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美味しい、楽しい、嬉しい日記 (ワイン、ドイツワイン、料理、旅、日々の生活) このページをアンテナに追加 RSSフィード

2011-09-05

ワインツアーの報告;8月23日火曜日・その1

滞在3日めの朝、朝食の盛りつけはみなさんがかわりばんこで担当してくださり毎日それぞれのセンスが光っていました。

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テラスから眺めた1階の窓の様子

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みんなで朝食をとっているところに新聞社女性カメラマンさんが写真撮影に。写真と記事は8月25日の朝刊に掲載、すでにブログにて紹介しています。

観光地巡りだけでないワインを軸としたドイツでの暮らしや人に触れる旅を企画している私を取材してくださるとのこと、ならばみなさんと一緒のショットを、ということになりました。

この日8月23日は私が30年前にはじめてヨーロッパに旅だった日でもあり、個人的記念日(*^_^*)素晴らしい体験ができた最初の旅でのご縁が今日に繋がっていることに改めて感謝したのでした。


きょうの目的地はバーデン地方、クライヒガウ地域にてオーガニックワインを手がけているクルンプ醸造所です。ノイシュタット・アン・デア・ワインシュトラーセから列車で1時間半。

私たちをブルッフサール駅に10時半に迎えに来てくださりまずは畑に連れて行ってもらいました。朝から気温がぐんぐん上がります。今年最高の暑さで日中は34度まで上昇。

「あと2時間したら暑すぎて畑にいけなくなるので早く来てもらってよかった」とクルンプさん。

畑に向かう途中、新しくこの春に植えたまだ背丈50センチくらいの葡萄の樹が目に入ります。「この畑は同僚の畑で、あの樹はこの5月に植えたものです、覚えておいてくださいね」

そしてしばらくいくと車を止めて下車「ここは私たちの畑でやはり今年の5月に植えた葡萄ですがこんなに大きく育っています」みると4ヶ月とは思えないほど空に向かってぐんぐん伸びています。

「通常、植え替えをするとワインを造るための葡萄を収穫するのに3年くらいかかるのですが手をかけて育てると翌年から収穫が可能になります」

葡萄の木に注ぐクルンプさんの眼差しは愛おしさに満ちていました。

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今年の5月に植えたクルンプさんの畑の葡萄の樹。普通の状態の写真を撮っていないのでよくわからないかもしれませんが驚異的といっていい状態です。

再び車に乗り葡萄畑の中を走ります。次に降りたのはゲブルツトラミナーの畑でした。

淡いレーズン色に色づいている葡萄たちがお行儀よく並んでいます。「葡萄日光がよく当たるように随時手作業で葉を落とします。この畑は4日前に作業をしたたばかりです。葡萄を食べてみてください」「あま〜い!」すでに食べて美味しい甘さでした。さらに3週間くらい葡萄が熟すのを待って収穫しデザートワインに仕上げるそうです。

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さらに車に乗ってようやく「キルヒベルク」に辿り着きました。

美味しそうに黄色みを帯びた白葡萄がまるまると実っていました。

1990年に植えたヴァイスブルグンダーだそうで樹齢21年とのこと。

クルンプさんは「これからがようやくこの葡萄の樹の本領発揮です。樹齢20年くらいまでは準備段階ですからね」と嬉しそうに話していました。

慣習的には葡萄の樹はほぼ25年ごとに植え替えが行われるようです。樹齢を重ねると葡萄の樹につく房が減っていくので生産効率を考えて次の世代のために植え替えをするとのこと。

しかしここ20年くらい前から世界的に古木にこだわり50年、なかには80年を超える古木からあえてワイン造りをすることによってより複雑な味わいのワインを造ろうとする傾向があります。

もちろん日常気軽に飲むクラスワインではありませんがそうしたものをたまには口にすることでワイン世界の奥深さ、素晴らしさにより深く触れることもできるわけでいろんな楽しみに出会いたいものですね(*^_^*)

「私たちのワイン葡萄の香りが高くその葡萄の持つ果実味の豊かさが特徴ですがそれを実現するためには絶え間ない畑の手入れはもちろんのこと注意深い葡萄の収穫も重要です。全てが手作業で行われるのはもちろんですが収穫も同一の畑で3回から4回に分けて行います。毎回よく熟した葡萄のみを目で確認して最良のものを手摘みし別々に仕込むのです」

