No.45L

2013-06-28

『極光星群』にはカバーをつけてもらった

 読書環境を“自炊”した電子書籍&ソニーの“Reader”コンビへ移行してから1年と数カ月が経った。いまでは新刊を買う際に、カバーと袋はいりませんと断るのがすっかり板についてきた。本は、かたっぱしから断裁した上でスキャンする予定なので、カバーはいらないのだ。買った本はむき出しのまま家に持ち帰り、そのまま積む。ダンボールに押し込まれて業者に送られ断裁されるまで、放置である。業者によって背表紙を切断されて返ってきた本たちを、1冊ずつScanSnapでスキャンしてから“Reader”向けにデータを加工して初めて、やっと読めるようになるのだ。

 さて、今年も年刊日本SF傑作選の季節がやってきた。2012年の選りすぐりSF短篇を集めた短篇集は『極光星群』。通算6冊目である。わくわくしながら書店にいき、新刊コーナーにズラリと並んだ本書を見た時のうれしさは、1年ぶりに味わう気持ちよさだ。そのうちの一冊を手に取り、レジに行って購入する。「カバーは付けますか?」「はい、お願いします」お決まりの質問に、いつもとは違う返答。

 その理由はもちろん、“自炊”する間を待たずに読みたかったからだ。さっそく帰りの電車でページをめくると、序文を読んでいて鳥肌が立った。そのまま2篇読み終わる。期待通りでございます。

トラックバック - http://d.hatena.ne.jp/no45/20130628/bestjapansf2012