近況

4月から正社員として働いております。

作ったものとか

EncountMe
戦え!マドリ
恋愛偏差値❤診断
とびでるカメラ
勇気をください
(他自社・受託いろいろと)

これからのこと


無事カヤックへの入社を果たし早2週間。


会社ではFlashもiPhoneSDKも一切触ることなく、
サーバーサイドプログラマとしての道を黙々と邁進しております。




ここであえて「黙々と」としたのは、
「これでいいんだろうか」とか
「これからどうしようか」とか
そういう思考の一切を停止して、
ただひたすら技術的貢献だけを考え手を動かしている、
そういう状況を意味しています。


なぜこんなことをするかというと、
短期間でサーバーサイドプログラムを覚えて
「こいつは使える」と認知されないとはじまらない
(というか試用期間で終わってしまう)
という判断からです。




ただやっぱりある程度プログラマーとして
ガッツリ会社に貢献できるようになったら、
ちゃんと「その後」を考えないといけない。




自分がカヤックに入ってやりたかったこと、


「自分がおもしろいと思えるものを」
「自分がおもしろいと思う人たちと」
「どんどんつくる!」


これらを軸にした行動を意識しておかないと、
いくらでもやってくる仕事の波にのまれて
どんどん時間が経ってしまいそうだからです。




というわけで具体的にどうしていくか、
考えてみました。



1.企画力を鍛える


リアルノンノ余命電卓みたいに、
単機能のものはたくさん思いつくんですが、
そこに「ソーシャルっぽい機能つけたい」とか
「ブランドイメージ観点からの制約」とか
諸々の要素が絡んで複雑になってくると、
とたんに何も思いつかなくなってしまいます。


結局のところ、複雑な要素をひもといて
イチから積み上げていってまとめあげる、
そういう思考をサボっているのだと思います。


対策としてこういうことをやっていきます。

  • 関わったプロジェクトについて「おれならこうする」という自分企画を考える
  • ブログを書く(twitterで一言いうだけじゃなくて、ちゃんと文章にまとめる)


このエントリーもその一環。



2.会社のフェーズに追いつく


とはいえ、「つくりたいもの」を考えてみるとやっぱり
「単機能、自己満足」な案がざくざくと出てきて、
こういうものを
「マネタイズとかブランディングとか考えないでどんどん作りたい」
という衝動にかられます。


カヤックだってつい去年まではBM11で
そういう初期衝動を散々発散してきたわけで、
それがあってこその今の
「芽が出てきたサービスをしっかり育てていく」
というフェーズがあると思うわけです。


なので無理矢理この「作りたい衝動」を抑えるのではなく、
プライベートの時間を利用してしっかり発散していって、
「さーおれもちゃんとしたサービス作るかな!」
とフェーズ移行していきたいと思います。



3.昔とった杵柄をちゃんと利用する

これまでの仕事でやってきた
音声認識とか画像処理とか、
過去の遺産だと思ってたことが
意外にも引き合いが多かったりします。


こんな顔の認識はできるかとか、
ここで音声とりたいとか。


こういう要望にサックリ対応できるように、
サンプルやライブラリつくってみたりして
準備を進めておきたいと思っております。






以上!




 

iPhoneアプリ開発(iPhone SDK)の解説本、一挙14冊レビュー

家にiPhoneアプリ開発関係の本が増えてきたので、
ちょこっとずつ感想を書いてみます。


基礎からのiOS SDK

基礎からのiOS SDK
基礎からのiOS SDK
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鶴薗 賢吾 松浦 健一郎 司 ゆき
ソフトバンククリエイティブ
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この本が秀逸なのは、
序盤のサンプルがいきなりウェブブラウザ
ってところです。


ウェブブラウザなんて、
作るのめっちゃ難しそうですよね。


でもiPhone SDKだと、意外に簡単にできてしまいます。


この本の手順通りに数行程度のコードを打ち込んでビルドすると、
シミュレーターが起動してWebページが表示される!