そういえば2年前の買い付けの際、ソーヴィニヨン・ブランの香りのよさに驚いて「通常のソーヴィニヨン・ブランにはあまり感じられないトロピカルフルーツのような芳醇な香りはどこからくるのですか?」と尋ねると「通常の摘み取り時期とさらに熟すまで待って再度収穫したものを最終的に合わせて仕上げています」と教えてもらったことを思い出しました。

これまでのドイツワインは摘み取りの時のオクスレ度によって等級分けされて摘み取り時期の遅い、いわゆる糖度の高いものが上等、といった概念がありましたがクルンプ醸造所では新しい感覚ワイン造りをしていることになります。ドイツワイン法上のカテゴリーにこだわらずそうして造られたワインを自らの判断で3ッ星、2ツ星、1ッ星に分け、3ッ星は全生産量の10%前後のハイレベルのもののみとしているようです。

日本でのクラッシックなワイン愛好家の方の中には「アウスレーゼの方がカビネットより上等」といったドイツワインを等級別にとらえようとする方には理解しにくい世界となります。

飲まなきゃわからない、世界です。基本的にはすべてのワインにいえることなのですが。。。


今回みせていただいた畑は1978年にクルンプさんが最初に小区画購入した「キルヒベルク」でした。当時公務員として働きながら趣味葡萄栽培から醸造にチャレンジしていたクルンプさんが独立して醸造家となるまでには数年の歳月が必要だったようですがその勤勉で研究熱心な才能を生かしてワインの造り手になってくれたことは私たちにとっても幸運なことだったといえると思います。

そして年々買い足して今では総面積30ヘクタールを所有しているそうでこの「キルヒベルク」にはカベルネ・ソーヴィニヨンメルローシラーカベルネ・フランシャルドネといったフランスの代表的な品種も植えられています。

畑で聞く彼の話からは「ワイン造りの最も重要な要素は畑でいかに葡萄を理想的な状態で育てるかにかかっているということを実際に見て理解して欲しい」という情熱が伝わってきます。


畑を回った後、眺めのよいバルコニーのようなところで一休み、持参してくれたリースリングゼクトを開栓してくれました。香りが素晴らしく、切れのよい味わいのリースリングゼクト、私が個人的に大好きなゼクトです。味ももちろんですがよく冷やしてあってこの暑さの中でいただくのになんと美味しいのでしょう。みなさんの間からも「私たちのためにこんな風に準備してくださって有り難いですね〜」という声を伝えると、「準備をしてくれたのは妻のマリエッタ。僕は10時まで畑で作業をしていて大急ぎでシャワーを浴びてみなさんを駅にお迎えにいったのですから」と奥様とのチームプレーのよさを話してくれました。

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「これまで畑での葡萄についてお話ししてきましたがみなさんにはこの葡萄畑全体の美しい景観も同時に楽しんでいただきたいと思います。そしてワインを飲むときにぜひこの景色を思い出していただきたいものです」とクルンプさん。

「ではそろそろ戻りましょう、お昼ご飯の支度が出来た頃でしょう。」つづく・・

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キルヒベルクの畑で。

2011-09-02

8月22日月曜日 ヴァーゼム醸造所に出かけました。

ヴァーゼム醸造に出かけました。

滞在先のファルツ地方の北に位置するラインヘッセン地方、インゲルハイムにあります。

列車での旅は街々の位置関係が現実味をおびて実感されるようです。

きょうもたっぷり、ゆっくり朝食をいただいての出発です。

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テラスでの朝食の時、「蜂は肉食!?」だということをみんなで発見しました。ハムをめがけてやってくるんです。そして端っこをちぎって運んで行きます。チーズ野菜には目もくれません。

ノイシュタット・アン・デア・ワインシュトラーセを9時過ぎに出発、

2回乗り換えてインゲルハイム・アム・ラインに到着したのは11時40分。

ヴァーゼムさんが駅まで迎えに来てくれ車で小高い丘にある眺めのよい畑「ブルクベルク」に連れて行ってくれました。


ブルクベルクは全部で80〜90ヘクタールの広い畑で

ヴァーゼム家が所有するのは1ヘクタール強だそうです。

畑、といっても広大な土地で通常複数の藏元が所有し、役所に登録されています。

畑名は所在地の住所みたいなものだと考えるとわかりやすいかもしれません。

対岸にワイン産地ラインガウが見渡せます。

「ブルクベルク」ではフリューブルグンダーとリースリングが植えられていてフリューブルグンダー種をちぎって食べるとすでに甘く収穫が近づいているようでした。


グラスをおくテーブルを車に積んで、フルートグラスも大きなカゴに詰めてたちまち屋外バーのできあがり(*^_^*)


