探求三昧(はてな支部) - 地震前兆/超常現象研究家・百瀬直也が地震・災害予知・防災・予言などを探求

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チベットの祈り〜護国寺で夕勤行


今夕、護国寺の夕勤行に初めて参加してきた。
この催しは、キャンドルライティングとも呼ばれる。
文京区にある護国寺の大師堂にて、多くのろうそくに火を灯して、チベット仏教のやり方に則って、チベットのために祈り、瞑想する会だ。
在日チベット人チベットを愛する日本人が集まって、中国の暴動で亡くなったチベット人たちの供養のために始まったようだ。


自分で参加しておいてあれだが、夕勤行について、まだよくわかってないところもある。
下記のチベット・サポート・ネットワーク・ジャパン(TSNJ)のブログによると、護国寺でのキャンドルライティングは、4月頃から始まったらしい。


この勤行に参加しようと思ったきっかけは、先週5/24(土)に護国寺四川大地震特別供養が行われることを知って、参加したことにある。
そのことについては、下記の記事で詳細に書いている。
興味がある方は、こちらも読んでください。↓


上の写真は護国寺とは関係ありません。

護国寺

水曜日は定時退社日なので、18:00の終業と同時に仕事場を出る。
東伏見駅まで歩き、西武新宿線高田馬場→池袋→(有楽町線)→護国寺
護国寺方面出口を出ると、すぐ前が護国寺の大門だ。


着いたは良いが、勤行がどこで行われるのかを失念。
境内のベンチに腰掛け、携帯を取り出す。
そして『探究三昧』にアクセスして、調べる。
自分の書いたものを読んで、なんだかアホだが。
そして大師堂だということがわかった。


境内の地図に、その大師堂が載っているが、道順がわかりずらい。
暗くなった境内を、柵の向こうがすぐ墓地だというところまで歩いて、しばし彷徨う。
うろうろしている内に、19:30の5分前になって、やっと大師堂を見つけた。
大門をくぐって境内に入って、まっすぐ行くと石段があり、そこを上って右に曲がったところにある。


「たいしどう」と覚えていたので、てっきり聖徳太子さまだと思ってしまった。
だが、よく考えたらここは真言宗のお寺だから、弘法大師さまの方だ。^^;
そんなこんなで、なんとか時間に間に合う。
だが、堂内に入ってみると、人はまだまばら。
女性に声をかけられて、ろうそくに火をつけてもらって渡される。
そして、その火を祭壇に並べられたろうそくに移していく。


そうしている内に、だんだんと人が集まってきた。
参加者の半分はチベット人らしい。
男女は半々ぐらいで、若い女性からご年配まで、年代はさまざま。
集まったのは、けっきょく20名ぐらいだったろうか。
ほとんどの参加者たちは「常連」ではないかと思う。

勤行

経文をもっていない人たちのために、貸し出し用(?)のが置かれてある。
私は24日にもらったものを持ってきた。
今日はちゃんとアンマの数珠も忘れなかった。
アンマといえば、ちょうど今頃、夜のダルシャンが始まったところだ。
正座をしなくても良く、女性でもパンツの人はあぐらをかいていたりする。


何の前触れもなく、いきなり読経が始まる。
カタカナのチベット語経文を読むのも、2回目で少しは慣れた。
チベット語の般若心経や真言マントラ)を唱える。
隣に座っていた若い女性は、チベット人だった。
読経を聞けばすぐにわかる。


「オム・マニ・ペメ・フム」の観世音菩薩の真言も唱える。
前回、これを繰り返す内にトランス状態に入ってしまった。
今回はなんとか大丈夫だった。
じつは、お経を唱えるのが大好きだったりする。
それもそのはず。
前世でも同じようなことをやっていたのだから。
般若心経とか観音経とか。

瞑想

読経が終わり、次はチベット式の瞑想。
チベット人の女性が、日本語でかんたんに説明する。
息を吸うときに、人々の苦悩を受けるようにイメージする。
そして、「ハートのチャクラ」(アナハタチャクラ)から回すようにする。
よくわからなかったが、小周天のようにするのだろうか。


電気が消されてろうそくの光だけの暗い中で、しばらく瞑想をする。
ここが東京であることがまったくウソであるかのような、静寂と神聖な空気。
チベット人らしき人々が、祭壇の奥へと入っていく(大師さまに導かれていく?)のが見えたような気がした。
たんなる雑念かもしれないが。
最後に、再度チベット語の経文を唱える。
チベットの人たちは、暗誦している。
暗い中だから、私は読めない。

談話

電気がつけられ、お疲れ様でしたということで、勤行はここで終わり。
このときが、20:30頃だったろうか。
チベットのお茶とお菓子が配られ、しばし雑談。
若い僧侶の方が2人ばかりいて、いろいろと世話をしてくれる。
その一人が、新聞記事をくれる。
特別供養のときに初めて参加して、勤行は初めてだと伝える。


チベットの人たちも何人か、スーツ姿が珍しいのか、初めて顔を見る男だからか、話しかけてきた。
空手をやっているという男性は、奥さんが日本人だとか。
「すごく姿勢がいいですね」と、その男性。
なぜか、誰からもよく言われる。
「何かやっているんですか?」というので、瞑想は時々やると答える。
以前にクンダリーニヨーガをやっていたというと、興味を示した。


21:00頃になって、みんなそろそろ帰り支度。
僧侶の人たちに挨拶して、護国寺を後にする。


Photobucket


この夕勤行(と呼ぶのか正式なのかどうかわからないが)については、下記のページでその模様が詳しく書かれている。


上記ページにアクセスすると、録音された読経が自動的に流れてきてくる。
この記事によると、護国寺は、2007年11月に来日したダライラマ14世を招待し、それがきっかけで在留チベット人らとの交流が始まったという。
なお、勤行自体は無料でお金を取られることはないが、経文が置かれているところに募金箱があるので。


心安らいだ状態で家路に着く。
チベットは、暴動や大地震と、大変な目にあっている。
まだまだ供養が必要だと感じている。
水曜日と金曜日が定時退社日なので、しばらくは通おうかと思っている(5/30は職場の宴会のため不参加)。


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