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美味しい、楽しい、嬉しい日記 (ワイン、ドイツワイン、料理、旅、日々の生活) このページをアンテナに追加 RSSフィード

2011-08-14

ベルリンの壁



ベルリンは現在ドイツ首都ですがドイツの他の街とはずいぶんちがった雰囲気の街です。

たぶん記録的な冷夏となる今年のドイツの夏に久しぶりに太陽が戻ってきたこの週末、ベルリンの街はどこも賑わっていました。

蚤の市にでかけた帰り偶然乗った路線バスがチェックポイントチャーリーの近くのバス停に止まったので降りて散策することにしました。


50年前の1961年8月13日に当時の東ドイツベルリンの壁が作られ始め、この日を境に壁を越えようとしてたくさんの人が射殺されます。


1983年夏、西ベルリンユースホステルに数日滞在して1日ビザを取得して東ベルリンを訪ねました。1日ビザには25マルクの強制両替がセットになっていて当時の西と東の物価は10倍の差があると言われていましたが観光客相手のカフェテレビ塔の入場料は西とおなじ価格設定で1日すごすとほぼ両替したお金はなくなっていました。


東京で最初にドイツ語を教えていただいたドイツ人先生は東ベルリンの出身で壁が出来る前にスイス亡命した方でした。

非常にポジテイブでクリエイティブな人でしたが授業中に壁の話をするときはとても哀しそうな表情で「私が生きているうちに壁がなくなることは無いでしょう」と語っていました。

そのわずか数年後に壁が崩壊したときにあの先生はどこでこのニュースをどんな気持ちで聞いているのだろう、と感慨深かったのですがあれからもう20年の歳月が流れました。



壁のあったその通りはその名も「マウアーシュトラーセ」(壁通り)という名前で今は壁建設当時からの歴史写真と解説で歴史を振り返ることができるようになっています。

壁を越えようとして射殺された人たちの名前もその生年月日と没年とともに明記されています。


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壁の向こうに自由を求めてたくさんの人が命を落としたのにもかかわらず20年経ってみて東ドイツ時代を懐かしむ人も多いようです。

失業競争がなく基本的な生活が保障されていた以前の生活の方がよかったと思う人が3割にものぼるそうです。自由の対価はいろんな犠牲がつきものです。

数年前に知り合った子供時代を東ドイツですごし今は旧東ドイツ地方都市で市会議員をしている60代の男性が「私たちの子供世代の人たちには政府に頼るのではなく自分の頭で考えてよい社会を作っていこうとする人が増えてほしいものです」と話していたのが印象的でした。



街歩きで歴史を振り返った1日でした。



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2011-08-11

久しぶりのモーゼルワイン


みなさまお変わりありませんか


日本を離れてひと月がすぎました。

パリから南フランスのペリゴール地方、ベルギーのワロン地方を経てブリュッセル、ゲント、そして1週間前にドイツケルンからベルリンへやって来ました。


ヨーロッパは5月に真夏のような暑さでしたがこの7月、8月は気温が低く夏の太陽を心待ちにしているヨーロッパ人は残念がっています。

ですが暑い日本からやってきたらほっとするかもしれません。



この8月に私が初めてヨーロッパを訪れて30周年を迎えることになるので

次の30年も美味しいワインを皆さんに紹介できるように

また元気で日本ヨーロッパをいったり来たりできるようにと

この夏は「日常生活にふれる旅」にチャレンジしています。


滞在先は友人宅。

おかげさまで興味深い素敵な方たちと交流することができたくさんの宝物のような体験をさせてもらっています。



フランスではもっぱら赤ワインチーズの日々。

ベルギーでは800種類もあるというビールとお料理マリアージュ

ドイツケルンでは「ケルシュ」と呼ばれる地ビールの飲み比べ。。。


なんだか酔っぱらいの日々、という感じですが

いえいえこれも勉強?体験に優る知識はありませんから・・・


というわけで通常のワインとは異なる世界を探検する日々でしたが

きのう久しぶりにモーゼルワインに再会する時間ができました。



滞在先の友人がお料理して私がセレクトしたワインを招待した人に楽しんでもらうという企画でしたが

さながらワイン教室・イン・ベルリンという感じでした。



ワインはこの5月にテイスティングして特に気に入ったワインをあらかじめ友人宅に送っていた中からのセレクトです。

全て2010年ヴィンテージ

クノッドさんのパオロセッコ・ロゼ、グラウブルグンダー、リースリング・カビネット・トロッケンという流れでしたが思いの外好評で嬉しかったです。


もうひと月もすれば新しいコンテナ門司港に到着してみなさんにも紹介できるので楽しみにしていてくださいね。


というわけできょうは旅先から久しぶりの更新でした。ではまた!!