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いただいたのはワイン教室でも年末年始ワインとして定評あるピノゼクトブラン・デ・ノアール」

葡萄ピノ・ノワール種100%で造られたコクがありエレガントな味わいのゼクトです。


葡萄畑の中でワインを飲みながら藏元さんへの質問がいろいろ。


美穂子さんからの質問;「今年は収穫が早いようですが年々早くなっているんですか。」

ヴァーゼムさんの応答;「そういうわけではありませんが10年単位でみたときに90年代は9月20日が平均的な摘み取り初日でしたが、ここ10年は9月8日が平均的初日になっていますのでそうした傾向はありますね。」

せいじさんからの質問;「ぼくはヴァーゼムさんのワインが大好きでよく飲んでいるのですがどうしてそんなに美味しいワインが造れるのですか?」

ヴァーゼムさんの応答;「ありがとうございます!私たちは親族一同の家族経営の藏元ですので何をするにもみんなで力を合わせて動いていますからそれが大きいかもしれません。」

あゆみさんのコメント:「今飲んでいるピノゼクトは私の大好きなゼクトです」

ヴァーゼムさん;「それはよかった、嬉しいです(*^_^*)」


畑での乾杯のあと、醸造設備のあるケラーを丹念に案内してもらいました。なぜか私のカメラにはケラー内の写真が1枚もありません(^_^;)

ひとりで訪ねるときはいきなりテイスティングルームでひたすらワインを飲むことになるので(今年は34アイテムの試飲をしました)ケラーに入るのは久しぶり、ヴァーゼムさんのお話しを通訳するのが精一杯で写真を撮る余裕が無かったのでしょう。ご一緒したみなさんの写真に期待しています(*^_^*)



しかし今回は小型ICレコーダーを持参していて

再生してみるとその日のことがリアルに蘇ります。

新しい情報も盛りだくさん。

聞いただけだとその場で忘れてしまうようなことも残っていて貴重な資料となりました(*^_^*)

またみなさんから写真が集まったら醸造設備の様子をブログにアップしていきたいと思います。

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この日のワインプローベは地元郷土料理であるハムやソーセージ類の盛り合わせをいただきながらのお食事中心のプローベでした。これまたワイン写真がありません、、、

特に印象に残ったのは豚の赤身の生肉をたたいて香辛料で軽く味付けしたもの。

日本では豚肉を火を通さずにいただくことはないので

みなさんと最初牛肉かと思ったのですがなんと豚の赤身

少しの生臭みもなくコクと旨味がありみなさんの中からは「まぐろみたい〜」との声があがっていました。

ヴァーゼムさんに尋ねると行きつけのお肉屋さんにあらかじめ予約しておいてこの日のために調達してくださったとのこと、シンプルで素材そのものの味わいを楽しめました。


この日出されたパンやバター、クヴァークとフレッシュチーズを混ぜて香辛料で味付けしたディップもワインとよく合って大満足だったでした。

事前調査?ではメンバーのみなさんのヴァーゼムさん評価はそれほど高くなかったのに今回の訪問で一気に注目度上昇!という感じでした。

この日最後にだしていただいたデザートワインを通してみなさんのレベルの高さを実感した出来事がありました。


お食事の後に「フクセルレーベのベーレンアウスレーゼ」を出していただいたのです。

食中酒からいきなりベーレンアウスレーゼに移ると味のギャップが大きすぎるので間にもうひとつデザートワインを挟んでください、とリクエストして「ジガーレーベアウスレーゼ」を出していただきました。


2種類同時に注いでもらい「ジガーレーベアウスレーゼ」のグラスを鼻に近づけただけで「いい香り」に包まれました。

口に含むと決して甘いだけでない美味しいデザートの味わいが拡がります。


次に「フクセルレーベのベーレンアウスレーゼ」。

あれ?あまり香りがしませんね?