僕のスタートはまさにここからでした。


iPhone SDKの教科書―Cocoa Touchプログラミング、最初の一歩


「これにしか載ってない情報」ってのがあまりなくて、
しかも手にしたのが入門時じゃなかったので、
僕はほとんど開く機会がありませんでした。


サンプルアプリが充実してます。
初めて作った余命電卓というアプリは、
この本のAgeというアプリを参考に作成しました。


ライトウェイト・プログラマのためのiPhoneアプリ開発ガイド

ライトウェイト・プログラマのためのiPhoneアプリ開発ガイド
百瀬 健太 古渡 晋也 プロモバイル株式会社
翔泳社
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これは・・・一度も役に立ったことがないw

  • 薄い本なので、初心者には解説が不十分
  • サンプルにいろんな応用要素が入り交じってて初心者には解読不可
  • 「これにしか載ってない情報」もないので開発に慣れてきても出番なし


装丁がポップなので買っちゃう人多そうだなー


はじめてのiPhone3プログラミング

はじめてのiPhone3プログラミング
Dave Mark Jeff LaMarche
ソフトバンククリエイティブ
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一番お世話になってるのはこの本かも。


TabBarアプリを初めて作ったときも、
TableViewアプリを初めて作ったときも
参考にしたのはこの本のチュートリアル


翻訳本独特のノリとか読みにくさはあるけど、
プロジェクト作成から丁寧に手順が書いてあります。


さらにこの本のいいところは、
SQLite(CoreData)とか検索機能とか、
他の本には載ってないかちょっとしか触れられてないことも
詳細なチュートリアルが載ってたりして、
入門以降も使える点!


改訂版もでてるようです。
オススメ。


iPhone SDK Programming Manual

iPhone SDK Programming Manual
iPhone SDK Programming Manual
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株式会社テクノロジックアート
ソーテック社
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クラス図とか載っててわかりやすそうと思い購入。


でも結局他の解説本の方がわかりやすくて
ほとんど開く機会がありませんでした・・・
情報の網羅性も低いです。


あ、XMLパースはこの本で勉強したかも。


詳解 Objective-C 2.0 第3版

詳解 Objective-C 2.0 第3版
荻原 剛志
ソフトバンククリエイティブ
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UIKitとかの解説は当然なし。
かといってNS系クラスの個別の解説が充実してるわけでもなく、
プログラミング言語としての解説が中心なので、
あまり僕は開く機会がなかったです。
(細かいところだと、NSNullの解説に助けられたことはあります)


プログラマ思考(志向)の人にはいいかもしれません。


iPhone SDK 3 プログラミング大全 実践プログラミング (MacPeople Books)


StoreKitについてちゃんと解説してくれてるのは
僕の所有してる中ではこの本だけ。


あとCoreDataのチュートリアルもわかりやすかったです。


情報の網羅性高し。
解説もわかりやすい。


iPhone デベロッパーズ クックブック


iPhoneアプリの技術書としては比較的初期に出た方だけど、
実践で使えて、他にあまり載ってないようなレシピがいろいろあって
意外と役立ちます。


Open GL ES 2.0 プログラミングガイド

Open GL ES 2.0 プログラミングガイド
Aaftab Munshi Dan Ginsburg Dave Shreiner アフタブ・ムンシ ダン・ギンズバーグ デーブ・シュライナー
ピアソン桐原
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3Dアプリの見積もり依頼がきたことがあって、
ちょうどその頃に発売されて即購入。


失注したのでその後開いてませんw


iPhoneアプリネットワーク+GPSプログラミング


入門書ではありませんが、
Instruments使ったメモリリークの調べかたとか、
Shark使ったパフォーマンスチューニングとか、
セカイカメラっぽい空間マッピングARとか、
他に載ってない有用な情報が盛りだくさん!


iPhone SDK アプリケーション開発ガイド

iPhone SDK アプリケーション開発ガイド
Jonathan Zdziarski
オライリージャパン
売り上げランキング: 38381


情報の網羅性が高く、
リファレンスとして有用度が高いです。


なんかiphone開発してる人はみんな持ってるイメージがある。
とりあえず買っときましょうw


iPhoneプログラミングUIKit詳解リファレンス


ついこないだ出たばかりの本。
もっと早く出て欲しかった!
今となってはこの辺はXcodeで定義見た方が早いので・・・


ユメみるiPhone ―クリエイターのためのiPhone SDKプログラミング


技術書としては読んでません。
巻末のfladdictさんも参加してる座談会がおもしろかった。


iPhoneアプリ成功の法則

iPhoneアプリ成功の法則
日経BP社出版局
日経BP
売り上げランキング: 214326


技術書じゃないけど、
TiltShift Generatorを実装した森さんの項が
技術的に大変参考になりました。



まとめ

個人的なおすすめをまとめると、
こんな感じになります。


「まずはちょっとだけSDKを触ってみたい」という方には
基礎からのiPhone SDK
















これからしっかりアプリ開発をやっていきたい方には
はじめてのiPhoneプログラミング
















アプリリリースの目処がついたら
もしくはARアプリなどに興味があれば
iPhoneアプリネットワーク+GPSプログラミング
















リファレンスとして持っておきたい

iPhone SDK アプリケーション開発ガイド

iPhone SDK 3 プログラミング大全 実践プログラミング (MacPeople Books)

