2007-08-10 今日も“マイ・ホール”で・・・・ 
今日も“マイ・ホール”でN響コンサートを楽しく視聴しました。甲子園の第1試合で帝京が大量リードしたのでチャンネルをBS2に切り換えました。
今日は2005年6月11日NHKホールでの演奏会の再放映でした。
指揮はパーヴォ・ヤルヴィ(コンサート・マスター:篠崎史紀)。
第1曲目のアレクサンドル・トウール(1959〜、エストニア)作曲の“アデイトウス”は終りかけていました。この曲はトウールの作曲の師レポ・スメラの死に際して彼を称える曲だそうです。(アデイトウスとはラテン語で
謁見、始まり、入口の意)
2曲目はアレクサンドル・トラーゼのピアノでプロコフィエフ(写真):ピアノ協奏曲第3番ハ長調 作品26 でした。この曲を聴くのは5年ぶりです。前回はベーテル・ヤブロンスキーのピアノでジェラード・シュワルツ指揮の新日本フィルでした。
作曲者自身が優れたピアニストのピアノ協奏曲は第2番の革新的な演奏が
語り草になっていますが、この第3番は革新的な書法と伝統的な様式が調和した軽快な感じの曲です。
パーヴォ・ヤルヴィはバルト三国の一つエストニア出身で有名な指揮者一家の生まれです。6年前彼の父メーヴィ・ヤルヴィの指揮で全曲シベリウス作品の演奏会を聴いたことを覚えています。パーヴォ・ヤルヴィとは2年前の6月に別プログラムでその指揮に接しています。(コンサート・マスター:堀正文)2代にわたって聴いたことになります。
アレクサンドル・トラーゼはグルジア出身のピアノの巨匠で難曲を華麗に
聴かせてくれました。アンコール曲はドメニコ・スカルラッテイ(1685〜1757)のソナタ二短調 K32でしたが作曲者に対する愛情が滲み出る演奏でした。
最後はシューマン(1810〜1856)の交響曲第3番変ホ長調作品97 「ライン」でした。
1850年9月デュッセルドルフの音楽監督に就任するためドレスデンからライン川沿いに移って来て作曲された経緯から「ライン」称されています。第4楽章の荘厳な感じはケルンの大聖堂の儀式を描写したものといわれ
ています。全体としてこの流域の人々の陽気な性格が描かれているようです。
猛暑を一時でも忘れさせてくれた一時でした。