口に含んでもなんだかおとなしい。。。


決してまずいわけではないのですが期待したようなスゴサはなくみんなの顔をみると「いや、そんなはずはない」と真剣にグラスを嗅いでいました。


「ひょっとして開栓して時間が経ちすぎてるのかも?フクセルレーベデザートワインだったら2週間は大丈夫のはず」と私がつぶやく


「教室で飲むのとちが〜う」という正直な声があがりました。


デザートワインをだしていただくタイミングで外からワインを買いに来たお客さんの接客がありヴァーゼムさん冷蔵庫からだして味見をせずにみんなに注いでくれていました。


「これ、いつの開栓ですか?ちょっと飲んでみてくれますか?」というとご自分のグラスでテスティングするやいなや別のボトルを開栓してくれました。

改めてグラスに注がれた同一アイテムは全く別の飲み物、といっていいほど芳しく思わずみなさんから「美味しい〜!」の声があがりました。


普段からコンディションのよいワインを口にし続けていると

初めて口にするワインでも本来の状態か否かということが身体でわかるようになります。


ワインフォーラムワイン教室は「美味しいワインは身体が覚えている」がモットーですがそれを実証してくれるようなみなさんの見事な反応を目の当たりにした嬉しいひとときでした(*^_^*)


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体験にまさる知識はない!ということを実感できたワインプローベの後、ヴァーゼムさんを囲んでの撮影会


帰りの車の中で「天使が旅するとき天が微笑む」というドイツのことわざを教えてくれました。


今年の夏は7月から8月中旬にかけてお天気が不順で寒くさえあったのでこの数日の晴天と私たちの訪問をひっかけて喜んでくださっていたようで有り難かったです。


次は、インゲルハイムから列車に乗ってマインツまで行きます。


マインツはラインラントファルツ州の州都です。

活版印刷発明したグーテンベルク博物館などミュージアムも充実していますが今回の私たちの自由時間は5時間、お買い物タイムにシャガール晩年の作品であるザンクト・シュテファンキルヘのステンドグラスの見学、自家醸造設備のあるビール工房ビールを飲んだりと最重要ポイントに絞ってをゆったりすごすことができました。

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ザンクト・シュテファンキルへのシャガール晩年に手がけたステンドグラス

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マインツ唯一の自家醸造設備のあるビール工房併設のレストランアイスグルブ」にて。



20時過ぎの列車に乗り22時近くにノイシュタットに到着してもまだ外は明るく駅から宿までの道のりもだんだんなじみのお散歩コースとなりはじめ、みなさんウインドーショッピングしながらお買い物の予定もたてているようでした(*^_^*)



本日もフルコースのお楽しみでした。

2011-09-01

2011/08/21 カステルペーター醸造所で



一夜明けて21日日曜日。

私は5時前に目が覚めてしまいました。日本からヨーロッパに出かけると最初の数日は時差の関係で早く目覚めるのですが今回はすでに長期滞在していたはずなのに早く目が覚めました。みなさんも早いお目覚めでひんやりした空気の中外のテラスで7時くらいからの朝食となりました。

テーブルには市場で仕入れた野菜ドイツの方が朝食で食べているチーズやハム、黒パンが並びます。普通のおうちとちょっとちがうのはワインのボトルがあることでしょうか(*^_^*)

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今年初めて輸入するフランケン地方ライスさんのパールワインマチネー」フランス語で午前中を意味するそうで休日のブランチのおともにぴったりな味です。


乾杯!朝食は2階の広いテラスで。

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ゆったりと朝ごはんを食べた後、列車バード・デュリックハイムのカステル・ペーター醸造所に向かいました。

列車で20分ほどの距離です。駅には醸造責任者バーバラさんとパートナーのトニーさんがホームまで迎えに来てくれていました。

駅から車で5分くらい走りカステル・ペーター醸造へ。6月のブログでもこの醸造所については書きましたが2007年にバーバラさんが経営権を譲り受け醸造責任者としてワインを造っています。

早速、ワインが眠るケラー(地下室)に連れて行ってもらい2日後に瓶詰めを予定している2009年の新樽熟成のシャルドネをタンクから試飲させてもらいました。

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2009年のこのクラスシャルドネの収穫量は450リットル、つまり600本分の生産量ということになります。その葡萄をひとつはアメリカ産のオークの新樽、もうひとつはフランス産のオークの新樽、各225リットルに2年近く寝かせ最後にステンレスタンクでキュベすることによって香り高さとワインの味わい深さがさらに深まるそうです。瓶詰め後しばらく寝かせて10月くらいから発売するそうですが来年の買い付け時にまだ残っているかなぁ。。。という興味深い美味しさでした。