iPhoneプログラミングUIKit詳解リファレンス




















 

5日間でTwitterのフォロワー数が5倍になりました。

※そのかわりフォロー数は6倍


1/18 AM1:00
フォローしている :152
フォローされている:109


1/23 AM3:23
フォローしている :913
フォローされている:531



経緯とやってみたこと

フォロワーの人数が少ないと、
告知とかしてもあんま効果ないし、
いいこと言ったなーとか思っても
ブログとかと違って発掘されることもあんまりない。


なので、フォロワー数を増やしたい


でも闇雲にフォローしまくっても
タイムラインが膨らむし相手にも失礼


ということで次のような仮説を立ててみました。



  • フォローしている人数>フォローされている人数の人はフォロー返ししてくれる可能性が高い
  • フォローされている人数が m 人以上のアカウントは質のいいアカウントである可能性が高い
  • フォローしている人数<<フォローされている人数な有名人がフォローしているアカウントは質のいいアカウントである可能性が高い
  • 直近 n 日以内につぶやいている人はアクティブアカウントなので、早くフォロー返ししてくれる可能性が高い


上記仮説に従ってアカウントを抽出するツールを作成し、
フォローしてみた結果が冒頭のものです。
(とりあえず m = 100、n = 3 に設定)


絞り込みの起点は、3番目の仮説に従い
「自分がよくふぁぼる人がフォローしている人たち」
を拝借し母集団として用いました。



考察

フォロー返ししてくれる確率は思ったより低かったなぁ・・・
「フォローされている人をフォローしているカバー率」
みたいなのをみればもっと正確にわかるんだろうけど、
「1時間に150回」というAPIの回数制限があって現実的には厳しい。


あと何千というフォロワー数




現在フォローいただいてるみなさま、
  どうかこれ読んでもリムーブしないでください!!!




(追記)
途中経過はこんなかんじでした。


1/19 AM4:00
フォローしている :803
フォローされている:349


1/20 AM7:26
フォローしている :807
フォローされている:423


1/21 AM0:02
フォローしている :893
フォローされている:466




 

入社に先がけて合宿に参加してきました

行ってきましたよ、
カヤックの『ぜんいん社長合宿』!


まだ仕事はじまってないので
社員としての実感なんてないわけで、
ネットやら勉強会やらメルマガやらで
見てたあの人やこの人が目の前にいる!
というようなかんじで始終緊張しておりました。


それはさておき、
いろいろと印象に残った点を
書き留めておこうと思います。



その1.成果物への落とし込みのスピードとクオリティ

初日にお題が与えられ、チームが発表され、
翌日昼にはプレゼンを行い、上位3チームが決定されます。


カヤックらしく企画のブレストからスタートするのですが、
企画の骨子が決まってからの勢いがすごい。


ブレストでは広くアイデアを集めていたのがウソのように、
とことんディテールを追求しはじめます。


デザインや原価や工数、設計などもリアルに考え、
企画の矛盾は一切合切排除します。


あとロケやって映画みたいな動画作ったり
プログラムがもうできてたり。
(その完成度を文章でうまく伝えられないのが残念・・・)


全員がクリエイターであるということの強さを思い知りました。



その2.プレゼン力

みなさんプレゼンがうまい。
「人に響く」ということを日々意識しているからでしょうか。


あと一芸持ってる人がたくさんいます。



その3.飲まない

  • 新年一発目の会社行事である
  • 泊まりで来ていて温泉もある
  • 初めての人、オフィスが別の人も集まっている

そこまで僕は酒好きというわけではないんですが、
ハタチを過ぎて十年ちょっと、
こういう場合は飲むもんだと思い込んでました。
思い込んでたことにすら気づいてませんでした。


でもそこはさすがカヤック。そんな既成概念にはとらわれません。
出発から帰着まで、ただの一滴もアルコールはありませんでした。


たしかに、必然性はないですよね。
恥ずかしながらちょっとした気づきでした。



その4.寝ない

僕が会議室を出たのが深夜1時すぎですが、
90%ぐらいの人がまだ残って作業してました。


そのまま会議室で寝たという人もいました。
部屋も布団も温泉もあるのに!!!


