第1巻>

ヴィア・ドロローサ?イエスが歩いた悲しみの道<第1巻>

ヴィア・ドロローサ?イエスが歩いた悲しみの道<第2巻>

ヴィア・ドロローサ?イエスが歩いた悲しみの道<第2巻>

ヴィア・ドロローサ?イエスが歩いた悲しみの道<第3巻>

ヴィア・ドロローサ?イエスが歩いた悲しみの道<第3巻>


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