そしていったんプローベルームに戻ってこんどはシャルドネゼクトの試飲。


キレがありエレガントな味わいです。

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次は赤ワインが眠るケラーです。

40以上のオーク樽が深い眠りについていました。

ここでは1週間後に瓶詰めが予定されている2009年カベルネ・ソーヴィニヨンの試飲をさせてもらいました。

グラスに注がれた液体からはチョコレートのような甘い香りがします。すでにとてもバランスがよく美味しかったのですがバーバラさんのお話しだと瓶詰め後2年間の熟成期間を経て2013年発売予定だそうです。予約しておこうかなぁ(*^_^*)

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バーバラさんは醸造家になる前はサックス奏者で、パートナーのトニーさんは音楽ディレクター

訪ねたのが日曜日だったので私も久しぶりにトニーさんに会えました。

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今回みなさんの質問にこたえてその出会いからの巡り合わせについて語ってくださいました。20年以上のおつきあいだそうですが

バーバラさんの造るワインはトニーさんとのパートナーシップに支えられた豊かな味わいのような気がします。

葡萄の生まれた畑でそのワインを飲ませてもらえませんか?

みなさんをお連れする前に各藏元さんにお願いしておいたのですがこの日は朝から雨が降ったりやんだりのお天気でケラーを案内していただいている間に晴れ間が見えてきたのでリースリングの実る「フォン・デア・テラッセン」ヘ。藏元から車で5分以上走り葡萄畑が拡がる真ん中に降りワインをいただきました。

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2009年ヴィンテージリースリング、畑「フォン・デア・テラッセン」はバーバラさんの自慢のリースリングです。

このワインは間もなく門司港に到着するコンテナに載っています(*^_^*)

美味しいワインを飲んでみなさんすっかり上機嫌、どんな話で盛り上がったかは私も忘れてしまいましたが笑ってばかり(*^_^*)

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フルコースで藏元を案内していただいた後お魚料理のお店に連れて行ってもらいましたがお腹いっぱいでせっかくのご馳走の半分くらいしかいただけませんでした。

飲み物は気分を変えてビール。なぜかお料理写真が撮れていませんでした(^_^;)

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ドイツ人コミュニケーションをとろうと「指さしドイツ語」を持参したセイジさんの本に熱心に見入るトニーさん。

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じっくりと案内してくださったバーバラさんとトニーにグループのみなさんから記念品のプレゼント、今回はあゆみさんがご自分の工房で製作してくださった特製カトラリー置きです。

ケヤキ銀杏の木を職人さんたちが手間をかけてひとつひとつ丁寧に仕上げてくださった逸品で同じ手仕事をしているバーバラさんはとても感動して喜んでくださいました。

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充実した最初の藏元訪問でしたが日も長いので夕方4時くらいから欲張って「フラインスハイム」という城壁の街を訪ねました。

ここは5月にワインの買い付けでレギーナとトーマスのお宅に滞在させてもらった際、ワインツアーの計画を話したら「とってもかわいい素敵な街だから皆さんが喜ぶんじゃないかしら」と

教えてもらった街です。私も初めてでしたが中世の街並みが残る可愛い街でした。日曜日だというのに(ドイツは休日営業しているお店はほとんどありません)素敵な雑貨屋さんが開店していて旅、初日にしてたくさんおみやげを購入されているかたもいらっしゃいました(*^_^*)きっとドイツの人たちが訪れる観光地なのでしょう。

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ノイシュタット・アン・デア・ワインシュトラーセに列車で戻り日の長い夜を楽しみ少し早めに休むことにしました。

2011-08-31

ワインツアー2011 報告

1995年からスタートした「ドイツワイン文化を訪ねる旅」も毎年形を変えながら今回で17回目。今年はワインフォーラムワインを造っている藏元さん巡り&ふだんの生活を垣間見る「暮らすような旅」を普段からワイン教室に参加してくださっているみなさんと楽しんできましたのでご報告します。


8月20日土曜日

みなさんより一足早く渡欧、ベルリンに滞在していた私は前日19日金曜日の午後に飛行機フランクフルトに、そして列車を乗り継ぎワイン産地ファルツ地方にある南北80キロのドイツワイン街道の中心地「ノイシュタット・アン・デア・ワインシュトラーセ」に移動しました。16,7世紀の木組みの家がたくさん残る可愛い街です。この街に住む友人夫妻が駅まで迎えに来てくれて滞在先の長期休暇滞在住宅ドイツでは「フェーリエンボーヌング」と呼ばれるお家まで案内してくれました。