この人たちにスキルやら経験やらで追いつこうとするなら
「寝る間も休日も惜しんでとにかくがんばる!」
という作戦だけではダメそうです。。




他にもいろいろとありましたが、
それはまたの機会に書こうと思います。





 

2月から面白法人カヤックで働くことになりました!

そもそもこのブログをはじめたきっかけは
カヤック入社を目指してのアレコレを記録しよう
と思ったのがはじまりでした(たぶん)


つまり本件は最終回にあたるぐらい重要なわけで、
でもどうまとめてよいかわからず、
1ヶ月ぐらい経ってしまいました。


このまま時間がたってしまうとさらに書けなくなるので、
弱冠不本意ですが箇条書きでいきます。

面接

  • 面接官は柳澤さん、貝畑さん
  • 挨拶もそこそこにさっそく作ったものを見せる
  • 柳澤さん「いいんじゃない?」と合格っぽいコメント
  • 入社可能時期等について少し話す
  • 以上全10分ほどで面接終了

採用条件

  • 正式採用ではない。2ヶ月の試用期間を経て改めて判断
  • flasher(閃光部)でエントリーしたが、プログラマー(技術部)で採用
  • 現時点ではiphone(objectiveC)、PHPあたりをやることになりそう

その他

今回の面接で「やっぱカヤックはいいわー」と思った点が2つあります。


ひとつは、僕が
(天気オルゴールみたいな)小さい開発をやってくのも楽しいんですよね
というようなことをいったときに柳澤さんがサラッと一言


「まーでも先がないよね」


この言葉で「ひとりで細々と小さい開発をやってくのもありかな」
と何となく思っていた方向性をバッサリ断ち切ってくれました。


以前、未経験でもディレクターになれるかな、という
(いま思えばあり得なすぎる)淡い期待を断ち切ってくれたのも柳澤さん。


このバッサリ加減、甘く考えがちな僕にはありがたいです。




もうひとつは、当時大賞の連絡がきたばかりの
「天気オルゴール」を見たうえで貝畑さんが一言。


「まーできることは限られてるよね」
(=Flasherとしてはまだほとんど使えないよね)


そう、わかる人はちゃんとわかるんです。
そこに使われている技術自体は大したことないということが。


技術者としてここで働くことは間違いないと思えました。




試用期間はどこの会社でもあるけれど、
メールの文面から考えても、柳澤さんのキッパリ具合から考えても、
2ヶ月後の判断は本当にシビアに行われると推測されます。


とにかくまず2ヶ月間、がんばってきます!!




 

天気オルゴールをブログパーツにしました

Media Technology Labsさんのブログの"こちらの記事"で、
天気オルゴールについてコメントをいただきました。

天気予報APIを使用して取得した週間天気予報より、オルゴールのように美しいメロディを生成するサイト。
感動しました。同僚のtrick7.comの中の人も絶賛してました。
お天気APIをこういう風に使ったってアイデア、きれいなメロディーになってること、東京あたりの緯度でサビっぽくなるところ、全部きれいに仕上がってます。
日本気象協会アップフロンティア賞は同じく天気予報APIをおもしろく使った幸子が受賞しましたが、これは埋もれちゃうにはもったいないアプリです。
もっと簡単にアクセスできるようにブログパーツとかそういうのがほしいです!!


というわけで、ブログパーツにしました!
過去に書いた自分の記事が役に立った・・・)


貼付けると、こんな感じになります。

貼付け方

以下のタグを貼付けたい場所に挿入してください。

<script src="http://gmodules.com/ig/ifr?url=http://223.sitemix.jp/wp-content/uploads/2009/10/weathermusic_embed.xml&synd=open&w=200&h=300&title=&border=%23ffffff%7C0px%2C0px+solid+%23ffffff&output=js"></script>


iPhoneアプリにもしたいんですが、
そっちはかなり大変そう・・・