●「レギーナとトーマス夫妻」

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ドイツの人たちは夏の休暇を自分たちの好きな街に週単位で家を借り「暮らすように旅する」のが普通のようです。今回の私たちも2年前に偶然ご縁をいただいたご夫妻に紹介していただいて素敵なお宅を借りることができました。

19日の夜は23時半くらいにベットに横になりストンと眠れたのですが20日の朝は4時半に目が覚めてしまいました。日本からいらっしゃるみなさんのことを考えて少し興奮気味。

毎週土曜日の朝は市庁舎前の広場で大きな朝市が開かれます。5日間滞在する宿では朝食も自分たちで好きなものをいただくことができるのでドイツのおいしい朝ご飯を紹介したくてこの日は6時半くらいから買い出しに出かけました。

●「市庁舎・朝日が当たって綺麗でした。でも7時前の気温は17度、かなり冷え込みます」

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生産者が直接作ったものを売っているスタンドも多く事前に教えてもらった街のひとたちのお勧めのお店を訪ねました。

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市場のいちばん隅っこにあるおじさんがひとりでやっているお店に並ぶ果物は全ておじさんの果樹園で作られたものらしく11時くらいにいくと完売しているそうです、さすがに7時に私が行ったときはまだ誰もいなくていろいろ尋ねながら白桃黄桃プラム、5種類のリンゴを購入しました。重さもおもりを載せて計るアンティークスタイル(*^_^*)お会計を済ませて振り向くと私の後ろに5人くらい並んでいてビックリしました。


放し飼いの鶏の卵。こぶし半分の小さな卵には「若鶏の卵」とあります。

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ブーケ仕立てのお花屋さん、ベットルームが3室それぞれのお部屋に滞在する方たちのイメージに合わせて3つ購入(*^_^*)

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土曜日は街の人にとってもお買い物日、1週間分の食料を市場で調達する人も多いらしく久しぶりに会う人たちの間で話が盛り上がっていました。

今年のヨーロッパは7月から8月中旬にかけてお天気に恵まれず気温も低め、雨が降ったりやんだりの夏らしくない日々だったのですが日本からみなさんがみえる数日前から急にお天気が回復、日中は太陽がさんさんと輝く真夏の様相となりました。お昼過ぎまで皆さんをお迎えする準備をしてフランクフルト国際空港に向かいました。飛行機が着く第1ターミナルの到着ロビーにはお知らせボードがあり予定より25分早く無事到着の掲示を見たときはホッとしました。

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予定していたよりひとつ早い列車にタイミングよく乗れ「ノイシュタット・アン・デア・ワインシュトラーセ」に向かいました。

宿泊先に到着して荷物をおいて朝市が開かれていた広場のカフェでまずは乾杯

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夜8時をまわっても外はまだ明るく開放感があります。9時半をすぎたくらいから薄暗くなります。

宿に戻り今度はヴァーゼムさんのメルロー2006で乾杯。これまでのツアーに参加してくださった先輩たちから手作りの名札が届き藏元さんを訪ねる準備が着々整います(*^_^*)

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到着の興奮冷めやらぬ夜でしたが11時過ぎにはそれぞれのお部屋のベットに。。。

2011-08-29

昨晩、8月20日土曜日からの7泊9日のワインツアーから無事帰国しました。

昨晩、8月20日土曜日からの7泊9日のワインツアーから無事帰国しました。

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今回は7月からひと足、早くヨーロッパに出かけ

フランクフルト国際空港で皆さんをお迎えしてのプログラムでした。


1年かけてしっかり準備を進めてきた皆さんとの充実した時間を満喫。



ファルツ地方のカステル・ペーター醸造所、ラインヘッセン地方のヴァーゼム醸造所、バーデン地方のクルンプ醸造

そしてモーゼル地方ではシュトーク醸造所、クノッド醸造所、エーマート醸造所を訪ね造り手さんに畑に連れて行ってもらったり醸造設備があるケラー(地下室)でワイン製造工程の説明を受けたり

たくさんのワインを飲ませていただく機会に恵まれました。



参加者のみなさんもふだんワイン教室で飲んでいるワイン故郷を訪ねそれぞれの発見をし楽しんでくださったようで嬉しかったです。



また私自身もひとりで買い付けに行くときには経験できないようなことも各蔵元さんで経験させてもらい、仲間がいるって素敵ですね!



ワインツアー報告はまた少しずつしたいと思います。